昨晩のおそくに長男が慌てた様子で「ビワの木になんか変な動物がいてビワの実を食べている!」と叫んでいました。
行ってみると確かに大きな猫のような生き物がビワの木に登っていて、こちらをジッと睨み返すかのように見ていました。
その顔つきは明らかに猫でも犬でもなく、あまり見かけない生物で長男は「これ何?タヌキ?アライグマ?」と怪訝そうに呟いていました。
僕も何だかよくわからなかったのですが、以前に誰かがFBに投稿していた時のものと同じかなとその微かな記憶でネット検索してみたら当たり!でした。
ハクビシンというジャコウネコ科の生き物で繁殖率がひじょうに高く最近はとても増えているそうです。
うちの近くにはちょっとした森を擁する公園が二つほどあるので昼間はその中で暮らしていて、夜になると餌を求めて住宅街を徘徊するのだと思います。
しかし、こうした外来種はペットとして飼われていたモノが捨てられたり逃げ出して野生化したので既存の日本固有種の野生動物などが住み処を奪われたり絶滅の危機に追い込まれてしまうという困った現状があるようです。
確かに最近は以前かなりの数を見かけた野良猫が激減している気がします、もしかしたらハクビシンに子猫が襲われて数が減り始めているのかも知れません。
島国の日本にはこうした外来の強い生き物に簡単にやられてしまう稀少生物が少なくないでしょう、そして野生の動物だけでなく我々、日本民族という人間たちもワイルドな外来民族にいつか追いやられてしまうようになるのでは・・・
自然淘汰という大きな流れには誰も抗うことは出来ませんから、もしもそんなことになるのならばそれはそれで仕方ないのでしょう。
そんな心配をまずはサッカーワールドカップでの活躍で払拭してもらい、その流れに続いて我らがミスターKにウィンブルドンで「日本男子ここにあり!」という存在感を大いにアピールしてもらいたいものです!