イギリスとベルギーという当初は想像出来なかったデビスカップ決勝戦。
やはり世界二位のマレーのいるイギリスが優位であることは変わらないですが、団体戦は何があるかわからない…
アメリカ、フランス、オーストリアと強豪国(なんとすべてグラントスラム開催国!)を下してきたイギリスとスイス、カナダ、アルゼンチンとこれまた強豪国でありながらもどの国もエースを欠いた形で勝ち上がってきたベルギーとではやはりイギリスが勝つのではないかというのを誰しもが思っていたと思います。
ツアーファイナルに出場したマレーの疲れは残っていないのか?
フランスでのテロの後、ベルギー開催で大丈夫なのか?
など、ある意味違った意味で興味を持っていました。
予想通り、初日はタイでダブルスはイギリスが取り王手!
マレー対ゴフィンのエース対決。
これがとてもいい試合でした。
2人ともクレーコートとは思えないハードヒットぶり。
どちらかというとバックハンドの方がお互いに打っていたように思います。
ゴフィンも頑張ってはいましたがマレーの方がのここぞというところでのファーストサービスの確率が高かったです。
ここぞというところで自分の思い通りのサービス打つのは実は難しいのです。
心と体が充実していて集中しているからでしょうね!
マッチポイントもゴフィンがマレーを振り回してとどめを刺してネットにアタックしたとこらを見事なトップスピンロブのでした。
思わず見ていて唸ってしまいました。
それくらい素晴らしいショット、素晴らしい試合でした。
イギリスの優勝、マレー1人で勝ち取ったような気がしてしまいますがそれ以外の選手の活躍もあってからこそです。
私の記憶のある限りですが、数年前はイギリスはワールドグループにはいませんでした。
この状況を見ると日本もまだまだチャンスがあるように思えてきました。
来年の1回戦、日本対イギリスはとても楽しみですね!