月別アーカイブ: 2017年8月

3分で泣いた。

こんにちは。
暑いので、少しやらねばならないことをサボって書きに来ました。

さて、最近の子役は、凄く上手いですよねー。先日テレビで子役の子達のレッスン風景を放映してました。

「1分で泣いてください!」といきなり言われても泣ける。どういう場面かの指示はないので、それぞれが思うまま泣くのです。
すすり泣く子もいれば、号泣あり、泣き叫びあり、静かに涙だけすーっと流す子もあり。
いろんな泣き方を自分で考えて実践していました。いつもの得意な泣き方をする子もいれば、いつもは上手くいかない泣き方にチャレンジする子もいたことでしょう。

見ていた自分は、いきなり演技なんかじゃ泣けないヤツです。
夫婦げんかしても、ここはいっそ先に泣いたりしちゃった方が可愛いんじゃね?私の有利になるんじゃね?と思っても。
出来ない。作戦は思いついたけど、遂行出来ない不器用なブリ婆です。

さて、錦織圭選手がモンフィスと戦うというので、見始めてしまった、カナダのモントリオールの大会。最近のガオ◯さんは、ダブルスを放送するのが減っているし、どーせ青山さん大活躍大優勝も無視しているのだろうから、全然見なくなっていたのですが、こういうの、見始めると止まりませんね。

錦織圭選手とモンフィスの試合は、録画せずにそのまま見ました。といっても生放送ではなくて。試合結果を知らないので精一杯錦織圭選手を応援していました。

最近、勝ててないような気がするけど、良いパターンの時は、美技満載。
でも、結果は惜しかったですよね。
エアKを拾い、頑張って走り回るモンフィスも偉いと思うけど。
ギリギリに運んだ球がジャストアウト!というのも多かったし、ソレはソレで仕方ないのだけれど。

自分の流れが来てない、相手がガンガンの時の攻守、難しいんだろうけど、そこがもう少し上手くいってればなあと思いました。ラリーの主導権を握られている時に、しのいで美技が出れば!

錦織選手の場合、途中、『考えて、予測してて、見ちゃっていてから動く』みたいに行動している時があるように見えます。昔はもっとガムシャラで、げ!そっちかよーと必死で走り、変な体勢で返していた頃の方が、なんか好きです。怪我しそうな位、走っているから、相手も安易に打てないというか。

今は綺麗なフォームのテニスで、転げそうになりながら、という感じでは打たず、あ!コレは取れないなっていう球は早めにジャッジしています。
怪我防止?
無駄を削減するのもいいと思うのですが、自分は動いている人が好きなんで。やはり、内緒だけど、本当はどこかが痛いとかかもしれません。(怪我じゃありませんように)

バウティスタアグトとフェデラーがQFで対戦だったので、録画しておきました。それを観始めたのですが。

試合開始が遅れていたので、その前の試合のダイジェストが冒頭録画されていたんです。
アグトがモンフィスに勝った試合。それから、フェデラーがD.フェレールに勝った試合。

フェレール!最近トップ10から落ちていて、あまり放映されないから、怪我でもしてるのかとか、引退したのかとか、失礼な想像をしていたことをTVの前で正座して、猛烈に反省しました。

あまりに感動し、泣いたので、そのまま書きに来ました。QFは次の休憩で見ます。

以前から、フェデラーの足運びのファンなのですが、フェレール、相変わらず走りまくりー、だけじゃない、細かい足運び、球を待ってる時もなんか躍動感があるのです。

スプリット、あ!、その前後にも軽くパタパタ。
お!(凄く遠いボール!フェデラーは鬼か?絶対無理だってー!)ズドドド、、、(無情にもセカンドバウンドを迎えた球のそばに)ズザザザザ、、、。
惜しかった!もう少しだったのに。

打たれて、その後に凄く遠いとわかった時に、
実はその前にフェレールが予測していたのか否か、予測がめちゃ外れかどうか、私にはわかりません。ただ、
事実として、取るのが不可能な位の遠いボールが、フェレール選手の守るべきコートに入ってきている!そして、彼は走るのです。

最後に取り損ねてしまう時、彼はもちろん、取り損ねるつもりで走ってきてはいないので、最後の体勢は崩れることも多いけど、でも、それまでの安定感はぱねえです(使い方、合ってる?)。

どこかの瞬間で妖怪が出現して、つき飛ばしても、地面に垂直な体勢で全体的に重心の低い状態から、グラつかないんじゃないかな。
そのフェレールに触られないような所へ打つフェデラーも凄いけど、そして、その必死で返した球を予測して最適地点に移動しておいて、打ち取ることが当たり前に出来るフェデラーも凄いけど。

とにかく、自分に流れが来てない時に、出来るだけのことを全部やる潔さ、かっこいいです。
フェレールが取った第1セットの映像は残念ながらなかったのですが、防御が素晴らしいので、あとはフェレールがビシバシやるところも見たいです。

良かった、フェレール、元気だわ、お手本だわ、あれ、才能がもの凄くあるジュニアとかに、アレ位のサボらないステップで試合してきてとか言ったら、
「そんなことしなくても勝てる!」って言われてしまうヤツだわ。

勝てない相手に勝つために、フェレールはやってると思うんです。
フェデラーとフェレールの足さばきを見て3分で泣けてしまったという話でした。

18歳のカナダの有望株も凄いですよ。

でも、素敵な勝ちパターン、美技の引き出しの中身の多さは、錦織選手だと思うんですよ。
だけど、そのフィニッシュに持っていけない時には仕方ないですし、日本のファンも求め過ぎちゃいけないと思うんです。
防戦の素晴らしさってのもあると思います。結果だけ見て、勝てる試合を落とした、みたいに安易に評価してはいかんと。でも、応援してるからこそ、もっと、とかもったいないとか。
ついつい無いものねだりをしてしまいます。

この時期も意外とやることが多いのに、ついサボってTV観戦して勝手なこと考えて勝手に泣けてくるブリ婆でした。

フットワークかー。下半身かー。
座って、TV観戦して、下半身退化させてるわー。
今現在のテーマ、
『強いヤツに勝つ』じゃない、『強いヤツは勝っておいてください』です、
テニスが他人ごとです。いかんです。
とりあえず、リハビリします(^^)、頑張っていきましょう!

カテゴリー: テニス・観戦 | 投稿者ブリ婆 | コメントは受け付けていません。

残暑お見舞い申し上げます

立秋過ぎたので、このご挨拶で合っているはず。

夏は終わったー。秋が来たー。早くテニスがしたいー。

と思うだけで、7月25日の練習を最後にサークルレッスンは夏休みに入ってしまい。

じや、筋トレしようかとか、素振りやろうかとか考えていたはずなのに。

この2週間で筋トレしたのは、1日おきくらい。素振りにいたっては、2回のみ。

そういうヤツです、自分。

「私は ◯◯」シリーズにも飽きたんですけど。

まぁ、私は怠け者、コレです。

若い頃、自主的にキチンと生活出来そうにないので、どこか牢屋みたいな所に入った方がいいのではないかと思いました。
就職した時も、どんどん仕事が自分に来た方が良い方で、暇だと普段の怠け者がバレてしまうので、必死にやっていました。

自営業に向かないタイプなのかも。命令されたポチの方が好きなのかも。

テニスでも、受け身で習いに行くってすごく楽。今日は何かなー?って楽しいですし。
最初、スクールに行った時も、言われたことをこなしてれば、
『完了』になって、バリバリテニス出来ると、本当に思っていましたから。
初心クラスで優しい男のコーチが、自分の打ち易いところに打ってくれてすごく楽しくて、そのまま上手くなると思っていました。

本当、ブリ婆、素直にアホなんですよ。
周りの生徒さんとラリーしてる時も、相手の打ち易いところに球を打つのが良く、ガツガツ打っていくのは意地悪いのかと思っていたし、たまに初めての人が来ると、ただ嬉しくて、さらに気を遣っていたりしました。
上級者の方も皆様、優しい人ばかり。

でも、ある日、諦めようと思っていた球を打ち返したら、楽しかったのです。上手く返球出来なかったとしても、そこでいつものように、みんなの予想通りにポイント落としてしまった時も、悔しかったけども、なんだか楽しかったのです。

そして、優しい男のコーチさん達のレッスンを受けに行かなくなってしまいました。
『ブリ婆さんに安全に、楽しいテニス気分を味あわせてあげよう』としてくれているのにね。
文句があるわけではないし、およそ、私が張り切ってテニスをやってみているつもりでも、見る方がみると、まだまだ身体を全部使えてなくて、手打ちだし、脚の筋力も無いし、体幹もグラグラ。

でも、最初からダメと決めつけられるのは嫌でした。
なんで?
私は怠け者で、誰かに決められて何か命令してもらって、ソレが心地よいんじゃなかったの?

他の才能ある主婦の方のように全レ大会に参加できる人を目指しているのではなくて。

私は、あのダメダメな瞬間に必死で球を拾いに行き、失敗してもベスト尽くして凄いよ、と自分で自分を褒めたいくらいの気分を味わって、そして、他力本願な甘えた自分を少しづつ、納得のいく人間にしてやりたいなと。

『ブリ婆さん、なんか未だに初心者なんだってね〜』と思われるのが以前辛かったけど、今は、自分でもキチンとショットを打てないけど、前向きな良い初心者になれてきた!と胸を張れます。

現在、尊敬しているコーチにも、ストロークは打てず、ボレーの方が少しマシと思われているけど、自分では、自分にキチンとしたストロークを身につけられるように応援してやっています。

少し前になりますが、NHKの、最強コーチが子供たちを教えるという番組をチラッとみました。

「昨日の試合、どうだった?」と聞いたコーチに普通に子供が「ベスト8(だったかな、ウロ覚え)」と答えました。
コーチは、結果を聞いているのじゃなかったのです。

そして、大切なのは。と番組を通してコーチが伝えたかったのは。

楽しかったかどうか。(投げやりになってしまわないように)

練習でやってきたことが出せたか?(試合中、トライしたか?工夫したか?試したか?)

でした。ミスすると、口を尖らしてヤケになっている子を叱るわけでもなく、ミスは終わったことだから、と。ラケットを投げても、ラケットのせいじゃないよ、その後、投げやりで球を打つのはもったいないよ。と。
ソレがキチンと伝わって、ミスしても、自分の悔しさをこらえている子にもらい泣き。
頑張ってるからこそ、腹は立つし。
こらえて勝ったけど、凄い、褒めるわけではないのです。
どーだい?コーチの言った通りにやると、上手く出来ただろう、とか言わないのです。(私なら絶対言う)

後半は、ガマン強くやっていたねーと。
というより、その子を一生懸命にラリーで工夫して振り回して惜敗した子の方を先にたくさん褒めていました。

試合結果より、過程を重視。 勝っても、あまり工夫していない子には楽しかった?良かったけど、もう少し、◯◯してもいいんじゃないかなぁ?
押し付けない。

子供たち1人ひとりを選手として、リスペクトしてくれているのが伝わってきました。

ブリ婆には子供たちと違って、未来も可能性も乏しいけど、趣味としてテニスをしていく上でも、とても元気づけられました。

工夫して、最大限頑張ってみるって、絶対楽しい!
そして、そのためにも、地味でも筋トレ。身体も硬いし、柔軟運動を。

自分をしつける、だけでも大変です。暑いし。

まぁ、ほどほどに楽しく。

皆様、どうか夏を満喫して、乗り越えましょう。

あー全レ大会、早く見たいです(^^)。

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