今月末からいよいよ始まるウィンブルドンでの戦いに向けてトッププロは天然芝コートでのトーナメントで調整をスタートしています。
ドイツのハレーで今おこなわれているゲリー・ウェバー・オープンもその一環として名うてのトップ選手が多く出場しています。
錦織選手がそこでモンフィスに勝ったというニュースはとても嬉しいニュースで、こないだの怪我はほぼ治ったようでこのまま再発せずに全英に向けてまた大躍進をスタートさせて欲しいものです。
ところでその錦織が怪我のためにあと一歩でもしかしたら勝っていたかも知れない対戦者のナダルが、クレーから芝への調整がまだ十分ではなくあっさりと敗退してしまったそうです。
その相手と言うのがとてもユニークな選手でジャマイカ出身の今はドイツ国籍となっているダスティン・ブラウンといいます。
何がユニークかと言うとそのヘアスタイルがかなり長髪のドレッドヘアだということなのです
かつてアフリカン系フランス人選手のヤニック・ノアという選手がいて彼もドレッドヘアでしたが、フランス国籍だけあって雰囲気はそれほどワイルドではなくむしろ小綺麗で紳士的なプレーヤーでした。
しかし、このダスティン・ブラウンは昨年までジャマイカ国籍でおそらく生粋のレゲェ天国育ちということで、見た目も完全に「テニスするボブ・マーリー」そのものです。
ウェアの胸に何やらドクロマークがついたTシャツを着て、腰まで長く結われたドレッドスタイルの髪でコートを駆け回りあのナダルを倒してしまったのですから、なかなか今後が楽しみな注目選手の一人です。
ウィンブルドンでも活躍して錦織選手と対戦なんてことになると面白いと思います。
「孤高の侍VSレゲエ戦士」そんなシーンがぜひ実現してくれると素晴らしいですね