日別アーカイブ: 2014年6月11日

上手に出来たら素直に喜ばないといけません

テニスのレッスンでコーチングした後に劇的に出来るようになったり、もしくは矯正が上手くいった時にそれについてのその本人が見せる反応は人によって大きく異なるものです。

まずどんな反応がいちばん多いかと言うと、僕の経験ではだいたいの方が俄に打てるようになったことに対してすぐには信じられずに首を傾げ不思議そうな顔をするというものです。

こちらとしてはもっと喜んで嬉しそうにしてもらいたいのですが、残念ながら半数以上はこのリアクションが現実です。

なんでそうなるのかと言うとまずそうした方が、そもそもある種類のショットが打てないとか苦手にしている原因が頭で理屈を考えて何とかしようとするタイプなのです。

つまりその問題となる何かの打球方法について「1+1=2」みたいな納得が出来ないとダメみたいに考えているから、「野生のカン」的な閃きプレーなんか認められないようです。

だから僕のようなテニスに限らず何事も、理屈や論理よりもそうした「野生のカン」の赴くままに生きているコーチのワイルドなサジェスチョンで突然に打てるようになっても(えっ、今のはたまたま偶然の産物でしょ、どうやれば良いかわかったわけではないからダメだ・・・)と思うのでしょう。

そんな「マグレ当たりも実力の内」なんて言葉がありますがあれは真実だと考えられます。

マグレに思えるようなことは実は潜在意識とかスポーツ脳と呼ばれる部分に記憶されている、完成途上のその人が獲得しつつある新しいプログラミングなのです。

だから顕在意識で納得できないからそこで確認できるような動きの分析をしたいと思ってしまえば、言ってみればその時点で本来使うべきCPU(中央演算装置)の選択が間違っているわけです。

まぁ小難しいこと長々と書きましたが、とにかく上手く出来たら単純に喜んでそれは自分の能力が向上したのだと素直に認めてやらないとせっかく獲得しつつある運動プログラミングの完成が遅れちゃいますよと言うことです。

逆にちょっと出来ただけなのにあまりにも有頂天で「それだけで万歳三唱かい?!」と言う方もそれはそれで問題ありですが、出来たのに苦虫を噛みつぶしたみたいな顔するよりはずっと良い反応ですね :24 ワハハ:

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:39 | コメントをどうぞ

ボールを打つのに必要なのはやはり筋肉かな

最近なにかサービスが調子よくて、自分としてはけっこうボールが走っているという感じがしています。

理由はきっと筋トレで上腕三頭筋を少し入念に鍛えているからだと思います。

やはり筋肉はちゃんとトレーニングすると効果が如実にあらわれるものだなと実感しました。

この頃あまり脚のメニューをこなしていないので今後はスクワットを少し増やして脚力アップを目指したいと思っています。

ところでスクワットでどのくらいの重さを筋トレ上級者は持ちあげるのか?

まぁ上級と言ってもいろいろといるのですが、僕のよく行くジムのなかで最高重量なのでは無いかと思う人は何と160キロくらいを挙げていました。

身長は175くらいですが身体の太さはものすごくてまるで樽のようです。

あのくらい無いととても160キロのバーベルなんて使えないでしょうね。

でも以前は僕も100キロくらいはそれほど苦もなくこなせていたのですが、今はどのくらいでしょう。

70キロくらいかな?それでも自体重よりけっこう重いですから気をつけないと潰れちゃいます。

テニスで走り回るのにそんな重さは必要ないかもしれないけど、きちんとスクワットしていると走りだけでなくサービスでもその脚のパワーがはっきり出てくるから面白いです。

いちばんきちとん筋トレしている頃に「生涯で最高のフラットサービス!」を打ったことをはっきりと憶えています。

その時に「やはり筋トレはとても重要だ!」とつくづく思ったものです、だからほんとはレッスンを受けて頂く方に真のレベルアップを目指すならばぜひとも筋トレをしてもらいたいといつも思っているのです。

でもコートで出来るとしたらせいぜい腕立て、腹筋、自体重のみのスクワットくらいしかありません。

理想はコート脇にジムがあってボールを打つのに必要な筋肉を刺激して鍛えて、すぐに実際にオンコートで打球練習する。

そしてまたジムに戻ってその筋肉に持久性をつける筋トレをして終わる。

確かアガシがそういう練習メニューをしていたという話を読んだことがありますが、そんなテニススクールが出来たらスゴイと思います。

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