才能が無くて良かったこと

こんにちは、熱中症でも死ななかったブリ婆です。

前ガン状態の腫瘍ちゃんは、今どうなってるか定かではありませんが、死ぬまで生きていると思いますので、たまには覗いてやってくださいませ(^.^)。

さて、前回の記事を書いたあとに、相方さんのお友達が、私達の勝ち上がりを写真に取って送ってくれたと転送してくれました。本戦最終日に私達がリタイアするまでのゲーム数は、24。私達に勝った方はシードが付いていたので、13。もう少し試合をしたかったかもしれないな〜。暑かったけど。本当に申し訳ないヤツでした。今後はもう少し体力をつけてと思っていたのですが、…。

観戦だけでも、最近疲れてしまうので、めちゃ辛いです。試合を見に行って、最後まで残ってる人だったのに、倒れたら迷惑がかかると思い、観戦リタイアをする日が来るとは思わなかった(>人<;)。

まぁ、死ぬまで生きて。マッチポイント握られて相手がそれをゲットするまで試合をして。そして、なるべく限界一つ前位になったらお家に帰るというつもりで生きていくしかない。あと、なるべく解らない物は遺していかないように片付ける。
というのが、最近のコンセプトです。

前フリが長くなりました。ここ最近、観戦して気づいたこと。
私はメンタル弱いと思っていたのですが、上の、相手が勝って握手しなくてはならない瞬間まではコートからどかない。と決めてからはだいぶ落ち着きました。ずっと勝てなかった時期、周囲の皆が応援してくれてるのに、下手クソなんだとひがんでいた時期、の方が、
ずっと負けるのが怖かったです。1つのポイントを怖がり、一つのミスを怖がり、ダメなヤツだとバレて見捨てられたらどうしよう。上手い人がたまたまミスった振りをしようか…。
テニスからはだいぶハズレた作戦を考えて集中すら出来てない時も多かった、です。

私、才能が無くて体力が無くて、なんでテニスしているんだろう。そう思って夜中に泣いて、このままステップアップしなかったら一年後辞めようと思って泣き、そんな自分が惨めで泣き、そして、一年後辞めたくないけど上手になってる想像がつかず、そんなルール、作っちゃ嫌だと思って泣きました。
5分後位には、好きなら好きで下手クソのまま、続ければ良いじゃん。と思いました。
が、コーチが早くレベルアップしたレッスンがしたい、初心者のブリ婆がいて、ラリーが続けられなければ、出来ないと思っていることは自分には伝わっていたし、プレッシャーでした。サークルなので、コーチの指示で、私を辞めさせることは直接は出来ませんが、間接的に勧告する位は出来たと思います。本来、人数が少ないので、試合とかゲームとかすらわからない状態で、
「上手になるよー。」という誘い文句に釣られて参加したサークルです。

少し上手になったかなぁと思っても、メンバーはさらに上手になってしまうので、とりあえず、試合に出て、失敗まみれ、スキルの肥やしまみれで恥をかきまくり、
そして今回、昇格しました。が、ちっとも凄くないのです。自覚はあります。皆さま、結果を聞いておめでとうと言ってくれましたが、なんか詐欺で皆さんを騙している気持ちすらします。

怖そうだ〜といつも思っているコーチにまでおめでとうと言われ、嬉しい反面、
満面の笑みで「これからは、もっと実戦的に行くよー! なんたってブリ婆さんも初級だからね!」

あ!今、びっくりしてしまった方はいらっしゃいますか?

昇格と書いてますが、 初心者 から 初級者 になっただけです、スミマセ〜ン^_^。

今迄先に上がっていった方の中に、めちゃ境遇が違うのよ、レベルが違うのよ感を醸し出している方も居まして、まぁその方はそうなのかもしれませんが、私はあまり上手くなっていません。

でも、才能が無くて強い武器も無かったから、とりあえず守備、防御から頑張るしか無かったことを、ひがむより、今はそれで良かったかもしれないと思い始めています。

観戦していてー

ラリーの主導権を握ってたのに、流れを持っていかれたペア が だんだん投げやりになってきた。
そこまでではなくとも、 立て直しにあまり積極的になっていない、
センターにリターンを返し、それを相手ペアが攻略済みで待たれているのが、いかにもアリアリなのに、打つ。いつもの勝ちパターンなのかも?でももはや話し合うことすらない。

そして1番感じたのは、屋根の下で観戦していて、いつも観に行くペアさん達の試合を遠めに見ていたのですが。明らかに出だしは頑張っている感じがしていたのに。
途中から、2人共にボールを拾っている感じが、トボトボしているように見える。
昨年までは、そんなことわからなくて、あっちも見に行こう!というブリ婆だったのに。

疲れた?辛い?怪我してる? もちろんそんなことわからないです。でも、ゲームの途中でトボトボしちゃっていいのかなぁ。ド下手の初心者がそんな発言は、失礼かもしれないのですが、せっかく才能があって努力もして、同じく上手な相方と共に、ハイレベルの試合を出来ているのだから、もしも辛くても相手には、絶対に隠して欲しいです。

私が両脚攣った時、初心者の相手ペアは気づいてなかったようです。観戦していた上手い人達はかなり解っていて、「ブリ婆、どうするかなぁ。」と見ていたそうです。
脚をごまかし、つい2ゲーム前は無謀でも取りに走った球は、気づくのが遅くてスタートが遅れたから取りに行けなかった振りをして、「頑張る! 調子出てきた!」とか言ってました。

下手だから、才能が無かったから、ここで諦めたら勿体無い!

強打出来て、球が返ってこないから、あまり細かいこと考えてこないで済んだ。という位の上手い人もいると思います。
でも、私はそんな人間じゃないから、どうやって先輩を出し抜こう、どうやったら、せめて取りにくい姿勢で返球してもらえるか考えるスタートラインに立っています。

今迄は、わーコワイ、取れるかな、返せるかなぁ。
だったのが、コーチの言うように、

どこにどんな球を返せば、劣勢のラリーをひっくり返して隙をついて、球を返しにくくすることが出来るのかな、と考え始めています。失敗ばかりでもめげません、ゼロからのスタートです。

そして、
あそこへ打とう、バンと打ってみたいけど、弾ませないように力加減して打とうと思った球が、やはり浅く低くなって、ノータッチで決まったのが先週、一つ出ました^ ^。

これからは失敗例だけでなく、成功例にもまみれていきたいです。
頑張ります。


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