月別アーカイブ: 2020年1月

コートに絵を描く

『sho』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   今年もよろしくお願いします!

ボールが相手コートのどこに落ちるかは、ストロークのボールの強さ(スピード)と角度(高さ)で決まると思いますが、どこを意識すれば簡単かアドバイスあればお願いします。(落とすところを的とする?ネットの上を的とする?)

また、上記の場合、ストロークが乱れないコツもあれば、お願いします。(スイングスピードは一定にする?または、二段(普通、速い)くらいに抑える?)

sho より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

ボールが相手コートのどこに落ちるかは

ストロークのボールの強さ(スピード)と打ち出し角度(高さ)

そして、スピンで決まるんでしょうね

 

このデジタルデータを大砲の照準コンピュータに入れれば

目標を粉砕できるはずですが

人間の場合

これをアナログのイメージとして作らなくてはなりません

自打球のイメージ、打球の飛行線です

 

ボールのスピードやスピンも含め、この絵柄をイメージします

そしてもう一つ

打球の強さ、タッチでしょうか

それを手の感触や打球音としてイメージします

1601nisikoritsfr

そういえば

コートに打球の線を描いていく練習法が

ティモシー・ガルウェイ さんの古典的名著

「インナー テニス」 の書かれていました

いや、「インナーゲーム」だったかな

2冊あるんです

 

さらにそういえば

その応用が、アニメ、「ベイビーステップス」で

エイちゃんのジュニア時代の相手として登場しました

絵の才能のある少年が

コートの上に打球で絵をかくのです

 

まあ、とにかく

コートの上に打球で線を描いてみてください

 

フォアでもバックでも

ボレーでもサーブでもすべて当てはまります。  テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 17:49 | 1件のコメント

飛距離を打ち分ける

あけましておめでとうございます

 

年末はフォアハンドで終わったが

フォアハンドが一番大事

一番気になるショットなので

年始もフォアハンドでスタート テニス

 

フォアハンドで40年前と一番違うところ

それが飛距離を自在に打ち分けるところかもしれない

といっても

40年前には面を下に向けて引く技術も

垂直の姿勢も、前向きのインパクトも

トッププロの一部はすでにものにしていたが

 

さらに

ワイパースウィングを使って

深さを自在にコントロールすることは

トップスピンの神様

ビヨン・ボルグはすでに40年前にやっていた

borgfs1601

ワイパーの部分がはっきりしないので

nadal1706c

現代のトップスピンの帝王

ナダルの写真だ

先ほどのボルグの登場以来

サーブアンドボレーの選手はどんどん駆逐されていった

 

さて、ワイパースウィングで深さの打ち分けだが

このワイパーの位置、高さを振り分ける

djok1611f

この位置からの深いショットは

高い位置での、大きな半径のワイパー

短く打つには

1501gcnisikori

手の位置が高くならぬよう

ワイパーを下に引っ張り込み

低い位置で小さ目半径のワイパーを打つのだ

腕を下に引っぱりこんでいる錦織の力具合を感じてほしい

 

こうやって

必要なだけ浅く打つのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:21 | 1件のコメント