張り替え注文やチューニング加工を受けて仕上がったお客さんのラケットを試しに振ってみるのですが、そういう時にたまに(あれっ、このラケットめちゃくちゃ良いなぁ!!)と思わず感動してしまうことがあります。
特にチューニングが上手くいった場合にそんなことを感じるわけです。
昔のラケットに比べたら最近のものは完成度が高く,市販状態でも充分に良いのですが、概して軽めな傾向が強いです。
だから重りをバランス良く付けてみると、昔かたぎのプレイヤーには堪らない絶妙スイングウェイトとなるわけです。
先ほど加工して張り上げたラケットもそんな重め好きには堪らない逸品という仕上がりに,とてもしびれたと共に満足しました。
ただ、持ち主の方が実際に使ってみてどうだろうかは、また少し変わってきますけどね。
でもあの振り抜きの納まりの良さは、自分で加工しといてこう言うのも何ですが…秀逸です!!