カテゴリー別アーカイブ: ラケット、用具他

先端のガット切れ

ジュニアのレッスンをしていると

ラケットヘッド先端のストリング

フレームに当たって、折り返している部分がよく切れる。

 

昨日も

夜のサーブ練習中

立て続けに、私の前に2人現れた。

 

どんな時に切れるのかというと

サーブやスマッシュで先端近くに当てたとき。

丈夫そうなポリエステルのストリングがブツッと逝く。

 

もともと

スウィングスピードの速い

スマッシュやサーブ

フォアハンドのフルスウィングも

フェースのセンターではなく

かなり先端に近いところで打つ。

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これはラケットやストリングの反発係数が

ある速度域を超えると急激に小さくなるからなのだが

今日はこの説明はしない。

いずれまたじっくりやろう。

 

さて

ポリストリングが切れる話の続き。

これは松原コーチの仮説で

まだ学会で認められたわけではないことを

念のため断っておく。

 

そうそう

ただでさえ先端近くで打つショットが

ちょっと間違えて

さらに先端に当たると

強烈にストリング面を押す。

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打点がセンター近くであれば

メインやクロスのストリングの

長い範囲でショックを分散する。

だが

先端近くのため

メインの先はほんの少しのところで終わっている。

だから、この方向の伸びしろは少ない。

じゃあ、クロスストリングの支えに頼ろうとすると

たいていのラケットは

先端に行くにつれ

クロスの感覚がまばらになっていき

支えてくれることがない。

 

強烈な衝撃に

メインストリングが引っ張られ

特に先端部分がほぼ固定されているため

この部分にストレスが集中する

バシッと !!!!

 

かくて、新品のポリストリングがお釈迦になる。

 

以前

東戸塚校の田村コーチと相談し

クロスの最後のさらに先に

もう1本、加えたことがある。

 

これはかなり効果があったので

この仮説にはかなりの自信を持っている。

 

選手向けのラケットは

フェースの先端まで

密度を濃く

クロスストリングを配置してもらいたいものだ。

各メーカーさんに切にお願いする。  テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 15:41 | 2件のコメント

どんなラケットが?

『通りすがり』 さんから質問をいただきました。

 

現在、固いデカラケに

飛ばないストリングをがっちり固く張って

失速させて、入れているが

 

そのご利益はそのままで

スピードアップできないか?

 

ということだと思います。

 

ながーい、コメントなのでコピーしませんが

ご覧になる方はこちらへ

 

 

 

水瓶座   さて、私の答えです。

 

冷たいようですが

そんな都合のいい道具はありません。

 

反発をよくすれば

スピードが出て、アウトしやすいし

反発をなくせばスピードは出ません。

 

二律背反で

その妥協点を皆さん探しているわけです。

 

もし、両方成り立たせるには

技術革新がなければなりません。

 

その一番はスピンです。

フォアハンドならトップスピン

ボレーならスライス

 

技術が向上し

上手くなるということも

テニスの楽しみの一つですので

ゼヒ、トライしてほしいと思います。

 

もちろん

スピンのかかりやすいラケットや

感触のいいストリングはあります。

今よりも打ちやすくなる

フレームとストリングの組み合わせはあると思いますが

それは

実際にやってみて

調整してみて

自分で探すしかないと思います。

私は

vctf97

それと

お断りしておきますが

用具に関しては

私はヨネックスと契約していますので

ヨネックスをやめて

他メーカーの製品を推すことはありません。

私が次に気になっているのはこれ

 

デモ

B社も、W社も、P社もなかなかいいものを作っていますし

最後は

自分で気に入ったのが最高のラケットです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 18:39 | 1件のコメント

プレイ&ステイの誤解

ジュニアのレッスンをしていると

いろいろな誤解を受ける。

 

一番多いのがプレイ&ステイへの誤解   天秤座

 

たいていの親御さんは特にお父さんは

普通のボールを使って

大人用のラケットで打つことを望むようだ。

そうすれば本格的な気がする。

 

だからレッドボールなんか使って

ボチボチやっていると

イライラするお父さんも出てくる。

 

デモ、ちょっと聞いてほしい

われわれコーチやスクールの

とりあえずの目標は

普通のボールを使い

振り抜いたフォアハンドをコントロールしてラリーできること。

これをどうやって達成するか、なのだ。

 

この目標を達成するのに必要な要素は

相手ボールのコースをイメージできること

ボールの打点に入ること

打点にラケット面を持って行けること

ラケット面の向きを感じ取れること

勢いよくラケットを振ること

 

これらのことが並行してできなくてはならないのだ。

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ところが

テニスは小さい子にとっては至難の業

ボールが飛んでくるところへ行くことさえ難しい。

ましてそれを打つなんて ・・・

 

だからすべての要素を簡単にしたのがプレイ&ステイ

動く範囲も狭くて済むし

当てることと振ること、狙うことが

同時に行え、進歩できる。

 

いいフォームさえ身に付ければ打てる

という考えは大外れなのだ。

そこにボールがなければ、それはただの空振り。

 

確かに

当てるだけで、ラリーすることまでなら

最初から固い普通のボールを使ってでもできる。

 

しかしここからが長くなる。

下手をするといつまでも当てるだけということになりかねない

そのうちに面白くなくなって

やめてしまう。

 

仮に強く打てるようになっても

当てるだけのテクニックがはびこり

しかもその世界では

攻撃的なプレーは日の目を見ない。

 

だからそこまで行く前に

グリーンボールやオレンジボールでも攻撃できるようにしたいのだ

いや、レッドボールでもアリだろう。

 

攻撃もできるようになりながら

より固いボールに上がっていく。

 

 

才能のある子は

柔らかボールを早く卒業すればいい。

ずうっと、プレイ&ステイじゃなくていいのだ

デモ、そのためにプレイ&ステイを使うのだ。

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レッドを軽くコントロールできるなら

さっさと、オレンジに上がるべきだし

オレンジが楽ならグリーンへ

そして通常のイエローボールへ

どんどん上へ、さっさと上がるべきだし

われわれコーチも

それを認識すべきなのだ。

 

何度も繰り返すが

攻撃的なプレーを

黄色いボールで

早くできるようになるために

プレイ&ステイのボールを使うのだ。

 

それには、プレイ&ステイの方がはるかに早い。

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コーチの皆さん

どんどんステップアップして

上のレベルにあげましょう。

 

ご両親の皆様

ジュニアのラケットは安いので

どんどん新しいのに、長いのに

買い替えてあげてくださいね。     テニス

 

 

 

水瓶座  スクール経営者としての本音

 

うちはスポンジボールも含め、5種類もボールを使っている

 

「よっぽどのご利益がなければ

あんなにお金をかけて、ボールを何種類も用意しないよな」  満月

 

 

 

カテゴリー: ジュニア, ラケット、用具他, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:28 | 1件のコメント

男子プロのラケットは飛ばない

近年

ラケットの性能が上がり

軽量化され、反発性能が上がった。

 

その結果

サーブやフォアハンドのスピードが上がり

トップスピンが打てるようになった

というお話をよく聞く。

 

だが

松原さんはこれ

全然、当たっていないと思う。

 

というのは

木のラケットの時代から

写真のパンチョ・ゴンザレスのように

男子のトッププロは200㎞/h以上のサーブを打っていたし

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ビヨン・ボルグは

現代の選手以上のスピン量でフォアハンドを打っていたからだ。

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もっと昔のロッド・レーバーやマニュエル・サンタナ

彼らのトップスピンもすごかった。

 

実際私自身も

トップスピンを始めたのは木のラケットの時代だし

その頃はスピードが出なかったとは

まったく感じていない。

 

スピンのかけ易さも全く変わらないと思う。

 

実は、最近のラケット

反発が上がったのは軽く打った場合。

 

スピンがかかりやすいラケットというのも

軽く打った場合。

フルスウィングのヘビートップスピンは

かからないラケットでも、カカル。

 

今も昔も

ボールとの衝突速度が大きくなると

多分 100~120km/h くらいか?

ボールがつぶれてしまい

どんなラケットを使っても

反発係数はほとんど ゼロ になってしまう。

 

だから

木のラケットでも、最新のグラファイトでも

でかい シャモジ でも、鉄板でも同じこと

トッププロが使えば、200km 出る。

 

もっとも

でかい シャモジ や、鉄板で

スピンがどうなるかは定かではない。

多分変わらないような気はするが。

 

ところで

これは私が、現代サーブの極致と思っている

タカオ・スズキ のサーブ

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どちらも内旋、回内を使った超現代的なサーブなのだ。

もしかしたらよりパワーのあるゴンザレス

回内の量は上回っているかもしれない。 テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス, フォアハンド, ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 19:20 | コメントは受け付けていません。

VCORE Tour F 97

ヨネックスの新しいラケットを試打した。

vctf97

ヨネックス ヴェクターコア ツアーF97

今使っている、ツアーG とほとんど同じ形

重さも310gと同じだし、バランスも

正直、大した違いなないだろうと思っていた。

YYいわく

「素早い振り抜きで、高速サープを生み出すスピード重視のハードヒッターモデル」

なんだそうで  ・・・

 

軽く振ってみると、ホントに振り抜きやすい。

ストリングのところに

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空気整流用のイボイボがついていて

空気抵抗を減らしているのだそう

で、ホントだった。

えっと思うほど、ラケットヘッドが軽く振り抜けてしまう。

ストロークのコントロール感は相変わらず良いままで

振り抜きが良くなった分

明らかにスピードが増した感じになっている。

 

もう一つの売りは

クロスのストリングが

上から2本目まで均等に並んでいること。

通常は真ん中が密で

ヘッドに行くにしたがって荒くなる。

それが、ヘッドの方が均等、つまり密になったことで

そこに当たるはずの

スウィングスピードが速いショット

サーブやフォアのハードヒットに対し安定感やしっかり感が増す。

これもヨネックスのお題目通り

ホントにそんな感じ。

サーブの振り抜きがよく

コントロール感も増している。

 

こりゃあ、使える、1発で心を惹かれた。

松原さん

用意ができ次第、切り替えるつもりになっている。

 

さて、同時に

軽量版の

VCORE Tour F 97 LG 290g と

VCORE Tour F 93 の2本も打ってみた。

93は面が小さい分、更に振り抜きはいいのだが

どうも面感覚が私の感じと違い

ストロークが捕まえ切れない印象だった。

しかし、サーブに関しては明らかにいい。

もちろん振り抜きの良さはご利益大だし

コントロールも、明らかに狙ったところ収束する。

 

Tour F 97 LG 290g については

310g とほとんど同じ感触

軽い分、さらに使いやすい

振りやすい、扱いやすい、では

明らかにこれ。

相手のボールがそれほど重くなければこれで充分。

とてもいい感触だった。

 

VCORE Tour F 97   いいラケットだ。

私の好みとしては、もうちょっと派手だとパーフェクト。

ストリングの色で調整しよう。   テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 18:08 | コメントは受け付けていません。

最適なテンション

『松研』 さんからストリングスの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  松原校長先生、いつも為になるブログ
ありがとうございます。m(__)m
さて、又図々しく質問させて頂けないで
しょうか?他に明確な回答が得られない
もので。今回は、ガットのテンションに
ついてです。あるネットにテンションが
その人にぴったりのテンションだと
プレイが格段に変わるということです。
松原先生のラケットに対する
テンションの固さの決め具合は
どうお考えなのかお聞かせ願いましたら
助かります。毎回すみません。
因みにそのネットでは打球感が
感じないのが一番いいらしいです。
私は、47-50の間に張っています。m(__)m

松研より

水瓶座  私の答えです。

「私は、47-50の間に張っています」

とのことで

ご自分の好みのテンションがわかっているということですよね。

それ以外の

例えば65ポンドとか、35ポンドとか

使ってみて

その後で47-50に戻してみる。

たぶん

プレイが格段にやりやすくなるのではないでしょうか。

「その人にぴったりのテンションだとプレイが格段に変わる」

というのはそんなレベルの話だと思います。

私の場合ですが

VCORE Tour G

ヨネックスの、「ベクターコア ツアーG」 というラケットに

ptgp120

ヨネックスの、「ポリツアー120」 というストリングを

43から47ポンドくらいで張っています。

冬は弾きが悪いので43

夏ははじくので、自分の筋肉もはじくので47くらい。

新品の時は硬いので

フォアハンドがきっちりベースラインに収まります。

半月くらいしてゆるんでくると

まとわりついて、打球が少し向こうに落ちる

もう少し我慢して

切れるか

どうしても耐えられなくなったら

張り替えです。

ラケット選びの話でもそうですが

他のショットは一切気にしない

フォアハンドのみの判断です。

パフォーマンスがフォアハンドで決まるからです。

そうそうもう一つ

きれいな明るい色のラケットとストリングでなくては許せない。

フォアが

スピードが出て

思ったところに打ち込める

そんなラケットとテンション

そして派手なカラーリング

それが良いラケットです。  テニス

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 14:27 | 2件のコメント

ラケット面のスイートスポット

『かきぴー』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチの理論はいつも明快で大変参考にさせていただいています。
初めて質問させていただくのですが、打点に関することです。打点といってもラケットに当たる位置なのですが、私の場合どうしてもラケットの先に当たりがち です。軟式上がりなもので強打が好きなのですが、しっかり構えて気持ちの良い打感を確信して打った時でも期待ハズレにガシャッてしまうことが多いのです。 時間のない時はともかくチャンスボールを高い位置から打ち込みたい時はガッカリです。
手首の角度を固定することが大事と伺っていたので、それを意識した時はきっちり当たる気はしていますので、無意識に手首の角度が緩くなっていて思っている よりも先にラケットに当たってしまっているということでしょうか?それとも前への体重移動の問題でしょうか?またはその両方?
以前は特に意識しなくても当たっていたので、どうも確信がもてません。
グリップはセミウエスタンのフラット系です。他にも意識するポイントやコツまたはチェック方法などもあればぜひご教授ください。

かきぴー より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

たぶんフォアハンドの話ですね。

私もフォアハンドやスピンサーブは

ラケット面の先端気味で打っています。

告白すると

最近、パワーが落ちてきているので

フォアハンドはセンターに近づきつつあります。

 

ところで

なぜ、先っぽで打つのかというと

テニスの物理学

ラケットとボールの

衝突速度と反発係数の問題。

簡単にいうと

遅いスウィングだと

ボールはストリングの弾きや

ラケットの反発で飛ぶのですが

早いスウィングになると

ラケットやストリングではじいてくれない。

 

ラケット面にはスイートスポットがありますが

これはゆるいスウィングの場合。

早いスウィングだと

ボールもインパクトでつぶれてしまい

ストリングの弾きやラケットの反発でという理由では

ラケット面のどこで打っても飛ばない。

 

どこも飛ばないとなると

スピードの速い先っぽの方がまだましということ。

だからスウィングスピードの速い男子選手は

サーブやスマッシュ、フォアハンドを

本人はスイートスポットと感じる先っぽで打つのです。

djok1501jast

そんな人でも

ボレーは真ん中で打ちます。

 

この現象の

ボーダーラインは時速100km位のようです。

 

まあ、そんなわけで

先っぽで打っていると

先端にそれ以上の余裕がないので

どうしても先っぽガシャリが出やすい。

 

解決法は

いっぱい練習して精度を上げる。

姿勢を良くして

ボールとの距離を正確にしやすくする。

頭をしっかり垂直にして

しっかりボールとの距離をつかめるようにする。

昨日も書きましたが

インパクトまでボールを目で追わない

こんなことしか考えられません。

 

そうそうもう一つありました

ガシャリでも決まるほど

スウィングスピードを上げる。

 

まあ

上体と頭の姿勢をしっかりとれるようになれば

特に頭がぶれなければ

自然に、精度は上がると思いますよ。   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 20:33 | 1件のコメント

Jrラケットの重さ

『daikichi』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   初めまして。
ラケットについてのお話だったので、便乗させていただきます。
息子は小学校高学年、体格はいいほうで、27インチで290グラム程度のラケットを使用しています。
しかしながら、息子が軽々とラケットを振り回しているのを見て、コーチが、300グラム程度のラケットに変えるようにと勧めてきます。
私は、いくらなんでも、トッププロが使っているようなラケットを、小学生が使用するのは、納得できないのです。
背丈も、体格も筋力も、ましてや技術も劣る子供が、プロと同じラケットを使いこなせるとは思わないからです。
伊藤竜馬選手でさえ、300グラムのラケットです。
重いラケットのほうが、身体を使って打つようになるから、とか、理由はいろいろあるようですが、その重さのラケットでサーブを打つのは、子供自身が辛いようです。
ラケットくらいは、子供が使いやすいものを使わせたいと思うのですが、思いラケットをすすめるコーチが多いのは、一体どうしてなのでしょうか?

daikichi より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

290gでも十分に重いですね。

まあ、このあたり

270gから290gくらいのラケットでいいんじゃないでしょうか。

プロの使っているモデルの

本人のモデルよりも

ちょっと大きめ、ちょっとやわらかめの

いろんなメーカーで出していますよね。

 

「重いラケットのほうが、身体を使って打つようになるから」

というのはまるで反対だと思います。

基本的には、腕を自在に振り回すことができて

その腕の振りをさらに強くするために身体を使う。

腕の振りも自由にできないようであれば

身体が動くだけで、ラケットは行かない。

当てるだけになるでしょうね。

 

よくいるタイプのコーチで

自分が使いやすいものを薦める。

ハードルを上げて、高い理想をこなす。

スキルに関しては

小学生で充分、プロと同じ要求でいいと思いますが

パワーの点では無理ですよね。

 

そこで対策ですが

1、 そんなコーチとは別れて、うちに来る。

2、 うるさいおやじになって、コーチにものを言わせない。

3、 「お金がないんですよ」、て言う。

 

そうそう、重いラケットをコーチが進める理由

自分のスクールの売上を増やすためです。

その時に、「成長してラケットが合わなくなったので」、というのが

一番言いやすいし、相手が納得しやすいからでしょうね。

選手なら、3本くらい売れますよ。

 

それとも、自分にちょうどのが、ホントに使いやすいと思っている

単純な奴だから?

そういえば、非力な女の子に

私でも無理な、超硬いラケットを使わせているコーチもいましたね。

 

そこで、アドバイス

こう言えばいいんです。

「いやー、まだいいですよ」

はっきり断れば、それでふつうは終わり。

 

もし普通じゃなければ

ぜひうちに来てください。

 

伊藤竜馬のラケット300g?

ほんとですかね

普通、プロのラケットは

後、30gくらいは、重いと思います

伊藤竜馬プロのラケット

私もほんとうのところは知りませんが。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: ジュニア, ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 21:01 | 4件のコメント

ジュニアのラケットは

ジュニアのラケットは

『hiyopapa』 さんからジュニアラケットの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   松原先生こんばんは。
今日でジュニアの道具のことで質問です。

我が家の長男は現在、26インチのジュニアラケットを使用しています。
そのラケットから最近、『シャカシャカ』と音がするようになってきました。
そろそろ換え時か・・・と思っているのですが、引き続きジュニアラケットにするか、27インチの軽量モデルにするかで悩んでおります。

123cmの身長から考えれば26インチだとは思うのですが、来年長男は5年生。試合に出れば6年生以下の部での出場となります。
となると26インチのジュニアラケットで6年生のボールに対応出来るのか・・・が不安です。

そもそも技術レベルとして6年生相手では試合にならないとは思うのですが、先々考えてジュニアラケットを選ぶべきか通常のものを選ぶべきか、どう考えればよろしいでしょうか?

よろしくお願い致します。

hiyopapa より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

どっちでもありですが

というのは27インチのレギュラーサイズでも

うんと軽いのがあり

困らないと思います。

また、ジュニアサイズの26インチでも充分いけると思います。

26でもガンガン打てますよ。

 

どっちでもいいのですが

私なら、26インチにします。

ジュニア用でも25インチ以下は

ボール捕まえた感がなく

おすすめしにくいのですが

少なくとも

ヨネックスの26インチはけっこういい

しかも、税込み、9720円と、かなり安い

ガットも貼ってある。

一般用の27インチだとこうはいかない。

どっちみち、この後

パワーが付くし大きくなるしで

すぐにラケット買換えがやってくる。

どうせ、一生ものにはならない

とりあえず今、ぴったんこの26にして

来年また考えればいいのでは。

 

来年中には大人用の27インチを買ってあげてください。

毎年、いつでもジャストフィットでいい。

だから私のおすすめは26インチです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 20:35 | 3件のコメント

中学生のストリングは

『ALICE』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  コメントではなく質問です。
どちらに質問させていただいたらいいか、わからなくてこちらにさせていただきました。ご迷惑をおかけしていたらすみません。

ガットのことでアドバイスいただけないでしょうか?
現在中2で硬式テニスをしている息子がおります。テニス歴は、小1から小4まで週1回近所の市が主催のテニススクールに行っており、中1になって学校の部 活でテニスを復活し、中2からまた市主催のスクールと県大会に出るようなお子さんがいるスクールの2つに行っております。
現在使っているラケットはヨネックスのVコアXi100です。ずっとガットはゴーセンのスーパーミクロ1.25のモノを張っていたのですが、最近市主催の スクールのコーチにレーザーゴード1.25のポリをすすめられ、使っています。市のコーチももう一方のコーチも30歳くらいの方ですが、市のコーチは男性 で、思いっきり振り切りたい打ち方をすすめる方で、もう一方のコーチは女性で、もっと肩の力を抜いてラフに打つようにすすめるコーチです。
そこで、やっと本題なのですが、この女性のコーチにポリは飛びにくいから、やめなさいと言われました。しかし、もう一方のコーチにすすめられて張ってもらったラケットなので、変えることはちょっとむずかしいので、もう一本ラケットを用意すべきか、、でもそうすると、打ち方も変わるので、困るだろうし。こういう場合、どうしたらいいのでしょうか?男性のコーチは今のポリは固くないから、、ポリがいいとおっしゃるし、女性のコーチは飛ばないから、ポリはやめ なさいとおっしゃるし。。テンションは現在ガット張り替えたばかりで53です。それと、ヨネックスのラケットはポリじゃないほうがいいのでしょうか?息子 はガットが切れるタイプではないのですが。
よろしくお願いいたします。

ALICE より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

毎月のように切れるようならポリにすればいいし

切れないならナイロンでいいのでは

というのが私の考えです。

 

ただし、どっちが本当にいいのかは

本人のフィーリング。

毎週切れるなら、ポリしか選択肢はないし

そのパワーのストローカーなら

たぶんポリの方が使いやすいでしょう。

 

あまり切れないのなら

どっちが使いやすいのか、ピンとくるのか?

もちろん色の好みも含めて判断すればいい。

 

簡単に、単純に判断すればいい。

 

だから、息子さんが決めればいいのです。

そして自分で宣言させる。

「俺はこっちが好きなんで、こっちにします」

別に、コーチの意見を聞かなければならないことなんかありません。

それで、態度のかわるようなコーチなら

そんな人とは付き合わない方が息子さんのため。

 

他人のことなので無責任  (ごめんなさい)

思った通りを言います。

 

テニスはコート上で

1人きりで戦わなくてはならないスポーツ。

中学2年で

それくらいのことが自分で言えないようなら

どうせ、ろくなもんにはなりません。

 

親がコーチに

「息子が、こっちがいいと言うんで」

と言ったら、息子さんのその後も

コーチとの関係も、明るい未来が見えないような気がします。

ご質問の中に

息子さんがどちらが使いやすいと言っているのか?

どちらのコーチの話を信じているのか?

出てこないことがちょっと気になりました。  テニス

 

追伸

私が、現在使っているラケットはヨネックスのVコアXi98です。

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そしてストリングは、ポリツアー120

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ヨネックスとポリの相性が悪いということはありません。

というか

どこのメーカーのでもポリでOKですし

ナイロンもまたしかりです。   テニス

 

カテゴリー: ジュニア, ラケット、用具他, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 10:32 | 2件のコメント