年取って体があちこち痛むのは長生きの証拠!なのだけど・・・

テニスエルボーの痛む原因である筋肉と腱の部分がいつの間にか移動していたという話は先日に書きましたが、それはもはやハッキリと明確にわかってきました。

右肘の内側にある関節部分の出っ張ったところを指で圧すと痛むのだけど、その部分が今までは下側つまり前腕に近いところだったのに今は上腕側である上半分くらいに変わっているのです。

そして上腕三頭筋と肘関節を繋ぐ腱を圧迫するとさらに痛みがひどくなり、完全に上腕三頭筋付随の腱が炎症して痛みの原因となっていると素人でも判断できます。

それで考えられることは今までの前腕付随の腱がほぼ完治したのに、新たに上腕側の腱鞘炎であるテニスエルボーを発症してしまったわけなので、完治するまでにおよそどんなに短くとも3ヶ月以上はかかるだろうということです。

左右の肩の痛み、右肘外上顆性の前腕部腱鞘炎テニスエルボー、そして右膝の側副靱帯損傷とあちこちに痛みが飛び火するように起こって来てそれがようやくすべて完治しつつあった。

なのに今度はまた別の新たな場所が炎症を起こして痛みを発している。

人にはこうした炎症を起こしやすいタイプとそうでないタイプ、そしてその中間タイプの大きくわけて3つのタイプがあるらしいです。

炎症を起こしやすいタイプは実は体内にウィルスとか細菌が侵入しても即座に攻撃して身体を守る能力が高くその結果、比較的に長生きすることが多いそうです。

しかし、その反面で高齢になると自らの脳内でもその炎症しやすい能力が仇となって脳細胞を攻撃し破壊してしまうことが起こり、それがアルツハイマーの原因の一つらしいです。

そしてそうしたタイプが持つ遺伝子はApoE4と呼ばれるものであることもわかってきているらしく、この遺伝子を両親から二つ受け継いでいると認知症になる確率がおそろしく高くなることも判明しているということです。

今はそうした遺伝子の検査は簡単にできるので将来の認知症リスクがどれくらいかを知って、早い段階で対策をうてば発症を抑えたり進行を遅らせることが可能らしいです。

いつまでもなかなか完治しない炎症して痛む右肘をさすりながら、その検査を受けてみようかどうしようか思い悩みます。

治療法が確立されつつあるのだから怖がることはないのでしょうが・・・

「あなたはApoE4が2つ揃っています!」と言われるのはやはりショックが大き過ぎる!

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大型のツイストパワー旋風が発生中!かも?

プリンスの新しいラケットは大好評のようで、お客様の注文が入ったので取引しているメーカー代理店に電話したら完売で次回の入荷は9月末になるそうです。

しかし、少しあとで連絡が来て何とか1本だけならば確保できたので送りますと言ってくれました。

今の段階ではまだ実際に打ってみてから買っているという方よりも、とりあえず凄そうだからものは試しに買ってみようというチャレンジ精神旺盛な方がお買い上げになっていると思います。

実際に先ほどの注文されたお客様も試打したわけではなく、私の説明を聞いて頂いた上で「それはぜひ手に入れたい!」となったわけです。

今まででしたら良いラケットだなと思っても「まずはご自身で試してみてから購入するかどうかを判断してください」とアドバイスするのが基本でした。

でも今回のツイストパワーはバックハンドでもっと威力のあるボールを打ちたい、と願うプレーヤーには絶対にお勧めして間違いないなと確信が持てます。

だから敢えて試し打ちなしのいわば「ぶっつけ本番」的に自信をもって販売させて頂けるものと思います。

しかし、今の時点でヒット商品ということはこの先に誰かが買ったこのニューラケットを借りて打ってみて衝撃を受けて、即、注文というパターンが続出すると思われます。

既に品薄のお店が多いのかもしれませんが、まだ手に入れられるのならば迷わず買われた方が良いのではないでしょうか?

爆発的に売れ出して在庫切れが続いて、「手に入るのは年内中は難しい」なんて事態になることも大いにあり得るかも?

煽るようなこと書いて申し訳ないですけど、バックハンドのストロークもボレーも1ランクか2ランクアップさせたいというプレーヤーは今すぐに注文すべきですね。

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前腕をたてれば上腕が泣く

お盆休みの間に肘を休めることが出来て痛みがかなり取れてきたと喜んでいたのに、昨晩にテニスしたら少ししかプレーしていないのに今朝は肘が猛烈にまた痛くなっていました。

何故なのか?

ちゃんとドクターエルボーも付けてやったのに、しかも少ししか打っていないのにどうしてなのか考えてみました。

私なりの想像ですが、以前までのテニスエルボーの痛みは前腕部が原因で起きていた。

それはフォアハンドストロークとかボレーで使う部分で、その前腕の筋収縮をドクターエルボーで抑えて肘関節との接合部にある腱の負担を減じることによって回復していくわけです。

実際にそのメカニズムでストロークやボレーを打っても痛みが減っていたわけです。

では何故それが昨晩は機能しなかったのか?

たぶんその部分ではきちんと機能していたのだと思いますが、久しぶりに打つので少しいつもより強めにドクターエルボーを締め付けてしまったのが良くなかったのだと考えられます。

その状態でサービスを打つと、サービスでメインとなる上腕三頭筋にかかる負荷が前腕部の動きを制限している分だけ過大なものとなる。

それで今までの前腕部側の腱炎症による肘関節の痛みが、上腕三頭筋側の腱へと移行してしまったのではないかと思われます。

実際に肘周りのの腱を押してみると、これまで痛かった前腕側ではほとんど痛みがないのに上腕三頭筋に繋がる腱を押すとものすごく痛みを感じます。

となるとこれからはストロークとボレーはオッケーだけど、サービスとスマッシュを気をつけて打たないとまたテニスエルボー悪化へと進む恐れがあるわけで要注意ですね。

あとドクターエルボーを前腕ではなく上腕に付けるべきかなと思いますが、それも締め付け具合に気をつけないと治りつつある前腕の負担が増してしまう。

前腕と上腕の間で痛みのシーソーゲームなんて絶対に勘弁してもらいたいものです。

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静脈瘤が消えたわけ三つ

テニスコーチという仕事をしていると一日中ずっとコートに立ち続け、人によってはその上ずっと走り回っているという下肢にとても負担がかかります。

その結果、ふくらはぎの辺りに血管が浮き出てくる静脈瘤という症状があらわれることが多いです。

僕も40年近いこの職業のためにそうした静脈瘤は避けられず、数年前から少しずつそうした血管のコブが浮き出ていました。

でも最近になって足を見てみると、どういうわけか静脈瘤が消えている?!

何かその治療みたいなことをしたのかと言うと、まったく何もしていません。

考えられるのは仕事を終えた後になるべく脚を挙げるように休んでいること。

これは静脈瘤を意識したわけではないのだけど、歳のせいかコートから戻ると脚が怠い感じがして挙げると楽になるのでそうしているわけです。

家に戻ってからも父の形見のとても座り心地の良いリクライニングチェアに腰掛けて、脚はオットマンと呼ばれる足置きに乗せてかなり長い時間そうして休むようにしています。

あとは夕食に必ず納豆を食べるようにし始めたこと。

以前から納豆は食べていましたが、毎日かならずではなく週に1~2回かまったく食べないこともあったのですが何となくこの1年弱前くらいから毎夕食で納豆は必須とするようになりました。

納豆には血液をサラサラにして血管の弾力性をサポートする成分が含有されているらしく、それが功を奏してくれているのかもしれません。

しかし、いちばんの理由として考えられるのは、膝が痛くてあまり走らなくなったことかも。

走れなくなったことで以前より脚への負担はおそらく3割か4割近く軽減されていると思われ、それが下肢の静脈瘤消失の最大の原因なのかもしれません。

それは正に「怪我の功名」と言うべきことかな。

下肢の静脈瘤に悩む方は、1.出来るだけ脚を挙げて休む、2.納豆を毎晩かならず食べる、3.脚の使いすぎ動かし過ぎを減らして労る、この三つを試してみましょう。

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甲子園は今でも大日本帝国ヘアか

いま甲子園で高校野球をやっていますが、その出場校のほとんどが未だに坊主刈りであることに今年は異を唱えているメディアの主張が話題になっています。

ようやくそういう話が出てきたのか、という気がしますがスポーツ刈りとか坊主刈りが当たり前というこの日本の中高生野球界の古過ぎる体質とかしきたりが変わってくれればと願います。

どうして高校野球をはじめとして学生スポーツの世界で坊主刈りが重用されているのか?

いろいろと理由はあるでしょうが、その根本は個を捨てて集団への隷属と服従の精神を醸成するためというのが大きいのではないかと思います。

それはかつての軍国主義時代に兵士を絶対服従させるための象徴だったことに由来している、という話はとても説得力があるものでしょう。

そんな考えを基本に据えているので指導者からの虐待や暴力、恐喝、などという事態が未だに後を絶たないわけです。

ところでテニスではどうなんでしょうか?

未だにどこかの高校テニス部では坊主刈りが鉄則とか残っているのかな。

普段は坊主刈りは免れているけど試合にボロ負けすると坊主という暗黙のルールはどうなったのか?

「髪の毛を伸ばしていると試合に勝てない」なんてバカげたことを言う人は、テニス界の伝説「ビヨルン・ボルグ」のロングヘア、そのライバルであるマッケンローの天然パーマアフロ風ヘアを知らないのでしょうか?

いやテニスの名選手でスポーツ刈りとか坊主刈りなんかしている人を見つける方がずっと難しいです。

「アスリートは髪が短め」なんていう前時代の遺物みたいな考えからいい加減に脱却しないと、スポーツ界だけの話だけでなく「大日本帝国」的な風潮が復活しかねないのではないか?と言うのは言い過ぎでしょうか。

 

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 14:33 | コメントをどうぞ

夏バテに効くロジャー・フェデラー!

テニスをやったことがない人と共にテニスの試合を観ると、「何故、もっと相手のいない所に打ち返さないの?」とか「相手から出来るだけ遠く離れた所へ狙えば良いのに、なぜ相手の近くにばかり打ち返すの?」などとお気楽に言います。

そんなテニスを知らない人が、もしもフェデラーのミラクルショットを厳選した動画を観たとしても「そうそう、こういう風に相手がいない遠く離れた所ばかり狙えば簡単に勝てるじゃない!なんで他の人たちはこうやらないの?」と無邪気に言ってのけます。

「神の手を持つ男」ロジャー・フェデラーの神憑りな超絶技巧ショットを観ても、テニスをやったことがない人にはその凄さがまるでわからないのが実に残念です。

しかし、それと同時に自分はテニスをやっているおかげでフェデラーのあの人智を超えた天才プレーの素晴らしさが理解できて本当に良かったなと感じます。

そしてこの歳になってもまだ、あのフェデラーのような超絶技巧プレーの片鱗でも良いから自分で打ってみたいというモチベーションの源泉として考えています。

それはただテニスのことだけじゃなくて、これからの人生における重要な目標の一つとしても成り立つほどの何か自分の励みとなるものだとも思います。

暑くて怠くて肘や腰が痛むそんな時でもフェデラーの勇姿を観ていると、体の底から力とやる気が湧き上がります!

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プリンス、ツイストパワーを試してみた

新しいプリンスのラケット、ツイストパワーを試してみました。

フォアハンドとバックハンドでその飛び方が違うというモデルですが、スロート部の捻れを見ればこれはかなり違う打球感と飛び方をするだろうなとわかります。

実際に打ってみるとフォアハンドストロークはとてもしつかりした鋼製感とでも言えば良いのでしょうか、安定してプレイヤーの意志そのものに思った通りの飛球ラインと飛距離を実現してくれるという印象でした。

そしてバックハンドストロークでは、スライスを打つと少ない力でより良く飛ばせるというアンダースピン系のスライスショットを見事にアシストしてくれます。

それは最近、普及が進んだ電動モーター付きアシスト自転車の軽くペダルを漕ぐとモーターが働いて実にスムースかつ楽に車体が前進してくれるという、あの感覚を彷彿とさせます。

同じスライス系で打つバックハンドのロングボレーを打ってみると更にそのラケットが持つポテンシャルを如実に感じます。

最初に使ったのが中高生のクラスで彼らとラリーで打ち合いながら、バックハンドストロークのスライスとボレーを本当に軽く打ったつもりなのにアンダースピン系のボールに慣れていない彼らはことごとく空振りしていました。

車のエンジンで言えばターボが付いていて少ししかアクセルを踏んでいないのに、結構な加速パワーを感じるという感覚でしょうか。

まだゲームで使っていないのでサービスとレシーブでの感触はわかりませんが、サービスだとバックハンドと逆の面での操作になるのでおそらくフォアハンドでの精度が高い安定した当たりで打てるのではないかと想像できます。

そしてレシーブではバックハンドでのコンパクトなボレーに近いスイングで打ち返す際にその威力を発揮するのではないかと思います。

ぜひ一度この画期的なツイストパワーをお試しください!

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原発施設にTシャツ短パンで入れるか

昨日の昼頃に多摩川の河川敷を走っている際に腕時計の気温計を表示してみたら、ジャスト40度でした。

そして今日もその多摩川の河川敷にあるテニスコートで同じくらいの時間帯でテニスしました。

昨日よりやや気温が低めで40度にはならなかったけど39度はありました。

紫外線NGの僕はロングパンツ、ロングTシャツ、黒マスク、サングラス、帽子と万全な日差し対策です。

しかし、隣のコートで大声を張り上げて元気に動き回る大学サークルの諸君はそのほとんどがサングラスも帽子もなしでプレーしていました。

まぁかつての自分もそんなことをしていたわけで、その挙げ句についに鼻に皮膚ガンが出来てしまったのでした。

だから、彼らの中の誰かがいつかそういうことになることもあり得るだろうなと思いながら見ていました。

今や紫外線はかつてよりはるかに有害度が高くなっていますから、それを無防備に素肌に浴び続けるのは絶対に止めた方がよいです。

それは事故を起こした原発施設内にTシャツと短パン姿で入っていくような無謀きわまりない行為と言っても過言じゃないかも。

特に目に紫外線をダイレクトに受けると毛細血管が充血を起こして凝固して、元に戻らなくなる翼状偏という黒目の上まで覆って視界を妨げる病気になります。

だからせめてサングラスだけは使うべきで、ボールが当たっても割れないプロテクター機能があるものを選べば二重に安心です。

テニススクールでもアウトドアで大勢で練習するところでは、必ずそうした紫外線とプロテクション効果があるサングラスの使用を義務付けるべきじゃないかと思います。

まだ瑞々しいほどの白目を持つジュニア世代の子供たちにこそサングラスをかけさせてあげたいのですが、未だに「子供のくせにサングラスなんか生意気だ」という時代錯誤の御仁がいて困ります。

そういう方々には「あなたの家族の誰かが事故処理中の原発施設にTシャツと短パンだけで入っていこうとしたらどう思いますか?」と問いたいです。

いまどきの紫外線は放射線と同じように危険なもので、最新の注意を払って回避すべきものなのです。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 23:01 | コメントをどうぞ

水をかぶりながらテニス出来ないだろうか

今日の昼前に屋根付きコートでのレッスンの参加者はまさかのゼロでした?!

アウトドアコートの炎天下に較べたらかなり涼しく快適なのですが、そんな外のコートの参加者はいらしたのに何故か僕のクラスは全員欠席でした。

まぁ役所の広報スピーカーから「屋外での活動は自粛して熱中症にならないように注意しましょう!」なんて流れてくるほどの暑さですからね、屋根付きだから日差しも避けられて普通にしっかり練習します!っていう夏好きのコーチは敬遠されてしまったのかも。

でもこれでも以前に比べたら真夏のレッスンはとてもマイルドで優しい感じにしているつもりなんですけどね、まだ暑いのが苦手な方にはきついのでしょうか?

そんなこと考えながら屋根付きコートにひとり佇んで上を見上げていると、コートの上にある屋根を支える骨組みにミストシャワーが出るような装置を取り付けてみたらどうかなと思いました。

テニスしながら頭上から冷たい霧状のシャワー水が放出されて体をクールダウンしてくれたらさぞや気持ちが良いでしょうね。

それならば普通にしっかりテニスの練習しても大丈夫なのではないかな?

屋根がなくてもミストシャワーの装置はアウトドアコートでもパイプを組めば可能なのではないかな。

これだけ暑くてしかも参加者がゼロなんて事態になると、少し思い切った対策をしないといけないのではと思います。

まぁそんな大がかりな装置を導入しなくても蛇口にホースを繋いで霧状のシャワー水が出るノズルを取り付けてコートの練習者に向かって放出すれば良いのですけどね。

ちょっと乱暴な感じですがきっとものすごくそれは気持ちが良いんじゃないかと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 16:17 | コメントをどうぞ

各ショットに完全対応なラケットは可能か

昨年末に肘や肩の痛みがなかなか治らないのでラケットを軽く、フェースサイズを大きく、そしてグリップサイズまで3から2へ変えました。

激変と言ってもよい変更なので、肘や肩には確かに優しくなって回復には貢献してくれているのは間違いないですが、なかなか自分のプレーにアジャスト出来ていません。

それでこないだも重りを付けてもう少しウェートアップしてみようかと考えていることを書きましたが、そう思った途端に昨日などは(あれ、なんかフォアハンドが調子良いな!やっと慣れてきたのか?!)という印象を受けました。

でもそれは考えてみると人工芝のオムニコートでのことで、週に1度だけの水曜日夜のハードコートで打つとどうやら悩みが出やすくなると気がつきました。

ハードコートでのバウンド後の勢いと速さに対してはもう少し重い方が抑えが利くからということなのかな?

そうなるとプロ選手たちもサーフェースによってラケットのセッティングを変えたりしているのかな?って疑問がわいてきます。

ハードの全豪と全米、クレーの全仏、そして天然芝の全英、それらグランドスラム大会の前哨戦ではサーフェースも使用される公認球も違うわけなのでそれに適したラケットのセッティングが必要なのではと考えられるのだけどどうでしょうか。

たいぶ前に世界のトーナメントでオフィシャルストリンガーの方に話しを聞いた時は、それは選手によるということだったと記憶しています。

ある選手は例えばハードではテンションを高め、ウェイトもやや重くするけど芝コートでは逆にテンションを落としウェイトも軽くしてボレーでのプレーをしやすくするセッティングに変えるとか。

でもどのコートでも全く同一テンションで重さの調整もしない選手もいて、そういうタイプの方が多いとか。

最近はウィンブルドンでの戦い方もかつてのようなサービス&ボレーが主流というのから様変わりしていますからね、フレンチオープンではストローク主体のオールラウンドプレーだけど全英ではネットプレーをメインにして戦う、なんて戦略スタイルをわけることが以前に比べると減っているのかな。

そんなサーフェースの違いによってだけでなく、ラケットのテンションとかウェイト調整をすべてのショットで最善にすることは難しいです。

フラットサービスで最高のパフォーマンスを実現するテンションとウェイトが必ずしもフォアハンドストロークで同じく機能するとは限らないわけです。

何をもっとも重視してラケットのセッティングをするのか?

サービス、ストローク、ボレー、そしてそれぞれにまたフラット、スピン、スライスとあるのでどれにいちばんフィットした仕上げにすれば良いのかを考えなくてはならない。

フェデラーがメインストリングをナチュラル、クロスにポリエステルのスピン系ストリングというハイブリッドにしているのはそうした各ショットでの最大公約数的な最良パフォーマンスを実現するためなのでしょう。

テニスはゴルフみたいに状況に応じてクラブを使い分けるみたいなことは出来ないので、1本のラケットでそんなあらゆるシチュエーションに対応できるようなセッティングが可能ならばそうすべきでしょう。

そういえば今度のプリンスが開発したラケットは、フォアハンドとバックハンドで打つ際にそれぞれに専用設計してしなりとか捻れが最善となるように作られているそうです。

これからのテニスはそういう各ショットに応じて対応可能なものに変わっていくのかも知れないですね。

サービスゲームの時に使うラケットとリターンゲームでのそれが違うものになるとか、ちょっと面倒な気もしますけど確かにそれもありなのかなと思います。

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