スピード感と言っても、ボールのスピードではありません。
日本のテニス(硬式テニス)の扱いの話です。
先日、全仏での錦織、大坂の活躍が、日本のテニスの普及へつながっていないと、日本テニス協会が困窮しているという記事を読みました。
以前から思っていましたが、まず、テニスを行う機会がないと底辺から普及していきません。
せっかく、小学生からテニススクールでテニスをはじめても、中学ではソフトテニスが圧倒的で、中断されてしまう。
中学からテニスを始めようとしても、ソフトテニスになり、高校でテニスに転向しても、プロとなるには、遅い。
その原因のひとつに、中体連加盟は、ソフトテニスで、テニスは加盟していないことがあると思います。
やっと、中体連への加盟の動きが出ましたが、準加盟が2021年で、正式加盟がその3年後とのことです。
準加盟の2021年ということは、せっかく東京オリンピックで盛り上がるだろうに、その翌年です。
さらに、2021年の3年後に、正式加盟、もしかすると、現在29歳の錦織は、34歳で、引退かもしれません。
あまりに、スピード感のない動きで、何か、特別な力が働いているのではと勘ぐってしまいます。