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フォアハンドストロークという厄介な物

ショット

フォアハンドストロークという厄介な物
先日もグループレッスンでやったのだが

 

「フォアハンドストロークが安定しないんです。」
との生徒さんの声。
まぁ厄介ですよ。このフォアという奴は。
なぜ難しいかを考えてみましょう。
安定していない方は知らないかもなので覚えておいて下さい。

 

いつも生徒さんに言っていますが、知っているというだけで不調にはまっていくのは防げます。

 

 

・屈筋を使う動き

 

屈筋とは手を折り曲げる時に使う筋肉(上腕二等筋を主にそれ全体)を使うので安定しにくい。

よく使う動きだという事です。

 
・動作の多様性、動かしやすさ

 

上記にも関係しますが人により様々な動きをしやすいです。

よって安定しにくい。

 
・大抵得意な事が多く逆に過信し力みやすい。
これは得意な方の場合ですが強打し力みやすいので崩れやすい。

力んで作業するのでわからなくなる。

選手レベルでもメカニズムがぐちゃぐちゃの人は沢山いますね。
それでも肩、腕のスイング力でごまかす。
長い間プレイする事は無理でしょうね。
・人それぞれの個性がある
人それぞれの個性がある。
上手くいかないと自分より上手い人の真似をしてそれがまた壊れていく原因になる。

 

・フットワークに多様性がある
オールドスタイルの方スクエア~クローズ

現代の子供やプロセミオープン~オープン
自分がどっちがいいのかわからない。

(基礎のメカニズムがわからないと決めきれない)
どうやっているのかもわからない。

 
さておかしくなった時の対処法ですが
動画を一つ
構えと懐を作る

初版DVDの最初で載せてます。

 
・ 構え方

スタンスを肩幅より広めに取り、股関節を屈曲する事で重心を下げる

※膝を地面に対して90度近くに出来るようにする事で→ハムストリング、お尻に刺激が入り動き出しやすくなる
・ 懐を作る

股関節を屈曲する事で重心バランスが変わり肘を前にセットしやすくなる

→ 懐を作る事でスイングがしやすくなります。

 

(もっと詳しくはDVDもございます。初版は後20個弱のみです。ご希望あればお問い合わせから)

 

これをしっかり行いあとはゆっくり打ちます。
フォアを腕でガンガン打っている人いますがあれは崩れます。
意識しやすい腕ばかり使ってしまうので。

 

ゆっくり打つ事でボールとの感触、回転、体からの連鎖によりラケットに力が流れていく感じが掴めます。

 

是非フォアハンドの構造を知って練習して進化していきましょう!

 

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カテゴリー: ショット | 投稿者sinsuke 22:04 | コメントをどうぞ