昨日の錦織圭対フェデラーの試合はとても素晴らしい試合でした。
どちらも大好きな選手なので毎回この対戦は何とも言えない感じで見ています。
しかし昨日の試合は少し意味合いが違ったように思いました。
シーズン後半をどちらかと言うと消化不良のまま終えて、最後の最後でどのような試合をするのか?
ジョコビッチに敗退してベルディヒには勝ちはしたものよイマイチらしくない勝ち方でしたから…
試合は序盤から素晴らしい攻防でした。
お互いに攻撃を緩めずエンジン全開!
どのポイントもスーパーショットと呼べるものばかりで真夜中なのに吠えながら試合を見ていました。
どのショットが、どのポイントが鍵になったのかわからない、思い出せない程素晴らしいプレイの連続でしたね。
5-7.1-4から5ゲーム連取でセカンドセットを奪った時は鳥肌がたちました。
あえて言うならばサービスだったのでしょうか?
お互いにサービスの確率はイマイチではありましたがここぞというところではフェデラーに分があったように思いまさした。
サービスゲームでのファーストポイントをあっさりと取るパターンがやはりフェデラーの方が多かったように思います。
サービスゲームにかかる時間も1分前後のが多かったですね。
そうするとレシーブゲームにいい形で向かえるように思いました。
錦織圭はこの大会でスライスの使い方が更に上達したように思いました。
決して薄いグリップではないのですがバックハンド、そしてフェアハンドでも振り回された時にスライスをうまく使っていました。
でもすごいと思ったのはお互いにハードヒットして打つショートクロスです。
打点の捉え方、回転のかけ方などが完璧でしたね。
残念ながら準決勝に進む事は出来ませんでしたが、この試合で来シーズンに向けてのいい形で終われたように思います。
楽しみですね!
と同時に年齢を重ねても進化し続けるフェデラーに尊敬の念を込めたいと思います!