カテゴリー別アーカイブ: サービス

サーブで肩を痛めないために

『レフティスタイル』 さんのコメントの後半部分

ちょっと気になったので話題に。

以下がコメントのその部分です。

 

 

カラオケ  ・・・・・

振り方については、ラケットが背中へ垂れてから、ゆっくり始動ですね。これが根幹。後は、枝葉末節。肝に銘じて練習します。

ただ、少し短期間にやり過ぎて肩が痛くなってきました。
腕立て伏せやストレッチをしながら、ボチボチ頑張ります。
有難うございました。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私のお話

肩を痛めないために

インパクトで右肩を上げるという方法があります。

tssr6imp

右ひじが、両肩の延長上にあります。

そうすれば肩を痛めにくいのです。

そして、それを作るために

構えで、上体を後ろに倒し、右肩を下げる。

1406srkamae

この状態で上体を回転させれば

自然に右肩が上になります。

上体を回すだけでもできるのですが

肩の高さの入れ換えなんて言われます。

 

このことは、『レフティスタイル』 さんの

最初のコメントに入っていました。

ある程度は勝手にやることなので

私が余計なことに分類してしまったのですが

そのために肩を痛めたら申し訳がない。

今日はそのための解説。

 

簡単に言うと

右腕と頭の間にスペースがないと

肩が窮屈になって、傷めやすい。

cimg0649

この形で、右腕と頭の間を触ってみると

硬く盛り上がってゴキゴキになっています。

内旋の動きも上手く伝わらない。

だからこうする。

0022

肩の線にまっすぐ上腕がつながっていれば無理がないのです。

トスを右側にすれば解決です

それとも先ほどのプロのインパクトか。

 

それじゃあ腰が ・・・

 そこのとこは

年齢と体力で、バランスを考えてみてください。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス, 傷害、治療 | 投稿者松原コーチ 19:27 | 2件のコメント

フェデラーのサーブ打ち分け法

フランカー』 さんからフェデラーのサーブに対する質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  フェデラーがサービスを打つ前後、一旦は伸びた膝が曲がる動作があります。(股関節から曲がる?)
それから、フェデラーは他の選手に比べて打球方向に対して下半身が開かないことが気になります。

何かメリットはあるのでしょうか?

フランカーより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

筋肉というものは

力が入れば縮み方向に力を及ぼす物です

だから

インパクトでがっちりブロックすれば

ちょっとくらい縮んでしまうのではないでしょうか。

自然になっちゃうことですから

わざわざまねしなくてもいいと思います。

がっちりブロックすれば

いいんじゃないでしょうか。

 

これが第1の説。

 

 federa1406j

でもちょっとだけ連続写真を見ていて感じたことだが

しっかり前向きでなくてインパクト

それでもジュースコートでクロスに飛ばすには

ちょっと身体を縮めぎみにすると行き易いのでは?

 

これが第2の説。

 

 

で、ここまで考えて、ふと思った

フェデラーはジュースコートのときはクローズド

アドコートの構えは割合オープンなのだ。

ああそうか

バックに入れるサーブ

アドコートはスピンサーブだが

ジュースコートはスライスとスピンの間くらい。

 

左右への打ち分けだが

かなりキレるスライス気味にしてフォアへ

スピンサーブにしてバック側へキックとやると

サービスボックスの幅よりも広く打ち分けてしまう。

 

フェデラーは

ジュースコートで打球方向に対しクローズド気味に構え

かなりキレるスライス気味のサーブでフォアへ

バックへのスピンサーブはその代わりややスライス気味になる。

  (そのときに、ちょっと縮んだ感じの姿勢になりやすい)

アドコートの場合はオープン気味に構え

インパクトも打球方向向き

バックは強烈なスピンサーブかフラット

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フォアへはややスピン気味のスライスサーブか

フラットっぽいスライスという打ち分け。

つまり両側のワイドに、コート外へ行くようにしっかり打てる。

 

これが第3の説だが

多分全部それなりに当たっていると思うが

私はフェデラーではないので

あくまでも推測。  テニス

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 17:11 | 2件のコメント

グリップを持つ長さは

いのりん』 さんからサーブグリップの持つ位置についての質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ様

何度かサービスについて質問させていただいた、いのりんと申します。

グリップの持ち方に関する質問なのですが、以前はグリップエンドが手のひらにスッポリ収まるぐらい長めに持っていたのですが、最近ふと気がついたら、12cmぐらい短くなっていました。(ショットの種類を問わず)

長く持てば、それだけスイングスピードの速い位置で打てることになり、特にサービスでメリットがあるように思いますが如何でしょうか?
反面でコントロールにデメリットがあるかもしれませんが。

ご教示のほどお願いいたします。

いのりん より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「長く持ったほうがスピードが出るはず」

もしスウィングの角速度が同じならそのとおりです。

1秒間に、腕やラケットのスウィングが何度進むのか

というのが角速度です。

スウィングを振り切るのに何秒かかるのか?

と考えてもいいと思います。

 

実はこの、角速度が一定ではないのです。

長いもののほうが振りにくい

短ければビュッと振れる。

どこかに最適な長さがあるはずで

多分ソレが

あのラケットの長さくらいなのではないでしょうか。

もしかしたら日本人の男子アマチュア

普通体力のおじさんなら

もっと短いところに最適値があるかもしれません。

 

10年くらい前でしょうか

長ラケというのがはやりました

1インチ、2.5cmくらい長い。

3年くらいで廃れました。

私も使いましたが

長ラケだからサーブが速くなったという話は

あまり聞かなかったように思います。

 

さて、『いのりん』 さんのグリップ

自然に短くなったということは

自然に最適値を探し出したということではないかと思います。

 

コントロールについては

短いほうが圧倒的に楽なはず。

karro1406sr

だから

そのままでもいいんじゃないでしょうか。

 

ただ打点が、ちょっとだけ低くなりますけど。

でもね、打点が2cm低いので不利になるといっても ・・・・

ところで、さっきの写真、ラケットが短く見えるトリックは

itosugita1406

普通のラケットを使う、カルロビッチでした。

 

 

以上は、サーブの話でしたが

他のショットも考え方はまったく同じだと思います。  テニス

 

いや、両方両手打ちの人は ・・・・・

 

カテゴリー: サービス, ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 17:32 | コメントは受け付けていません。

世界一のサーバーは

世界一のサーブ技術の持ち主は

鈴木貴男だと思います。

もちろん、今は少し衰えてきていると思いますので

しばらく前の、若いころの話です。

観戦したジャパンオープンで

エースを連発

鳥肌が立つほど感動しました。

 

内旋、回内を使った基本的な腕の部分

および、必修科目ともいえるリズムや流れはもちろん。

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以下、選択部分になるが

下半身のステップ  (左足をステップインします)

tssr1

ゆったりした、ひざの屈伸

tssr2

上体の捻りと肩の傾き

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身体の伸びとラケットヘッドの遅れとの位相差

  (ラケットヘッドはこの後、まだ下がります)

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インパクトのブロックと姿勢、肩の線の入れ替え。

tssr6imp

フィニッシュでのバランス

tssr7

もちろん強烈な内旋と回内

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ネットダッシュへの滑らかなつながり

tssr9

単にスピードとか、角度とかを考えれば

身長が2mをはるかに超える

カルロビッチのほうがすごいと思いますが

持っている体力を全てスピードに変える技術

なのに、精密なコントロール

鈴木貴男

人間業で考えうる、究極のサーバーです。  テニス   

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 12:09 | 1件のコメント

サーブが得意になるには

『レフティースタイル』 さんからサーブ力強化の質問

以下がそのコメントの

 

カラオケ  今(遅ばせながら)サービスにこだわって、インパクトで最大スピードがでるようなフォームを模索しています。取りあえず心掛けようと思っているのは、

トスを上げる手を上まで上げきること。(確かに、ぎこちない形とリズムのようなので)
頭上にトスを上げる時は、身体を傾け、肩の負担を減らすこと。
トスを上げた手を抱え込むようにする(錦織の写真のように但しそれをする意味はあまり分かりませんが。)
そこに、振り子のように、ゆったりと振り始めることを付け加えたいと思います。

>下半身や上体の回転などが終わり、そこから一気の腕力打ち
>ソレが 「壁を作る」 ということ。
これはどうやって確認したらいいでしょうか。鏡に映して自分で確認できるでしょうか?

少し余談になりますが、私はあまりサービスキープできません。
いいとこ、3割くらいだと思います。ですから、トスに勝っても、コートやリターンを選ぶことがよくあります。(サーブをとる時は練習のため)

皆、トスに勝つと当たり前のようにサーブを選択されますが、プロでもアマチュアでも、サーブを取ることは、それほど有利なのでしょうか?(サービス次第だと言われそうですが。)

ともかく、しばらくサーブに力を入れて頑張ります。またよろしくお願いいたします。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

とにかくシンプルに、余計なことを減らすことです。

サーブが得意になるには、以下のことが重要。

1、左手でトスを上げる。

hiza1405

  (右手は最初からここでもいい、膝は曲げなくてもいいが)

2、右手でぶん殴る。

 fini1405

  (左手は身体を使いすぎずに思い切り打てば自然にああなります)

しっかり力んじゃいましょう。

色々なプラスアルファの技術がタクサンあります。

どれもソレを適切なタイミングで上手く使えば

5%くらいよくなる。

 

適切なタイミングじゃなかったり

使い方がまずかったりすると

パフォーマンスが一気に50%くらい落ちたりします。

 

初心者だったころを思い出してください

細かいことは判らないから

左手でトスを上げ

右手で叩いてみた

コントロールは悪かったけどスピードは

テニス人生の中で一番だった。

 

その後、雑誌を呼んで研究したり

先輩やコーチに習ってから

それなりのフォームになってきたが

だんだん、スピードは遅くなってきた。

 

上の①から④までの強化策のうち

④はぜひやってもらいたいこと。

これはサーブの根幹、肝の部分です

ソレに対し

     から③の項目は

細かい改良部分

正確にできるならやればいい部分です。

もちろん根幹部分がちゃんとできているならというお話。

もしソレができていないなら

サーブを難しくするため

スピードダウンの理由になっちゃうかもしれません。

そうそう、②についてはインパクトでそうなればいいので

トスのときにあまりがんばり過ぎなくてもいいのでは。

 

とにかく、シンプルに

余計なことはやらず、実利を追求したほうがいいです。 テニス

 

 

追伸 ) トスに勝って、サーブを取る話はまた日を改めて。

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:28 | 1件のコメント

サーブのため話し続き

レフティスタイル』 さんからコメントをいただきました。

サーブのためと壁に対するお話です。

以下がそのコメントのサーブ部分。

 

カラオケ  始めて(?)鏡に映して、自分のサービスフォームを見ました。

確かに同輩の言うとおり、トスを上げる手が胸くらいの高さで止まり、そのまま打ちに行っています。
(それでトスが特に狂わないのも不思議ですが、特に困ったことはありません。)

やはり、1枚目の写真のようなポーズをつくり、最後の錦織の写真のようにもって行く方が、スウィングスピードが上がるような気がするのですが、いかがでしょうか?

多分、今回、松原コーチの仰っていることが理解できておらず、形から入りに行こうとしているのだとは思うのですが・・・。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私の解説です。

写真に関しては今回悪い例は一つもありません。

この写真も

hiza1405

ここでためれば溜めだし

あまりためない選手も多いというだけで

この形はそれなりにいい形です。

この形から、ここへ

fini1405

当然、そうゆうふうに持っていっていいのです。

いや行くべきなのです。

形で言えばまったく問題ありません。

スウィングスピードが上がります。

 

実は、私がもう1つ大切にしているのがテンポ。

振り子のリズムを使うことと

  (ゆうっくり振るのです)

いったんためてから

振り子のように、ゆったりと振り始めればいいのです。

  (上の写真も、いったんためて、ゆったりと、200kmです)

急いで振り始めてはいけないということ。

そして、腕を振り上げる時に

下半身や上体の回転などが終わっていてほしいのです。

  (そこから一気の腕力打ち)

ソレが 「壁を作る」 ということ。

そうしなければ

あの錦織のフィニッシュは生まれないのです。

ソレとトスですが

胸の高さで終わってもそれほどのデメリットはないと思いますよ。

  (まあ、ややぎこちない形とリズムが目に浮かびますが)

どっちみちその辺でリリースしないと

トスが腕のスウィングにひっぱられ

後や右に行っちゃいやすくなります。

デモ、イヤ、ソレと、もしかしたらですが

いや多分あっていると思いますが

「ユウックリ」 振り出す振り子スウィングを身につけると

全体が滑らかになっちゃう鴨

tos1405

  (繰り返しますがこちらのほうが良い例というわけではありません)

そしたらトスの腕もリリースでピッと止まらずに

滑らかに高く上がっちゃうかもしれませんよ。  テニス

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 17:48 | 2件のコメント

サーブのタメと壁

『レフティスタイル』 さんから2つの質問をいただきました。

以下がそのコメント中、1つ目の部分までです。

 

カラオケ  松原コーチ、おはようございます。
2つ質問があります。またよろしくお願いします。

1つ目は、サーブのタメについて
先日、サークルの同輩から、少しトスを高めにして、(壁を作るというか)溜めて打ったら、もっとサービスがよくなるとアドバイスされました。
そう言えば、ストロークでは、ラケットを持たない方の掌を相手のほうに向けて、少しは溜めて打っているのに、サーブはしていないようです。早速、溜めて打つようにしましたが、慣れないと中々同じようには打てないものですね。
そこで、サーブのタメについて、松原コーチの思うところをお話いただきたく思います。

レフティスタイルより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

タメって、何でしょうか?

何のためにするのでしょうか?

タメとは動作を開始する前の一瞬の静止状態でしょうか。

ですから手の平を相手に向けなくてはいけない

というわけではないと思います。

hiza1405

  (この後、手の平が向こうを向いてスウィングが始まりますが)

陸上競技、短距離のスタートで

位置について、 用意、 ドン

この用意のところがタメでしょうか。

 

トスを上げたところで一瞬、全身が止まり

形を作り、タイミングを計る。

そして合図により、いっせいに動き出す。

 

このリズム、流れが向いている人もいるでしょうし

上手く利用できない人もいると思います。

サーブの場合、現代のプロでは

むしろ、あまりタメないのが普通な気がします。

身体がフワ―と動いて、腕がバシッ。

tos1405

「壁を作る」 というのはまた別のことだと思います。

 

ひざの屈伸から始まり

身体の運動が腕へ、ラケットへと

スピードアップしながら、伝えられていく時

大切なのは

前の動きが止まること

ひざが伸び終わり

sageta1404

身体の動きが止まりつつあるところで

ラケットヘッドが垂れ下がる。

そこから腕が振り出されて

TOMLJANOVI1405sr

バシッ

 

先ほどの身体の動きが止まること

下から上に伸びきって止まり

前向きな動きも

壁にぶつかるように止まり

fini1405

姿勢をキープ。

このぶつかるための、「壁を作る」 ということだと思います。

この壁は

パワーのためにも

そしていつもいい姿勢で打つための

コントロールのためにも

重要なことだと思います。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:30 | コメントは受け付けていません。

サーブのグリップを変えた

サーブのグリップを変え

ますます上達してしまったので報告しよう

先週の土曜日のこと

サーブを打つときにグリップをたまたま

いつもより薄めに持っていた。

いいやと思いながら試しに打ってみた。

うまく振りきれ、スピンもよくかかって、いい感じ。

味をしめて、そのまま続けてみた。

肘にも負担がかからず、そのまま続けている。

 

実は私のサーブ・グリップ

コンチネンタルとは言いつつ、少し厚めに持っていた。

コンチネンタルからイースタン方向に

3分の1くらい行ったところ。

それを今回、普通のコンチネンタルか

もう少し薄いあたりか

そんなところで打っている。

 

グリップを変えると

慣れるのに時間がかかると思うかもしれないが

長い間にはいろいろなグリップを経験している

それと、ラケット面を感じながら打っていると

グリップを少しくらい変えても

インパクトの面を制御できるのだ。

 

今回の薄めのグリップに合わせるため

自然に回内を増やしている。

回内を増やすことにより

ラケットヘッドが今までよりも走って

ボールスピードがアップ

薄く当てやすいのでスピン量も増えている。

それと

最近打ち込みにくくなっていた

バックに持っていくサーブがよりライン際に狙えるようになった。

打球に関しては多分いいことばかり

しかも、肘にもいいみたい

手のひらを上向きにしたときに

肘の左端にある突起付近の痛み

回外を使ったリンゴの皮むきサーブで痛める部分

厚めのグリップでそんな動きになっていたのかもしれない。

それが肘を気にしないで打てる。

 

これでいいようなので当分続けるつもり

ますます上達してしまう。

どうしよう

伸び盛りの成長期になってきたのかもしれない。

 

グリップを変えたので、手のひらの当たる場所が変わり

薬指と中指の付け根にマメができて痛いのは秘密だ。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: サービス, 年寄りのひとりごと, 日記 | 投稿者松原コーチ 18:19 | 2件のコメント

安全に打つためにジャンプ

サーブでパワーを出すためには

ひざが伸びた時点で

ラケットがまだ振り出されていないことを

2,3日前のブログで説明した。

ar1404sr

実はコレ

パワーだけではなく

コントロールのためにも重要なのだ。

ひざが伸びて、上体もほぼまっすぐになったところが

ラケットヘッドの最下点で

 sageta1404

そこから、ラケットが振り出されてきて

いい姿勢でインパクト

impak1401

いい姿勢、いいラケットの角度

ソレがお決まりのように出てくるなら

常に同じ形になるわけだから

コントロールも安定するということ。

 

身体の動き、身体の位置で言うと

ソレがどこか?

ひざが伸び終わってから

だから、身体は浮いてしまうので

ソレは 「空中」 ということになる。

軽く、15cmか20cm

くらい飛び上がって打つと

TOMLJANOVIC2

安定するということ。

私も

特にセカンドサーブの時は

飛び上がって打ったほうが

安心して打てるので、怖くない。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:04 | コメントは受け付けていません。

ダニエルのサーブを

デビスカップ、チェコ戦、残念だった。

錦織が出ていれば ・・・

なんて思うけれど

それも含めてすべてが日本の実力

選手たちはほんとによく頑張ったと思う。

 

今回、錦織が出ていれば ・・・

の代わりに

ダニエル太郎の試合を始めてみることができた。

なかなか、しぶといテニスで

スペインで練習しているのがよくわかる。

 

これでサーブがすごければ

日本国内レベルでいえばそんなに悪くはないが

世界のトップに行くには

当たり前に、200㎞/hは越えてほしい。

まして190cmの身長

筋力をつければ

下半身なんか使わずに、腕力で打つだけでも行けるだろう。

まあ、腕だけというのももったいないので

下半身も使うとして

ちょっと気になったのが

足と腕を使うタイミングのちょっとしたこと。

 

下半身、特にひざの使い方については

こうゆうこと

強力なサーバーはすべてと言ってもいいと思うが

ar1404sr

ラケットヘッドが垂れ下がりきる前に

ひざはすでに伸びている。

この後、上体がもう少し立っていき

ラケットヘッドがさらに垂れ下がる。

 

ヒザー  (伸び終わって)

ウデー  (を振り上げ始める) のが大切なのだ。

 

そしてインパクト少し前まで

上体の動きに遅れていた

ラケットヘッドが

インパクト直前に体や腕を追い越していく。

だからこうなる。

sampuras1403

意識すべきポイントは

ひざを曲げすぎないこと

ひざをゆっくり伸ばしていくこと。

15cmジャンプして

肘を上に残すようにして

腕力で一気にフィニッシュ。

なのだ。

 

彼はすでにこんなフィニッシュの写真があるくらいなので

dt1404srfin

練習していくにつれて、腕力が付くにつれて

勝手に

実現しちゃうと思うが

(プロになる人、100位以内に入る人はそんなもの)

同じような欠点を持つプレーヤーたち

違った知識を持つコーチも多いので

ちょうどいいサンプルと思い使わせてもらった。

 

デ杯チームの他のメンバーはすべて

200km/hをクリアーしている

ダニエル太郎には

ぜひ、200km/hを当たり前にしてほしい。

そしたら来年か再来年の

デ杯決勝を ・・・           テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:00 | コメントは受け付けていません。