ライジングの秘密

朝、というか明け方に眼が覚めたらものすごく胃が重くて気持ち悪いので一旦は起きて胃薬を飲んでもういちど眠りました。

次に起きてみると、やはり未だ胃の具合が調子わるくて身体も何か不調気味で困りました。

どうやら明け方に気温が下がったのに、布団もかけず薄手の夜着で寝ていたのがいけなかったようです。

それで朝のレッスンに入ると身体が重くいまひとつ動きが遅い感じでした、でも今すごくフォアハンドの新しい打球方法が掴めそうな状態なのでぜひとも打って試しておきたいところです。

それで怠いのもかまわずラリー練習に加わってみたのですが、アップも不十分でまるで身体が言うことをきかず新打法どころか今までの打ち方すらおかしいなんて不甲斐ないことで残念でした。

まぁ元から自分は朝は苦手でスロースターターなので、たとえ普段の健康状態であってもそんなものなので、朝一からすぐに調子よくガンガンと良いボールを打てる方が羨ましいです。

これって性格的なものも多分に影響を及ぼしているようで、つまり呑気な人は調子が上がるまでゆっくりでせっかちなタイプはすぐに臨戦態勢にもっていけるらしいです。

何度か話している僕のテニス師匠は完全に後者のタイプで、朝の一つ目のクラスでたとえばデモンストレーションでサービスを打つとほんの2~3球で小さなターゲットに必ず当ててしまう達人でした。

そんな師匠はものすごくせっかちで、ランチを一緒に食べにいくと土日などで店が混んでいると並ぶのが嫌いです、それで店員さんに「どのくらい待ちますか?」と聞いて「あと5分ほどで一組のお客様がお出になると思います」と言われ待つことにします。

それでその5分ほどが経過すると、師匠はもうさっさと立ち上がって「ダメだ、他にいくぞ!」とまだ10秒くらいしか5分を過ぎていないのにあきらめて店を出る。

そんなことをひどいときは何軒もはしご?して、ついには「もう今日はコンビニの弁当にしよう」と言ってこれまたさっさとセブンイレブンに入って海苔弁当を買って「ほらもう先にいくぞ何を迷っているんだよ」とちょっと本気のプチ怒りモードです。

そんな超せっかちな師匠のテニスでの得意技はその頃はまだ珍しかったライジング打法でした。

つまり、あれは人一倍せっかちな師匠がボールが十分に弾み上がるのを待てないことから生みだした秘技だったというわけです!


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 17:31 | コメントをどうぞ