カテゴリー別アーカイブ: テニス技術

フォーメーションと試合のための練習

再度、スクール内女子セミオープンダブルスで気づいた点です。
(自分の勉強を兼ねて気づいた点なので、出場した方、気に障ったら、ご免なさい!)

皆さん、練習では、ダブルスのフォーメーションは身についていると思いますが、やはり試合で、競り合う場面では、普段とは別の動きが出てしまうことがあります。

私が特に記憶に残っているのは、ちょうど、画像のような場面です。

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奥側が雁行陣で、手前が並行陣(ミニ雁行陣)の場面で、ボールが奥の雁行陣の後衛へいった場面でした。

原則は、奥側の雁行陣の後衛に対し、手前の並行陣の左側の方は、前衛として、ネットへ詰め、そのペアは、後衛として、サービスライン辺りで備えることになります。
そうすると、画像のようなフォーメーションとなります。

これであれば、奥の後衛は、打つ場所が限られ、手前の並行陣有利となります。

しかし、私が見た試合では、並行陣が逆パターンで、相手後衛に近い方(左側の方)が、サービスライン辺りで、そのペアの方(右側の方)が、ネットに近い位置にいました。

そうすると、相手後衛は、クロスのパス、クロスのロブ、ストレートのパスと、いろいろと打つ場所が広がります。

こういう場合、私が後衛のときは、クロスのパスを打ちますが、まず、ノータッチエースとなります。

この試合の相手後衛の方は、ストレートパスを選択しましたが、やはり、ノータッチエースとなりました。

フォーメーションの位置で、失点するか否かになりますので、やはり大事だなと、そして、練習で出来ることを、いかに、試合で出来るようにするかも大事だなと感じた次第です。

私の最近のモットーは、練習のための練習はしない、試合のための練習をするを、心がけています。

細かいことでは、2バウンドのボールは打たない、取れそうな短いボールは全力で走る、打ちやすいボレーはしない、そして、相手側に行ったボールの位置により、自分の位置を変える(フォーメーション維持)を心がけています。

もっとも、あくまで、自分のための練習の時間でです。

相手のための練習の時間は、状況に合わせて、打ちやすいボールを打つよう心がけています!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:36 | コメントは受け付けていません。

スイングスピードの変化

先日、スクールの女子セミオープンダブルスがあり、サークル仲間から4名出場していて、いつもの、スーパー立ち寄りを兼ねて、応援、観戦に行ってきました。

結構、競っている試合が多く、これは、出ている人は、プレッシャーがかかる場面だなと思って見ているときに、気になることがありました。

サークル仲間ということではなく、全体なのですが、プレッシャーがかかった場面で、ミスしている時のスイングスピード、それも、ストロークとサーブですが、スイングスピードが落ちているように見えました。

出ている人は、サークル仲間以外もだいたい知っている人で、普段は、たとえミスするケースでも、振り切って打っている人が、試合の緊張感のなかで、スイングスピードが遅くなり、結果、いつもと違うミスをして、失点していると。

いつもと同じフォームで打つのに、スイングスピードが遅くなれば、当然、タイミングがズレ、ミスにつながります。

サーブでは、ラケットヘッドの回転がゆっくりに見え、ストロークでは、置きにいくように見えました。

ただ、ボレーは、瞬時に打つショットのためか、そうしたことは見えませんでした。

時間的余裕のある、サーブやストロークでは、競る展開で、緊張、プレッシャーから、振り切れないので、スイングスピードが遅くなったのかもしれません。

そんなことを感じ、自分も気をつけようと思いながら、約3時間のスーパー立ち寄りを終えました!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:43 | コメントは受け付けていません。

レオの異色技術論(ペア練)

そろそろ暖かくなる季節になりますが、試合に出ることも増えてくると思います。

最近は、私もダブルス(男子、ミックス)中心で、そうなると試合に備えた練習としては、ペア練習として、ペアでゲーム練習をすることが普通と思います。

もちろん、ペアとしての動きを確認、練習していくことは大事で、私も行うようにしていますが、

ペアでゲームをしていると、こちらの動きに気がいき、意外とペアの動きが見えていないことがあります。

そこで、ペアを組んでのゲームと同じ位、重視していることがあります。

それは、自分のペア(男子、女子)とゲーム形式で対戦し、観察することです。

ペアが対戦相手側にいると、どういう動きをしているのかが良く見えます。ペアは、どういうボールだと決めるか、つなぐか、ミスをするか、左右に振られたとき、前に短く落とされたとき、深く下がらされたとき、どう追うか等々です。

逆に、自分の動きは自分では分かりにくいので、ペアの方に私の動きを見てもらうと。

お互いに、これが出来ると、そのペアに合った動きが自然と出来てくると思います。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:58 | 1件のコメント

少し改良サーブ

サーブの改善では、球種とか、1.5サーブとか、取り組んできましたが、先日、面白い発見をしました。

先日のサークルで、コートが後半1面空いたので、サークル仲間と、1対1で、サーブリターン練習をしました。

その方は、フォームを変え、右手のテイクバックを先に完了し、その後、トス上げるスタイルに取り組んでいたのですが、結構、いいサーブがきました。

次の画像は、かなり極端ですが、イメージはこんな感じです。

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その後、私も真似をして、意識としては、やや右手の動きを先行させてからトスを上げて打ったところ、意外と威力のあるサーブが打てました。(見た目は、あまり変化がないかもしれませんが、意識としては、右手先行の動きです。)

しかし、練習で打てても、ゲームで打てないこともあるので、早速、その後2ゲームで試したところ、これまた意外と威力のあるサーブが打て、いずれもサーブキープ。

ちなみに、その方がリターン側のゲームもあったので、感想を聞いたところ、いつもより、重たいサーブが来ましたと。

これは意外といいかもと思いましたが、クイックとのタイミングが少々課題で、自分のサーブとするには、もう少し時間がかかりそうです。

特に、ダブルと元のサーブに戻そうとなってしまい、暫くは、我慢して、このサーブを続けていこうかなと!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 22:20 | コメントは受け付けていません。

バックハンドのオープンスタンス

速く、遠い所のボールを打つときに、フォアであれば、最後、右足を軸に、オープンスタンスで打ちますが、これは結構、得意な方で、追い込まれたのを切り返すことが出来ます。

問題は、バックです。両手バックの方は、今度は、左足を軸に、オープンスタンスにすれば、両手バックのリーチの短さというデメリットをカバーして、切り返しが出来ます。

しかし、片手バックの場合は、オープンスタンスは、いわゆる、腹切りショットとなるため、右足を踏み込んで、クローズかスクエアスタンスで打つことになるのですが、速く、遠く、追い込まれたボールを打つのが難しい!

右足を踏み込むと、振り遅れてしまい、切り返しではなく、逃げのボールを打つのが、精一杯と!

と悩んでいたとき、全豪決勝のフェデラーの試合を見ていて、ビックリ!フェデラーはバックで追い込まれると、オープンスタンスで華麗に打っています。

その後、動画や画像でよく見ると、完全なオープンではなく、セミオープンスタンスですね。
次の画像は、全豪ではありませんが、分かりやすかったので、

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両方とも、(セミ)オープンスタンスですが、体はしっかりと回しています。

つまり、体を回しているので、右足を出すクローズドスタンスと態勢はほぼ一緒で、打てていると。

特に、目立つのがリターンのときです。やはり時間がないので、このセミオープンスタンスが時々見られます。

で、これに気づいてから、最近、無理に右足を出す状態になりそうなときは、このセミオープンスタンスを取り入れています。

まだ、完成とはいきませんが、より幅の広いテニスが出来るように、精進です!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 18:26 | コメントは受け付けていません。

レオの異色技術論(トスを上げ直さない?)

正直、今回の異色技術論は、全くお勧めしませんが、私のテニスのスタイルの中では、染みついてしまっているので、ご紹介まで。

私、サーブのトスの上げ直しを、ほとんどしません。
一番長いテニスをしている時間は、サークルの4時間だと思いますが、その4時間中、多くて1回あるかどうかです。

なぜか。まず、トスが乱れるのは、上げ方に問題がある(手首を使う、指でひっかける等々)、次にボールが空中ある時間が長ければ、乱れる可能性も高くなる、さらにアウトドアでは、風の影響も受ける。

私のサーブはクイツクで、トスが上がりきる前か、遅くともトスの頂点で打っているので、大きく乱れる前に打っていること。

もう1つは、乱れたトスを利用していること。
通常は、斜めに構えた体の前(つまり、斜め前)にトスをしています。

この通りに上がると、軽いスライス系サーブになります。
で、トスが乱れたら、

通常よりさらに右にいったら、ばっちりスライスサーブで、この場合は、相手のフォア側サイドライン際へボールが行きます。

正面に上がったら、フラット系サーブで、この場合が一番スピードが上がります。

さらに、後方に上がったら、ややスピン系サーブで、この場合、相手のバック側へボールが行きます。

打つ前に狙っている場所と、トスの上がった場所で、サーブの種類が自分でも意識せずに変わっています。

私のサーブは、剛速球や強烈スピンでもないのに、意外とリターンミスしてくれるのは、クイックでタイミングが取りずらいのと、この上がったトスによりサーブが異なることもあるのかなと思っています。

なお、私がトスを上げなおすのは、右手と左手の動きのバランスが崩れたときです。
このときは、トスを上げた直後に、もう打つのをやめています。

以上、お勧めしない、トスを上げ直さないでした!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:25 | コメントは受け付けていません。

スーパースライス?

今年の最初のスクールレッスンで、担当コーチから、スクール生各自へ、それぞれの特徴や課題等々が記載された、年賀カードが渡されました。

私が貰ったカードは、次のものです。

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スーパースライス?

コーチに確認したわけではありませんが、私の想像では、昨年後半から教わっている、スーパーバクスラと思っています。

今までも、バクスラは私の1つの武器ですが、相手のタイミングをずらしたりして、ミスを誘うもので、攻撃と防御の中間的なものでした。

レッスンで、その期の課題と多少違うところもありますが、コーチとのボレスト(私がストローク)では、バクスラ中心で、今までのバクスラより、さらに攻撃性を増した、バクスラ(=スーパースライス)を身に付けようと教わっています。

練習では打てるようになりましたが、まだ確率が今一歩で、実戦の試合で使えるレベルには、なっていません。

ただ、これが完成すれば、2種類のバクスラを使え、より幅広い、懐の深いテニスが出来るかなと思っています。

サイヤ人から、スーパーサイヤ人になったり、スパーサイヤ人ブルーとなったりと!

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継続して、練習と実践(実戦)で、スーパースライス=スーパーバクスラ完成を目指します!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 17:37 | コメントは受け付けていません。

地味な基礎練習も大事!

先日のブログで、久しく(20年以上)行っていない練習として、テニスプレイ前のステップ練習(前進、後進、サイドステップ、クロスステップ)を記載しました。

そして、その直後のサークルでは、20年ぶり以上に、コートで3周ほど行ってみて、自分の体は忘れていないなと感じました。

さらに、さらに、その後のスクールレッスンで、今期のテーマがフットワークで、ステップを踏んで打つ練習をしていましたが、

特に難しさも感じず、いつもどおり、ステップを踏んで、ストロークを打っていたところ、担当コーチから、ちゃんと出来ているのは、レオさんだけですと、お褒めの言葉をいただきました。

40歳位まで、ほぼ毎回取り入れていた練習なので、本当に、体が覚えていてくれたようです。

地味な基礎練習ですが、こうしたことも、意外と大事なんだな~と思った次第です。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 21:47 | コメントは受け付けていません。

レオの異色技術論(バクスラ編)!

スライスは別に異色でもありませんが、私のテニスのなかでは、特色があるショットかなと思っています。

これも、やはりテニス(硬式)を始めた時がポイントで、当時のトッププロ(レーバー、ニューカム、ローズウォール等)は、皆、バックは、シングルハンドでした。

その中でも、ローズウォールのバックは、スライスで、その美しさから、憧れてしまい、真似をして、バクスラへと進みました。

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その少し後に、コナーズ、ボルグ、エバート等の両手バックがテニス界を席巻しましたので、テニスを始める時期がもう少し後だったら、私のバクスラはなかったかもしれません。

で、いつもの短所と長所ですが、

短所は、
まず、高いバウンドのボールが打ちにくい。こればかりは、力が入らず、とりあえず返球するだけとなってしまいます。

次に、スピードが出ない(フラットやトップスピンに比べると)、コートの種類により、適度なバウンドになってしまう等があります。

長所は、
ボールが滑るので、コートの種類により、低い弾道となり、相手がタイミングが取りにくい。

次に、逆回転がかかっていて、ネット際でボールが軽く上昇します。これが、ネットプレイヤーのタイミングをずらし、ボレーミスを誘発します。

まあ、今更、両手では打てませんが、振り返ると、バクスラを選んで、私は正解だったと思います。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 22:51 | コメントは受け付けていません。

レオの異色技術論(クイックサーブ編)

今回の異色技術論は、クイックサーブです。(クイックサーブを打っている人も、ままいますが)

これも、高校の軟式テニス(およびそれ以前)にまで遡ります。

当時(今は知りませんが)の軟式テニスは完全に後衛と前衛が分割されていて、私は、前衛でした。

そして、軟式の前衛は、ネットプレーが90%以上で、あとはリターンだけでした。

つまり、サーブは全く打っていません。

さらに、小学生~中学生の、一般的に野球を経験する年頃に、野球経験がなく、ボールを投げる動作を経験してません。

(じゃあ、スポーツで何をやっていたかというと、小学生の時は卓球、中学生の時は陸上単距離でした。)

大学で硬式テニスに転向すると、まずはサーブが打てないと試合になりませんが、どうにも上手く打てませんでした。

左手とラケットを持つ右手を大きく回し、バンザイし、ラケットを背中に落とし、ボールを打ちにいっても、タイミングが合わず、サーブになりませんでした。

そこで、なるべくコンパクトに、動きを少なくすれば、タイミングが合うのではと、ラケットをいきなり肩に担ぎ、そこから打ちにいく、クイックにしたところ、上手くタイミングが取れました。

20180112

では、クイックサーブの短所と長所ですが、

短所は、スピードサーブが打ちにくい。ためが少ないので、力が集中しずらく、剛速球は難しいです。
(ロディックのような例外もいますが)

長所は、(アウトドアで)風や太陽から受ける影響を少なくすることが出来ます。
また、動きが少ないので、ミスをする確率も少ない(かなと思っています)。
さらに、レシーバーがクイックになれていなく、リターンのタイミングがとりずらく、ミスを誘いやすいと。

やや変則サーブですが、もうこれ以外では、サーブを打てなくなっている、私のクイックサーブです。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 08:29 | 1件のコメント