月別アーカイブ: 2019年3月

ボレーの向きは

これはうちのクラブでさるお方に何度もお話ししていること

ここで文章にしておくと

いっぱい目に留まりそうなので書いておく

 

さてボレーというもの

勢いよく上体を回転させて打つ種目ではない

スウィングでいうと、腕だけ、腕で振る

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だから

その腕の付け根より手前は

それほど神経質になる必要はない

極端な言い方をすると

どっち向きでも打てる

なのに

しっかり横向きをしっかり意識しすぎている人が多い

実はこれが弊害を呼ぶ

ある程度どっち向きでも打てるのがボレーだが

どちらかというと

横向きになりすぎると窮屈になって

スウィングしにくいし

ボールとの距離も正確に取りにくくなる

そしてエラーに

 

どちらかというとより上体が開いた形の方が

自由度が高くエラーになりにくい

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足もオープンスタンスでもいい

djoko1504bv

じゃあ

ホントのところ

どんな向きで練習して癖にすればいいのか

「ボールの方に踏み込み、そちらを向けばいい)

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これは極端だが

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ボールが来たらそっちに行く

自然に、そっち向きになる

わざわざ、意識的に横向きになる必要はない

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近くに来たら

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そっちを向けばよい

特に

しっかり横向きになればなるほど

さらにいいと思っている人も多いので要注意だ。   テニス

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 17:59 | 1件のコメント

テンポをゆっくり

フォアハンドを打つとき

ラケット面が不安定に動き

面がぶれてしまったり

方向性が安定しない人に多いのが

急加速の振り出し

 

特に薄めグリップの人の急加速は厳禁だ

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急加速、つまり突然振り出すと

ラケットヘッドが遅れ、一泊遅れて、ラケットが振り出される

その時、ラケット面の向きがぶれることが多い

それに対して、滑らかな振り出しだと

ラケット面の向きも左右の方向も

予定通りについてきやすい

federer1607imp

このゆっくりさは

振り子を思い浮かべてみるとわかりやすい

振り子のようなゆったり感は

力の無い女性でも、振り出しやすいので

パワーの面で有利になることもあるが

それ以上に安定性に寄与する

手首が暴れないので

いつも同じラケット面が出てくる

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松原さんは

いつもいつも手首を固定しろと叫んでいるのだが

この、振り子の滑らかさは

頑張らなくても手首の角度を固定しやすいのだ

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まあ、錦織のような超厚めグリップの人は

手首がある程度暴れても

振り出しのラケットが下がっているため

面の縦方向の狂いが少ない

だから

薄いグリップの人ほど神経質にならなくてもいいが

ある限度を越えれば

当然、試合で安心して打てなくなる

安定させた方が結局、試合での威力に結び付きやすい

滑らかな振り子を使った振り出しこそが

安定したフォアハンドの秘訣なのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:37 | コメントは受け付けていません。

印西月例女ダブ初級

松原テニスクラブ印西の3月25日(月)は

月例の女子ダブルス大会、初級クラス

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今回は春休み中のせいか、参加4ペアーと少なかった

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ただ、皆さんのレベルが拮抗しており

競った試合が多かった

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総当たりの予選リーグを行い、食事休憩

その前に

ちょっと気になった点をコート上でアドバイスして見本を

1つはボレーの決め方、コースをつくこと

2つ目は平行陣での前後ポジション

雁行の時と同じ詰め方だとロブでやられやすいのだ

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食事後は決勝トーナメント

準決勝、決勝、3位戦

全員が予選3試合を含め、5試合づつ

ちょっとはーそだったかも

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決勝戦は、小澤さん、潮田さんのペアーが

松永さん、東小川さんのペアーを、6-5で下して優勝した

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全員集合の予定が1ペアー抜けてしまった

少ない参加だったのでほぼ全試合を見てアドバイスできた

さて次回は、4月22日(月)の開催

要項はこちら

たくさんの皆様に参加してほしい。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:49 | コメントは受け付けていません。

フォアハンドのスタンス

『sho』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  こんにちは。

スクエアスタンスとオープンスタンスの選択について、アドバイスがあればお願いします!

ストローク時に、充分に時間がある場合、つまり、スクエアスタンスとオープンスタンスのどちらも可能の場合は、私は、スクエアスタンスを選んでいます。
スクエアスタンスはコントロールに優れ、オープンスタンスはパワーに優れているから、その時々で、選ぶという考えがいいのでしょうか?
または、それを両立させた、セミオープンスタンスを基本とするべきでしょうか?

sho より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

オープンスタンスを使わないプロはいないと思います

時間がないとき

走らされた時、回り込んだ時など

リターンもそうですね

オープンでなければ対応ができないことがあります

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スクエアスタンスは

積極的に使うプロと

あまり使わないプロがいると思います

特にヘビートップスピンの選手はオープンが多いのでなないでしょうか

djok1604frsisei

基本的には

ボールと自分の位置関係や時間的な余裕で

使い方を選択すればいいのではないですか

 

スクエアでも前進して

左足ブロックで、バシット行く場合もあるし

右足を軸に、下がりながらもありますよね (これはオープンかな)

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上体をしっかり前に向けることができるなら

体重移動や身体の回転を作りやすい

スクエアーの方がパワーショットを打てると思います

もしも、スクエアーの方がパワーが乗らないのであれば

インパクトで前向きになれていないのでは?

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これはテニスジャーナル解説者時代のイラスト

参考になる鴨 ひよこ

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コントロールは

上体の姿勢を保てるならどっちでもいけるのではないでしょうか

 

セミオープンスタンス?

ボールとの位置関係や近づき方、打球方向

いろいろですので

いろいろな角度のスタンスができますよね

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この下半身

何でもありですよね

 

初心者の時は身体を回しやすいようスクエアーで

うまくなるに従いオープンを混ぜていく

スクエアーをどれだけ残すのか

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好きなようにやる

好きなプロのまねをする、ですかね。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:36 | 1件のコメント

フォアハンドは前向きに

相手の打球が飛んできたとき

まだまだ、バウンドまで時間があるのに

肩の線がすうっと横を向き始める

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これを見た瞬間に

この人はただもんじゃないと感じる

 

逆に初級者だと

ボールがバウンドするころになって

やっと、横向きを作り引き始める

 

横向きになるのが遅いので

当然前向きになるのが遅れて

インパクトを窮屈に迎える

 

これがあるので

フォアハンドの基本はしっかり横向きと

思われている節もある

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しかし、実戦でやっているプロの基本は

インパクトで前向き

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この形に間に合わせるために

早目に横向きを作るのだ

 

この前向きを実感してもらうための方法が

一切横向きを作らず

前向きのままで打ってみること

 

たいていの人が

この時に、大幅スピードアップを果たす

よっぽど

元が、前向きになっていなかったんだと思う

 

さて前向きだけで打つ話

前向きのままと思っていても

肩の線はある程度横向きになって

上体の回転が生じることも自然に出てくる

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これでも充分

ちょっとした種明かしだ。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 11:45 | 1件のコメント

印西女子D初級

2月25日月曜日

松原テニスクラブ印西では月例の女子ダブルス初級

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今回は9ペアーの参加

3ペアーづつに分かれての予選リーグと決勝トーナメント

それと

皆さんの熱い声にこたえて、松原コーチのミニレッスンの予定 ひよこ

 

早速、予選リーグからの熱戦が始まり

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ノーアド、6ゲーム先取の試合を全員4試合か5試合

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決勝トーナメントでは

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井馬さん、宮本さんのペアーが

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準決勝で名和さん、尾迫さんのペアーに

決勝で、大内さん、鹿野さんのペアーに勝って優勝した

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宮本さんのサーブとフォアの攻撃力

井馬さんの守備力、特にロブのうまさが光った2試合だった

表彰後、全員集合

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そして、ボレーのミニレッスン

普通にクロスにつないだ後、必殺のアングルボレー

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力を抜きすぎないこと

短く落し過ぎないこと

そしてフォアボレーは構えから面をクロス向きに

等々

私の美しい見本の後 (残念ながらカメラマンが私なので絵がない)

皆さんにやってもらった

最後、どう締めてポイントにつなげるか

そこのところを少し理解してもらえたようだ

 

さて次回3月は、3月25日(月)の開催

今回に味をしめて、次回もミニレッスンをやるつもり

是非たくさんの皆様の参加をお待ちします。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 13:19 | コメントは受け付けていません。