月曜日
錦織圭戦のB8決めの日が雨とはありがたい。午後から曇り小雨となったのでホームコートに電話を入れるとレッスンはやっていると返事はあったがキャンセルする。
昨年の全仏でウイリアムズ・セレナを破ったというスペインの新鋭ムグルッサ、ベスト8をかけてまたもセレナと対戦していた。ファーストはムグルッサが取り期待したが2,3セットセレナに踏ん張られてベスト8に駒を進めたのはセレナだった。
その試合終了後、フェレールと錦織圭が登場した。フェレールはディフェンス、守りの選手と松岡修造が解説していたが、ぼくは深くそこまで思っていなかった。言われてみれば拾い捲って甘いボールは攻撃するパターンが多い選手なのだと得心した。
さすれば攻撃パターンを多く持ち合わせている錦織の敵ではないという結論になるが試合はやってみないと分からない。ファーストはいきなりブレークして、そのあと何度もブレークチャンスはありながらフェレールの粘りに翻弄される場面もあったが最後にブレークして63でファーストものにする。
セカンドはいきなりブレークを許すもすぐにブレークをかえして22からブレークして32、43でブレークして53、キープして63でセカンドも取る。
3セット目は最初にブレークして、最後53でブレークして63で終わって見れば楽勝であった。
ねばり強いフェレールにあくしゃうつ場面もあったが、圭の安定感増したサービスとバックのダウンダラインとフォアの強打で要所要所を決められて、フェレール打つ手を見だせなかった。
錦織圭がプロデビューした翌年の全米4回戦でで18歳の若者は4シードのフェレールと対戦、2セット先取したが2セット取り戻されてファイナル5セット目に突入、先行するが55と追いつかれて劇的な勝利を収めた瞬間を思いだす。当時フェレールは今の錦織とおなじ25歳くらいだはず、因縁の思わずにはいられない。