水曜日
終日孫娘二人の世話役を仰せつかった。昼は約束通り昨日休みだった讃岐うどん店に出かけ、お子様ランチ二つとかつどん一つ注文する、お子様ランチに付いているオマケ欲しさの店だった。
それから車を空港近くの「エミナース」に走らせた。あーちゃんの新年会と発表会の会場だ、到着し約束のケイタイ何度もするが出ない。あきらめて迷惑をかけないように退散しているとケイタイあり、少しだけ会話すると孫たちも安心したので、帰途の途中にある運動公園により高い滑り台がメインの広場でしばらく遊んだ。
その時間帯は錦織圭vsバブリンカ戦が行われているが、ぼくはあきらめて録画をセットして出かけていた。
家に戻ってすぐにテレビオンすると錦織のうかぬ顔がアップされコートへ向かっていた。時刻は2時半近く、3セット目がまさに開始されようとしていたのだ。スコア、スコアと画面を凝視しているとなんとセットカウント20なっている。まさかの現実が目の前にあった。
だが負けたわけではない、2セットダウンから圭が勝利した記憶は何度か脳裡にある。今からだと画面を凝視し続けた。
互いに譲らず66のタイブレークとなったが、サービス好調のワウリンカが有利に思えた。このセット終盤圭はサービスでネットに出てボレーを試み何とかサービスをキープしていた。ワウリンカとのうちあいを避けていたのか今までにない行動はいちよう成功してのタイブレークだった。
そしてタイブレーク1ポイント目のサービスでネットにでてボレーミスでミニブレークを与えると、ガタガタと崩れるように相手のワンサイドで16、もはや年貢の納め時とあきらめかけていると、圭のサービス、ワウリンカダウンダラインは完全にアウトにもかかわらず、ワウリンカはチャレンジを要求した。
余裕のチャレンジ消化に思えた。コチットきたがそれで流れが変わったのだ。マッチポイントを背負いながら圭は46 56とミニブレークを重ね、サービスをキープして66と追いついた。まさに奇跡これでこのセットをものにできていればファイナルまで行き勝ったかもしれない。
だが66の圭のサービスでラリー10本目追いつめてようよう返ってきたボール、バックサイトフォアで深く構えダウンダラインに打つかと思いきやフォアーのドロップを対角線にはなち、逆を突かれていた相手決まったかと固唾をのんだがネットの白のテープにあたり越えることはなかった。どよめきが会場にとどろきわり圭はベースラインに座り込んだ。
67、勝ち誇ったかのような得意満面のワウリンカ、次のサービスをセンタにエースで締めきっていた。
セットカウント36 46 67期待の錦織圭選手はベスト8で姿を消した。
マレーは19歳キリオスをストレート、ジョコビッチは期待のワウリンカをストレートで、そしてワウリンカは錦織圭をストレートで下した。世代交代は容易ではなさそうだ。