花粉症というとクシャミや鼻水、それと目の痒みが主症状ですがそれ以外にも身体の怠さとか頭痛を感じることもあります。
シーズンの最初には風邪をひいたような具合の悪さにほとんど一日中も寝込んでしまうようなこともあります。
そして胃腸にも影響があるようで胃のむかつきとか腸の動きも変調をきたします。
それらがほんとに花粉症によるものなのかは診断を受けたわけではありませんが、毎年この花粉症に苦しむ時期と一致しているのでおそらく無関係とは思えません。
こんな不調な状態ですから当然にテニスしていても集中力は著しく欠けていて凡ミス、大ミスのオンパレードは避けられません・・・
今年は少し症状が軽いかなとちょっと油断していたのですが、今週の初め頃の暖かさで一気に花粉が飛散してその所為で身体も絶不調に陥る寸前です。
昨日はそんな状態でテニスしていたら足がものすごく怠くて尋常ならざる体調不良を感じてしまい、(もう少し様子をみて治まらなかったら今日のレッスンは中止させてもらおうか?)とさえ考えてしまいましたが気を持ち直して(イヤイヤ、病は気から、気合い入れて立ち直すぞ!)と珍しく?前向きに動いてみたら治りました!
身体が不調なのはどこかほんとに具合が悪いからそれ以上は動くなという身体からの指令で安静にすべきという意見と、たいていの体調不良は気分から来ているものでアクティブな行動がその沈滞した気持ちを奮い立たせて元気を取り戻せるはずだと全く逆のことを言う人もいます。
以前に母が歩き方がおかしくなって「運動不足だからなんじゃないか?もっとよく動けば良くなるよ!」なんて思ってそうさせましたが、全く改善しないので心配になって病院に連れて行ったら脳内出血していたなんてことがありました。
まぁ年齢によってこの「病は気から」という判断も変えた方が良いのではとその時に思いましたが、自分の経験からは「不調な時は運動して治す」というのは有効な処置かなと思えます。
でもそれは怠いとか身体が重いなんていう類の症状のことで、膝や肩が痛いなんていうどう考えても運動傷害が原因と思われるものについては決して当てはめてはいけません。
そういう痛みには必ず原因があるはずですから早めにスポーツドクターに診てもらった方が後々のトラブルを未然に防ぐことになるはずですから、くれぐれも「気合いで治す」はやめましょう!