いつの間にか四半世紀の節目となりました

昨日に封書で日本プロテニス協会から永年会員賞というものが届きました。

25年間の協会在籍を表彰して贈られるものなので、それを見たら「えっ、もう四半世紀も過ぎてしまったのか!?」とちょっと驚きの気持ちになりました。

そのプロテニス協会に入会するためには二日間のプロテストを受けなくてはならず、そのために事前に2泊3日の合宿も設定されていました。

軽井沢のゆうすげ温泉という何面ものテニスコートが隣接する宿に総勢20名くらいだったかな?ちょっと古い記憶なので定かではありませんがそれくらいのコーチが集まりました。

そこでプロテストを受験するための技術指導やレッスン教授法をグループと個人の二種類を演習しました。

最後は親睦のために集まったコーチたちでダブルストーナメントをやって実に充実した3日間だったことは今でも憶えています。

そして普通はその合宿で練習して勉強したことをさらに自分のスクールやクラブで復習して磨きをかけた上でプロテストに臨むのですが、僕はその時間を少しおくということを知らずにその合宿終了後の翌日から別の会場でおこなわれるプロテストにも続けて申し込みをしてしまったのでした。

それをプロ協会のテスター講師に相談すると「えっ、そんな無謀なことしてしまったの?もうだけど取り消せないからね、まぁ仕方ないからぶっつけ本番でダメ元で受けてみなさいどうにかなるでしょ」と言われちょっとガッカリしちゃいました。

ところが何と運の良いことにその合宿で担当して頂いたそのプロテスターは、当時のプロ協会でコーチ認定に関わる最高責任者みたいな立場の方でたまたま翌日からのテストもそのマスターがいらっしゃることになっていたのです。

たった3日間とはいえ一生懸命に先生のいうことを熱心に聞き練習するという僕の木訥な姿に関心を持って頂いたようで、プロテストでは誠にありがたい心配りをなさってくださりその結果、僕は無事にそのぶっつけ本番気味のプロテストを何とか合格することが出来たのです!

そんな思い出のある日本プロテニス協会認定のプロコーチテストから今年で四半世紀も過ぎていることに感慨を憶えつつも、これからもまだまだテニス道に精進するのみだと思います。

25年と短くはない年月をテニスコーチとしてここまでやってこられたことは、ひとえに周りにいる様々な方々の支えがあったからこそだと肝に銘じております。

ほんとにありがとうございました、心から感謝を申しあげますと共にこれからもどうぞよろしくお引き立ての程を御願い奉りまする!!

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テニスchのコーチコンテスト

テニスチャンネルというアメリカのテニスポータルサイトで、「最もホットなテニスコーチ」を投票で選出するというのをやっています。

候補者はどういう経緯で選ばれたのかは不明ですが、男女各5名ずつの10名が紹介されており、レッスンを受けている対象者の方からの推薦文や自分自身が得意なショット、教えることで最も自信があることなどについて記されています。

どのコーチもいかにも良いレッスンでプレーヤーを楽しませ、そして上達させてくれそうな何か素敵な雰囲気を持っています。

その中に一人のプロモーションビデオが観られたので視聴してみると、自分がテニスコーチということを忘れて(あぁ、なんかこの綺麗な女子プロコーチにテニスを習いたいなぁ)なんて思わず考えてしまいました。

しかし、それはFB上で紹介されていたもので他の人のコメントを読んでみると意外に批判的で「なぜ他にももっと良いコーチがたくさんいるのにこんなことをやっているのか?」みたいなことが書かれていました。

投稿者はアメリカ人のようで、もしかしたら選出された人たちと同じアメリカのプロコーチなのかも知れません。

USPTA、アメリカプロテニス協会認定のプロフェッショナルコーチは全米で約15,000名以上もいるそうなので、その中からたった10名がどういう基準で選ばれたのか甚だ疑問だという意見はわからなくもありません。

日本でもテニス雑誌上でそんなテニスコーチコンテストみたいなことを以前にやっていましたが、それはその雑誌に広告掲載している企業やテニスクラブ関係者からのコネで選ばれるもので日本中のテニスコーチを集めて実際に技能コンテストを課して選出したわけではなかったのでテニスチャンネルもそれと同じようなものではないかと考えられます。

確かに、事情を知らぬ第三者がそれを観ることによってもしも「あぁ、この人たちが日本で最高のテニスコーチと言うことなんだな」と思いこんでしまう可能性について皆無ではないことはやや困る気がします。

しかし、まぁそんなに目くじらを立てて憤るようなことでもないと思いますし、一般社会にプロテニスコーチという存在を認知してもらうむしろ良いきっかけになるのではと思うのですが・・・

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歯列矯正の効果

昨年の夏頃から歯列矯正を始めて、予定としては早ければ1年半で終わるということでした。

それで来月でその予定期限となるのですが、あと一月ほどで装置を外せるかどうかは微妙なところです。

全体的にはかなり揃っていて以前に較べたら歯並びだけを観たらまるで別人のようになっています。

でも細かい部分でまだおかしな角度に生えている歯がいくつかあり、それがちゃんとした位置に動かないとダメです。

ただ、それは見た目の話であって歯科医の先生が仰るには上下の噛み合わせがきちんと合っているかどうかが重要だということです。

つまり、少しずれて見える部分も上下の噛み合わせがそういう風に合わさるようになっているのならばそれでオーケーだということらしいです。

そう言われてみれば今まで並んだ形ばかりを気にしていましたが、噛み合わせも矯正前と較べると格段によくなっていることに気がつきました。

治療前の説明ではテニスの打球時に噛み合わせが影響しているから、矯正でそれが良くなるとボールを打つパフォーマンスも上がるかも知れないと言われました。

それではその点についてはどうだろうかと考えてみると・・・

ちょっとそれは良くわかりませんね、ただサービスの狙いの精度が上がったような気がしますけどそれは最近よく練習しているからではないのか?

それとも矯正治療の賜なのか、だとしたら歯並びや噛み合わせがあまり良くないというテニスプレーヤーにはお奨めできるのですがちょっと自身を持って言えるほどの成果は未だ感じられていないと言うのが正直な所です。

これからちょっとその噛み合わせが良くなったことでテニスプレーのパフォーマンスがどのくらい向上したかと言う点について、特に注意して自己検証してみます!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 18:52 | コメントをどうぞ

テーブルの上は危険がいっぱい

今日は娘が学校で具合が悪くなったと連絡があり、どうやらノロウィルスに感染したようです。

僕も昨年末に飲み会の最中に突然とても気持ちが悪くなって発病したのを思い出します。

まる二日くらいベッドとトイレの往復を数十回も余儀なくされて、それはほんとに大変でした。

その時に僕がどこで感染したのか、そして今日の娘はどうしてなのか?

まったく思い当たるようなことがなくてそれが不気味ですね。

これからますますノロやインフルエンザの脅威が増えていくそうですから、どうぞ皆様もくれぐれもご注意ください。

僕の感染理由はまったくの憶測に過ぎませんが少しだけ考えたことがありました。

それは飲食店のテーブルに皿からこぼれ落ちたサラダの具の何かをそのまま食べてしまったことです。

もしかしたらそのテーブル上にノロウィルスが付着していたのかも知れません。

布巾というのはものすごく不潔なもので、衛生上あんなものでテーブルを拭いてもまったくきれいにはならないそうなのです。

だから飲み屋とか飲食店ではテーブルに落ちたものは食べたらダメですね、でも床に落ちたモノでも三秒ルールとか言って食べちゃう人がいるくらいですから一見だいじょうぶそうなテーブルに落ちた食べ物はたいてい口に持っていってしまいがちです。

たとえ高いイクラとかトロの刺身とかでも、テーブルに落としたらもう絶対に食べたらあかんでぇ!!

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 20:04 | コメントをどうぞ

夢中で練習できれば上達は早い

テニススクールのクラスと言うのはどうしてもレベルに差がある方同士が在籍しているというのが常です。

そんな中でどちらかというとレベルが未だ発展途上で正直いって(この人のレベルチェックしたコーチは誰だろ、どうしてこの評価が出せたのか疑問だな?)と思わず考えてしまう方がたまにいらっしゃいます。

それで以前はその本来のレベルに達していない方を何とか早くグレードアップしてもらうために、いわば少しだけ特別扱い的に優しいボール出しやメニューを課していました。

しかし、そうやって気を使っていることがかえって裏目になりその本人が(私はこのクラスのレベルに合っていないんだ・・・)と自覚をさせてしまうことでクラス異動とか時にはやめられてしまうこともあるのでした。

だから最近はそういうレベル未達気味な方がクラスに入られても全く特別扱いはせずに皆さんと同じように練習してもらいます。

それが意外に効果的なことがこの頃はよくわかりました。

最初はクラスの中で申し訳ないけど、ちょっと「お荷物」気味だった人が厳しい練習や打ち合いで揉まれているうちにいつの間にか上達しているのです。

これを観ていると正にテニスに限らず物事は「習うより慣れろ」が真理なのかなとつくづく思います。

まぁその「慣れる」ための練習環境やシチュエーションを作って差し上げるのが我々の仕事なのかと思いますが、最も大切なことはそんなハードな状況をものともせずに耐えて楽しむことが出来るタフな精神力と大らかな楽観主義思考を持ち合わせていることではないでしょうか。

もちろん、そういう気持ちを持って臨めば必ず上達するという信念をその本人のなかに醸成させることがコーチの役目です!

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 13:26 | コメントをどうぞ

正夢か幻夢なのか

僕はわりとよく夢を観ます、夢というのは誰でもたいていは寝ているあいだに観ているけれど起きたときに憶えていることが大人になると減ってしまうのだそうです。

だから子供の時の方がよく夢を憶えていて、大人になるともう夢を観なくなってしまうように思いがちですが実はちゃんと観ているのです。

そう考えると僕はつまり未だ子供じみた大人?だから夢をよく憶えていて起きた後にも記憶しているのでしょうか?

まぁ普通の大人に比したら明らかに未熟な部分が間々あるのでそれは事実なのかも知れないです。

ところでこの夢と言うのは昼間に起きたことで印象に残ったことや強く思いがあることについて関連したものを観るらしいです。

でも僕の場合はそういうのが半分であと残り半分はまったくどうしてそんな夢を観たのか皆目わからないようなものがあります。

そしてテニスコーチという仕事をしているのに記憶に残るような何かテニスに関した夢というのがあまりなかったと思います。

昨日は卒業以来まったく一度も会ったことがないかつてのクラスメート、しかも小学校4年当時の数名が20代くらいの姿で現れて何か話をするという内容でした。

彼らとはそれほど特に親しかったわけではなく、その内の一人はいろいろと問題のある人物で知られた男で彼だけは最近にFBで友達承認をした間柄ですがメッセージに返事もなく何もコミュニケーションは取れていない相手です。

ただ、彼は実際にある大企業の御曹司なのですが夢の中でもその認識はあり、僕が「新規事業開発としてテニススクールを君の会社で手がけないか?」という話をしました。

そうするとその友達は乗り気になってよく話しを聞いてくれて、「よし早速その案件は取締役会に提案してみよう、かなり有望なので期待してもらって良いよ」と応えてくれました。

そのあとに目が覚めて僕は(何でこんな夢を観たんだろう?しかし、あいつらの姿がやけにリアルだったなぁ、正夢になったら面白いんだけど)と思いました。

まぁしかし、その友達のことはいろいろと風の噂やネットで現況を知ることが出来ますが・・・

おそらく正夢になることはまずあり得ないだろうなと思います、だけどほんとに「世にも奇妙な夢物語」って感じで実に面白かったです!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 16:11 | コメントをどうぞ

夢のリターン練習

テニスの練習不足だと最もその影響が出やすいのはレシーブなのではないでしょうか?

いつもそんな錬磨が足りていないときに、ストロークやボレー、それにサービスはちょっとの調整でどうにかなるのですが、レシーブだけは中々うまくいきません。

特にナイター照明下だとダメです。

きっと眼力が衰えているからなのだと感じます。

任天堂DSのソフトに眼力トレーニングなんて言うのがありましたね、あれをナイター照明の下でやると効果があるかな?

でもそんなことするくらいなら、そこでテニスした方が良いだろうなぁ…

しっかり練習すればまだまだ結果は必ず出ます、こないだ書いたサービスをターゲットに連続ヒットさせると言う目標は達成できましたから!

でもレシーブの具体的な目標設定はちょっと難しいですね、相手のサービス力次第ですからね。

デルポトロのサービスをクリーンヒットで打ち返す!!なんて何かのイベントでもなければ無理ですが、一応そのくらいハイレベルな目標設定が効果的なんです!

まぁ練習相手がいないんでビデオトレーニングでひたすらイメージします!!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 17:59 | コメントをどうぞ

汚れにくいクレー用シューズが欲しい

一週間の間にひとつだけクレーコートでのレッスンがありますが、その一つだけの為にクレー専用シューズをわざわざ用意しておらずオールコート用でやっています。

それで普通にボール出ししたり、軽いラリーや打ち合いをするには何も問題ないのです。

でもたまにハードな打ち合いの状態になることもあり、そう言うときにはまず足下がひじょうに不安定で困ることになります。

それが最近は顕著になってきたのはやはり足腰が弱っているのか?ってちょっと考えてしまいます。

今日もそんなクレーの砂に脚をとられてズルッと滑ったまま戻れなくなったり、スタートでスリップして一歩が遅れたりしていました。

そう言えばあまりこの頃はランニングしていないし筋トレも下半身は腰が痛くなるからとやっていません。

低い姿勢で身体をしっかり支えられる足腰の強さがあればそう簡単にはズルズルとはいかないはずですから、少し走り込みとスクワットして鍛えようかと思います。

そんなことを考えながらシューズを脱いでソールを観てみたら・・・

いや、まずシューズを換えないとダメだ!と思い知りました、クレーで靴が汚れるからあまり新しくないものを使っていたのですが、まるで溝が無くなっていてツルッツルでした。

自動車レースのスリックタイヤというのがあって、高速走行で路面との吸着を高くするためにまったく溝がない構造になっているのです。

それに近いソールの状態なので考えようによっては高速に対応できるくらいだから良いのでは?なんて思いますが、サーフェースがアスファルトなら良いけど砂が撒かれた土の上ではまったく役に立ちませんね。

 

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テニスで精神をリセット

レッスンの合間に休憩している際にいわゆる世間話をすることがたまにありますが、だいたいその日の天候とか季節についての話題がほとんどです。

でも何か世の中で騒ぎになっているようなことがあればそれについてちょっと触れることもあり、最近では「秘密保護法案」とか「都知事の5000万円」なんてことについて話したりします。

そうするとテニスのことを忘れてそんな社会問題について皆さんと一緒に夢中になって語り合ってしまうのですが、ふと我に返って「さぁ、そんなよくわからない人たちの事なんか忘れてテニスしましょう」と促します。

社会や政治のことについて無関心ではいけないことは百も承知ですが、でもあまりにもそんな憂鬱になるようなことに首を突っ込み過ぎると気持ちも沈みます。

とりあえずテニスして身体も心も健康でいるようにすれば、冷静にそうした物事を判断できる状態になるのではないかと思うのです。

そもそもそういう心身が健全さを失ってしまった人々が、何か歪んだ事象を引き起こしてしまうのではないかなと言う気が強くします。

都政や国政に携わる激務に追われて心も体も健やかさを滅していることが、まともな思考能力の低下を招いているのではないでしょうか。

ガバナーとプライムミニスターにも、どうかテニスをプレーして元気を取り戻して真っ当な認識と知見を回復させて頂きたいものです!

でもガバナーについてはオリンピック招致活動の一環としてテニスする姿を公表して、週に一度はプレーしていると報道されていましたね・・・

ならば週に2回もしくは3回、いや毎日すこしでもいいですからテニスして心身の浄化に努めて頂きたい。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 10:46 | コメントをどうぞ

B社のニューモデル

今日の午前中に目黒テニススクールでのレッスンを終えてランチを食べていると、隣でダンロップテニスの営業の方が新しいラケットの説明をヘッドコーチにしていました。

その話を聞いていたら何か良さそうな感じだなと思って機会があれば早く試打したいと思っていると、バボラ担当コーチが出社してきたので彼と試しにラリーすることが出来ました。

この新しいラケットの名前は「ピュアストライク」というもので、打ってみたらなるほど「ストライク」って感じだなという印象を受けました。

一言でインプレッションを述べると「厚い当たりでしっかり打ったときの弾き返し感覚が秀逸です!」ということ。

フレームがかなり硬めで剛生感が高いので、センターでしっかりフラットにボールを捉えた際に打ち出すいわゆるトランポリン効果の鋭さが実に小気味が良いといえます。

だからボレーではそのラケット面の反発力のみでしっかりボールを跳ね返すことができる、つまりフレームの余計なしなりとか捩れも捻れもなく正しくピュアにストライク(打ち返す)するフィーリングです。

高めの浮き球をハイボレーで打ち込んだ時の歯切れの良さは素晴らしいものがあります。

お勧めするプレイヤーとしては厚い当たりで丁寧にセンターで常にボールを捉えて打ち返すようなタイプの方にはとても良いのではないかと思います。

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 15:05 | コメントをどうぞ