日本山岳耐久レース、ハセツネ

3年ぶりに日本山岳耐久レース、ハセツネに参加してきました。

タイムは15時間46分のベストタイムを更新することが出来ました。
長文になりますがレースを振り返ってみたいと思います。

昨年の4月に3回目の不整脈の手術がやっと成功して今年になりロードはフロストバイト(ハーフ)、古河はなもも(フル)、野辺山ウルトラ(100キロウルトラ、95キロでタイムアウト)でイマイチの成績。
トレイルもハセツネ30では1000番以内になれず優先エントリー権ゲットならず…
美ヶ原80キロは65キロで関門アウトとこれまたイマイチでした。

ただここ数年山にたくさん行くようになり登りがそれ程苦にならなくなりました。
少しずつではありますが心臓の感じも良くなってきている感じがあったのでこのハセツネは16時間を切る事を目標に臨みました。

今年は例年より2週間遅いので防寒対策をしっかりとのことでしたが私はそこまで寒さを感じませんでした。
やはり一番気になるのは水です。
ハイドレーションには1.5リットルのスポーツドリンク、フロントのボトル2本には麦茶と水を入れ保険としてコーラの500を追加。
スタート地点に早めに着いてスタート。
広徳寺の先で渋滞がなかなか収まらなかったのですがそこから先は流れに乗っていきました。
これは入山峠を過ぎたあたり、まだ元気なころです。

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一番気をつけないといけない峰見通りはそれなりにいい感覚があったのですがその後に悲劇が…
右の太ももがピクピクいい始めました。
ピンクイオン、68を飲みとりあえず収まりましたがその後醍醐丸を過ぎたあたりからまたひどくなる…
三国峠までは何回も悶絶し休み休み進みました。
正直この時にリタイアを覚悟しました。
しかしこの後に下りになると不思議と痛みがなくなる。
登りでの足の使い方に問題があったのでしょう…
これは課題です。

第一関門の浅間峠には4時間52分で到着。
当初は4時間半をイメージしてましたがこの状況だとしょうがないと思いストックを組み立てて長居せずにスタート。
ストックを使い始めると足の痛みもなくなり走れるところはストックをかかえて走りペースはいい感じ。
大沢山、三頭山の登りがそれほど辛くないしあまり寒さも感じない。
鞘口峠からの登りは少し苦しんだものの第二関門の月夜見には9時間20分で到着。
これもある意味想定内。
ハイドレーションの飲み口がなくなるトラブルがありましたがボトルがあったので問題なし。
ソーセージとドライマンゴをぱくついてスタート。
一番眠くなると思われた御前山の登りではウルメイワシを食べたからなのか眠気はなし。
ただし大ダワまでの道のりが意外と長く感じられ少々だれてしまう…

大ダワで電池を入れ替えてエネルギー補給をしてスタート。
ストックを一度しまったがやはり足が心配だったのでやはり組み立ててスタート。
大岳山の登りは岩がすごいだけで実は大したことない感じ。
それよりも長い下りが滑りここもかなり苦しむ…
長尾平手前の水場で元気をもらいそこから走り始める。

長尾平では女将さん、橋本さんらの元気な応援、御岳山ではカメラマンのイケさんにパワーをもらい日の出山へ。
一息入れてスタート。
ここで16時間切り出来るのか微妙なところでスタート。
下りは頑張って走ろうと決めストックをしまう。
この金比羅尾根がわかっているが長い…
途中で何回も止まりたくなるがそうなると16時間切りが厳しいと言い聞かせ走り続ける。
残り2キロのところで16時間切りを確信。
そのまま走り続けロードに出ると涙が止まらない…
3年ぶりに完走出来る喜び、自己ベストの更新、心臓手術後に最高の走りが出来た、そんな気持ちのあらわれでした。

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16時間切りという目標を達成できて満足しています。

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目標はさらに大きく、来年は15時間切りを目指したいと思います!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 23:46 | 8,005件のコメント

いつもありがとうございます!

私のつたないブログへ訪問いただきましてありがとうございます。

FacebookやTwitterのほうへどうもかたむいてしまいこちらの投稿が滞り気味ではありましたが、なんだかこの数週間アクセス数が増えてきました。
またこまめに更新したいと思います。

私は今フリーでコーチをしております。
ここ数年、飽きずに続けているランニングをするうちにテニスとの体の使い方において共通点を見つける事が出来ました。
ストローク、サービス共にいかに股関節に乗せてボールを打つ事が出来るかです。

歩きながら、走りながら打つと私自身もとてもいい感触を得る事が出来ました。

プライベートレッスン、グループレッスンなどでこれらを皆さんにお伝え出来ればと思います。

http://satotetsu.jp/

ぜひ、こちらからお問い合わせください!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 14:50 | 5,017件のコメント

ルクセンブルクにて、そして男子最終戦

香港で優勝してすぐにルクセンブルクの大会へ臨んだヤンコビッチ。
香港はワイルドカードでの出場でしたから本来はこちらの大会が目標だったのでしょうね。
順調に準々決勝に進みましたが残念ながら日本の土居美咲に敗退しました。
残念というのはちょっと微妙ですね…
美咲ちゃん、頑張りました。

今年のヤンコビッチはウィンブルドン以外はグランドスラムは全て一回戦負け…
これが響きランキングが20位台に落ちてしまいました。
ピーキングの持っていき方がうまくいかなかったように思います。
来年はもう一度トップ10、そして夢のグランドスラム優勝を目指して欲しいです。
ペンネッタが出来たのですから絶対出来ますね!

そしていよいよ最終戦が近づいつきた男子。
錦織圭は残りのふた枠を競っています。

来週のスイスの試合は欠場しました。
肩の故障となっているようですがポイントのシステムの事を考えてパリの試合に向けての事だと思います。

昨年のUSオープン準優勝からの怒涛のスケジュールの中のポイント奪取があったので今年のこの成績はどうしたのかと思っている人も多いようですが、この時期はこんなものでしょう。
おそらく最終戦は大丈夫だと思います。
また新たな気持ちで臨んで欲しいですね!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 12:02 | 4,455件のコメント

ヤンコビッチが香港で優勝

今年は東レに来てくれなかったヤンコビッチ…
去年のお礼を言いたかったのですが…

ワイルドカードで出場した香港の大会で見事に夕方からしました。
今年は中国の大会で優勝しましたがWTAの1番低いレベルの大会である意味優勝して当たり前でした。
今回は準決勝でビーナスに競り勝ち、決勝はケルバーに大逆転勝ちでした。

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やりましたね!
相当嬉しかったみたいでInstagramに写真を連発投稿していました。
あっ、もちろん私も嬉しいです!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 08:55 | 6,371件のコメント

錦織圭、アンダーソンに惜敗…

またもや錦織圭の話題ですいません…

上海のマスターズシリーズ、アンダーソンに惜敗でした。
2回戦では悪童キリオスに競り勝ち調子を上げてきたように思いましたが2セット共にタイブレークでした。
タイブレークですから紙一重なのですがなんだかその紙一重のポイントが取れてないように思います。

楽天ではペール、そして上海ではアンダーソンに敗退と下位ランクの選手に取りこぼしが続いてますね。
でもその前にチリッチ、キリオスと難敵を下しているのですから調子は悪くないはずです。

昨日の試合は見れてないのですが(ライブスコア観戦でした)ピンチはたくさんしのいでますがチャンスをものにしていないですね!
キリオス戦のマッチポイント、セカンドサービスのリターンを今までは突っ込んで打っていたものの最後は下がってレシーブ。
キリオスは完璧にタイミングを外されてミスを犯しました。
技術的なことではなく精神的な面で自信を失ってるのでしょうか?

このような状態を打破するのはやはり上位選手に勝つ事だと思います。
あと2大会、ツアーファイナルの出場を信じて応援したいと思います!

負けが混むとマスコミの報道は沈みがちですが、こういう時だからこそしっかりと応援したいと思います!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 10:59 | 4,736件のコメント

錦織圭、雪辱ならず…

悪夢のUSオープン1回戦の再現となった楽天オープン準決勝。
なんとかレッスンをやりくりして見ることが出来ました。

前回の雪辱にかける気持ちが強かったのか、1セット目は完璧な立ち上がりでした。
もうそれはこのまま試合が終わってしまうかというくらいあっけなかったです。

私自身も選手時代に経験があるのですがこのような時はふとした事で形勢が逆転する事があるのです。
そんな予感が当たってしまった2セット以降でした。
3オールから何回も続いたデュースのゲームが鍵だったとは思いますが、ペールが足首を気にした事も少なからず錦織圭の心に隙が生まれたのでしょうか?
いや、そんな事はないとは思いますがペールはそこから別人のようになりました。

いつもは大声を出したり、ボールやラケットを投げつけたりして自分のペースに引き込んでいくペールでしたが今回はそれはなし…
自ら放ったドロップボレーをボディーショットで切り返され転倒した時でも(もちろん錦織圭は故意ではないショットです…)怒りの表情を現しませんでした。
う〜ん、この時がなんだかとても微妙な感じでした。
なんど言えない空気が漂ってましたね…

リターンで崩す事が出来ず、サービスの精度も落ちました。
対するペールは足首を気にしたからなのか短期戦に切り替え全てのショットを攻撃に転じていました。

バックはさすがでしたがフォアハンドも素晴らしかったです。
そして時折見せるサービス&ダッシュも完璧でした。
このようなプレイをされたらしょうがないですね。
残念ですが相手のペールを褒めるしかないですね。

残りは3大会。
ツアーファイナルの出場という集大成がありますから本当に頑張って欲しいですね!

悔しい気持ちもありますがイケメンペール、決勝戦頑張って欲しいです。
意外と好きな選手です…

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 08:13 | 4,926件のコメント

楽天オープン観戦!

昨日は1日楽天オープンの観戦に行ってきました。
日本テニス協会からの招待でとても素晴らしい席から世界のトップ選手の試合を見ることが出来ました。

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毎年本当にありがとうございます!

会場の雰囲気もこの数年でかなり変わりましたね。
テニスの試合だけでなくコート外でのイベントも多く本当にテニスの盛り上がりを感じます。

しかしまだ錦織圭ブームのほうが大きく真のテニスブームにはなっていないような…
まだコロシアムには空席はありますし…
(長い1日ですからしょうがないです…)
選手の名前も知らない人が多く、選手が素通りしても気づかない人がたくさんいました。

楽天オープンはいわゆる年の最後の時期にあたりグランドスラムも終わったあと。
各選手の疲れが見えます。
スケジュール的には以前の春開催の方が選手の状態が良かったように思います。
まあこればかりはしょうがないですね。

昨日見た選手たち!

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ユーズニーに勝ったシモン。
パワフルなショットはないですがバックハンドのカウンターショットが素晴らしいです!

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ディミトロフに競り勝ったペール。
わめきながらの試合態度はあまり好感が持てませんが逆にそれで自分のペースをつかんでいます。
この選手もバックハンドが力強いです!

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ディミトロフはあまり調子が良くないですね。
スランプかな?

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問題児キリオス!
勝ちはしましたがマナー悪い…
真のトップになるにはもう少し時間がかかりそうですね。

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そのキリオスを苦しめたラモス。
真面目なプレイに好感を感じました。

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1番期待していたガスクェ。
コートが速かったからなのか、疲れているのか集中が持続しませんでした。
バックハンドのストレートをもう少し見たかったです。

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そのガスクェをストレートで下したバウティスタ・アグート。
球はフラット系ですが上手いスペイン選手です!

残念ながら観戦はこの1日のみですが、今後共テニスが日本の立派な文化になる事を祈ります!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 10:20 | 3,189件のコメント

日本プロテニス協会、資質向上セミナー

数日前の話になりますが、日本プロテニス協会しゅさの資質向上セミナーの講師を1日務めさせていただきました。

午前中は座学。

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主に選手時代の話をさせていただきました。
参加された方々に選手経験のある方が少なかったようなので皆興味を持って聞いてもらえたようです。

午後はオンコート。

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3時間でも物足りない感じでした。

参加された方々、ありがとうございました。
もしかしたら第2弾もあるようですのでその時はまたよろしくお願いします!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 01:30 | 41件のコメント

テニスの日

9月23日はテニスの日。
なんと今年で18年目だそうです。

今年は5年(6年前だっけな…?)振りに仙台に行ってきました。

実は仙台生まれのわたくし…
東北弁は喋れませんが東北弁を聞くとなんだか懐かしい気持ちになってしまうのです。

イベントはコートを6面使いジュニアから大人まで1日指導してきました。

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ジュニアもたくさん頑張ってました!

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また来年も来たいと思います!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 02:08 | 6,326件のコメント

日本、ワールドグループ残留おめでとう!

ラグビーのワールドカップでは日本が強豪南アフリカを破る歴史的な勝利がありました。

しかしテニスも負けていませんでしたね。
前回の入れ替え戦と同じ相手のコロンビア。
しかも今回はアウェイのコロンビアの対戦でした。

ダブルスのスペシャリストがいるコロンビアがやはり有利なのは仕方のないこと…
でも初日にダニエル太郎がヒラルドと敗れはしましたが5セットまで持ち込んだ時にもしかしたらとは思いました。

錦織圭の安定した勝利が及ぼした影響もあるのでしょう。
最終試合のダニエル太郎とファージャの試合は途中からダニエル太郎の攻撃的なテニスが素晴らしかったです。

今まではコートの後ろに下がりボールを拾いまくるイメージがありましたが今回はやや違いました。
ストロークはかなり攻撃的でサーブもエースこそ少なかったもののファーストサービスの確率が高く終始試合を芝居していました。

アウェイ、クレー、1-2からの逆転勝ちというのは素晴らしいものです。
偶然にも前回ワールドグループ入りを決めた時と同じコロンビアとの対戦ではありましたがこの状況でまたワールドグループで戦えるということは本当に素晴らしいです。

世代交代もうまくいっています。
また有明であるようなら必ず応援に行きたいと思います!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 08:29 | 6,116件のコメント