木曜日
深夜1時30分頃ようやく決着がついていた、錦織vs.ペール戦。遅れて10時過ぎに始まった因縁の戦いに注目が集まっていた。
2015年全米で負けジャパンオープンでも負けていた。同じフランスの選手ツオンガなどに比較するとニヒルな雰囲気でガンガンと攻めてくる。特にバックは独特のスイングの強打をほこる。うかつに甘いボールがバックに行くと大変な目にあう。
怪我からの復帰戦、戦歴を重ねて徐々に上向き、モナコのモンテカルロ1000では並み居る強豪を下してナダルとの決勝戦、王者には負けはしたが強くなっている姿を確認して楽しみにしていた。
問題は課題の圭の5セットに耐える体力に不安は残るが全仏が試金石なると思う。
ファーストは無難に63で取り順調な船出だと胸をなで下ろしていたがセカンドからペールの猛攻が待っていた。26 46とセットカウント21となって、ペールは何時ものように乗りに乗っていた。どこからでも出てくるドロップショットが面白いように決まり、圭のセカンドサービスを一発で仕留めだして観衆は乗りにのる。
会場はフランスのパリ、決まれば両手で観衆あおるしぐに沸き立ちウエーブが始まったりして尋常の雰囲気ではなかった。ペールにおちょくられ、やりたい放題でやられたのだ。
4セット目、そんな雰囲気でも圭は冷静だった。ペールは同じペースで行けるだろうと安易に考えていたかもしれない。調子に乗り、圭の力を軽んじていたかもしれない。26で圭は取り、勝敗をファイナルへとつないだのだ。
ファイナル5セット目流れを持続して圭のリードで進んでいたが32でサービスをブレークされて33になると会場は興奮のるつぼとかしていた。
こんな時ペールが乗ったりするとサービス4本で決めたりする選手だが、ペールも圭から走らされて疲れが見て取れた。食い下がるペールにストロークの差を見せつけ、左右に振り回してブレークして43 53。54となりそうな場面をキープして64で取り、3回戦へと駒を進めた。
三回戦は又もフランスのシモンという。紳士然としたストローカプレーヤー、この試合も観衆をバックにしたシモン、だが最後には圭が勝つと信じる。二人は初対戦という、目が離せないど。
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