昨日はこんな感じ
人工芝を敷き始め
ラインの位置決めをしながら、砂を入れていく。
並行して壁の色塗りもしていて
半分くらい緑色になっている。
砂入人工芝というが砂を入れないととってもきれい。
ちょっと前には大きな窪地を埋めるため
ミキサー車も
徐々に、テニスコートらしくなっていく。
あと1週間で ・・・
ちょっと遅くなってしまったけれど、ご案内。
6月26日(月) 9時30分より
新 東戸塚松原テニススクール インドアコートで行う
この写真は、5月20日、昨日のモノ
壁面の塗装とコートサーフェスの取り換えに掛かっているところ。
6月26日には
コートは砂入り人工芝、ライン内を緑色に、ライン外を茶色に
壁面の下半分は、やりかかっているように濃い緑になっているはず。
これは同配色の松原テニスクラブ横浜の写真
ボールも見やすく、プレーしやすくなっているはず。
さて研修会だが
題目は、「どこまでテニスをシンプルにできるか」
プロはシンプルだからエラーしないというのが私の主張
それでもプロはぎりぎり最大のパフォーマンスを目指す
プロのぎりぎりはアマチュアには無理
我々はもっとシンプルに ・・・
具体的には各ショットのついて
絶対に必要な項目は何か
パフォーマンスアップのためのやりすぎはいけない項目は
という考え方で進めていくつもり
最初の1時間くらいは、私の講義 (昔の写真)
その後コートで (昔の写真)
私がデモをやりながら説明したり
皆さんに打球してもらい、フォームの矯正をしたりと
相当濃い研修を考えている。
ゼヒたくさんの皆様に参加してほしい。
申し込みは、この要項の申込書から
書式はこの申込書じゃなくてもOK
同様な内容でメールしてくれればいい
いいつも書くが
同様の項目に足りない人がほぼすべてなので
今回はぜひフルに書いて申し込んでほしい。
それから参加費ですが
事前にお願いします
私も当日は対応の余裕がないのでよろしく。
近頃の若いプロではなく
大昔のチャンピオンの技術にも私が取り入れているものがある。
103年前 (日本最初のオリンピックメダル)
ベルギーのアントワープオリンピック、銀メダル
熊谷一弥 大先輩のフォアハンド
手首の角度がぶれない
フォアボレーでも
もうちょっと新しい人、ケン・ローズウォール
特異なバックハンドスライス系はもちろん
フォア側でも、手首は固定
だから
面は古典的技術であっても
50年前でも、しっかり安定。
だから、今流のウェスタングリップ(熊谷さんもそうだが)
トップスピン主体のグリップじゃない人にも(ローズウォールさんにも)
うちの指導法は
手首をしっかり固定することで面を保つ
力を抜かない教えかた (いろいろな意味に取れる鴨)
実は
上達してくれば必要以上の力は自然に抜けるのです。
松原雄二のテニス理論
松原テニススクールの指導法
この理論の立て方で
プロの技術の中にそのヒントがあるということを常に強調している。
例えば、こんな風に引いて振り出せば
インパクトには、垂直面が出てくるわけで
およそ正確な面を作るのに特別な芸はいらない。
プロが下向きの面で引いているのに
我々は面が上向きになるように引いていたら
インパクトで垂直面を作るのに苦労するわけで
そうなると、特別な芸が必要になるということ。
プロの技術は簡単なこと
言い換えると、シンプルなことがその技術の特徴なのだ。
しかもプロの技術は、認証済みなこと
もし、この技術で勝てないなら、彼はプロになっていないわけで
テニスで世界の100位に入ってくるということは
その技術は認証済みだということ
それを真似すればうまくなる、勝てるようになるのに早道だということなのだ。
だから
松原さんのテニス理論の立て方は
その1、トッププロが共通にやっていることは何か調べる。
その2、そのことに有益な意味はあるか考える。 (仮説を立てる)
その3、実験してみる。 (その技で打ってみる)
実験してみて、実際に打球してみて、もしも私でさえ簡単にできるのならば
その4、さっきの仮説は、正しい最新理論だということ。
だから
私の言うことを聞いてくれれば
うちのスクールに来てくれれば
テニスがとっても簡単になり、一気に上達するということ。
私の理論はすべてプロたちの真似事だということ。
松原流の打ち方なんてない。
とは言いつつも
プロからの理論に、私の体質による癖を加えれば
松原流の打ち方なのかも
でも
なるべくそうならないよう、癖が出ないように
自分の打ち方を整えているのだ。
横浜新道沿いにこんな巨大な建物がある。
元エバーグリーンテニスフォレストのインドアコート
5年前に閉鎖されたところだ。
インドア4面、アウトドア18面の日本1の高級テニスクラブだった
昨年夏、話が動き出した
テニス用品、インターネット通販の大手、KPI株式会社
そちらの薮田社長が、テニスコートを残すべく動き始めた。
そして
すでに同じような活動をしていた松原さんに協力の要請が来た。
早速、意気投合し、ゴーサインがでた。
KPIさんが全体を運営し
松原さんの会社、(株)テニスクリエイションがインドアのスクールを担当する。
ところで
うちがやる以上、普通のインドアスクールはやりたくない。
楽しくて、運動量さえあればいいわけじゃない
テニスをうまくする
テニスを大好きにする
テニスを人生の糧にしてもらいたい
だから、アウトドアの少人数制や
ラリーや試合もたくさんできるようなスクールでありたい。
なかなか、商売とは両立しにくいのだが
そこにこだわらなければ、テニスコーチという仕事を選んだ甲斐がない。
ところがうまくできたもので
やたらに広い、東戸塚のアウトドアよりもバックも広い、サイドも広い
天井も高い
ロブも上げられる
もちろん今のスクールよりは低いが ・・・
公式戦ができるスペースを十分に確保している。
現状、コートサーフェスはカーペットなのだが
これは何としても変えたい。
外のコートと同じ、外部の試合に出るときと同じ
砂入人工芝コートに張り替える予定だ。
アウトドアのテニスを屋根の下でやるつもりなのだ。
さて
うちはインドアからのゴミ出しがまだ終わらないのだが
周囲は草刈もだいぶ進んだようだ。
ココがインドアコートの入り口だが
これでもきれいになったほう
ついこの間までは草やツルが通路や入口を覆い
到着するのも大変だったのだ。
5月にコート張替や設備の修理など工事を行い
6月には各種イベントや体験会など
7月からは
そうそう、現在の東戸塚松原テニススクールがここへ移転するのだ。
実は、今の場所から新会場まで
1kmちょっとしかない、同じ戸塚区品濃町の町内
とても両立できる距離ではない
今日歩いて行ったら、14分だった。
これまで地主さんたちを始め、地元でたくさんの人たちのお世話になり39年
あと半年で40周年のはずだったのだが
まあ相変わらず、地元が品濃町で、変わらない
テニスを通じ、これからたくさんのご恩を返していこうと思う。
これは15年前、テニスクラブへの私の夢をかなえるため
3面の、松原テニススクール印西に11面を増設
松原テニスクラブ印西に改組した時のもの
そしてこのブログを始めた時でもある。
さて、次なるは、さらに20年以上さかのぼる話
東戸塚松原テニススクールを開校した、3年後
2号店の、「ハマ松原テニススクール」 を開校した時のこと
その時のチラシが、書類の整理中に出てきたのです。
そこに、「私の夢」 と題するコラムがありました。
今、新しいクラブ、スクールを作っていくために
そのコンセプトを明確にするために
一つのきっかけとして引用してみたい。
「私の夢」
テニスは楽しいスポーツです。
笑顔があふれているのがテニスコートのはずです。
そのコートで苦労している人はいませんか、
また、大切な身体を痛めて泣いている人はいませんか。
無理のないフォーム、ラケットの重さに逆らわないフォーム
そして、常にリラックスして、スムーズな動き方をしていれば
身体を痛めないはずです。
また、その打法で強く打てば、非力な人にも
すごいハードヒットができるはずです。
こんなことを考え、そのための理論をまとめて
3年前、東戸塚校をオープンしました。
幼稚園から年配者まで
横浜の1角に笑顔のテニスコートを作ってきました。
そして、このたび3月より、この横浜の中心に
さらに大きく笑顔を広げることになりました。
いつか日本中のテニスコートが笑顔で ・・・・・
という、つたない文章ですが
今一度原点から、テニスクラブ論
テニス技術論にもつなげていくために取り上げてみました。
2022冬季神奈川県テニスコーチ研修会を
1月23日(月)
相模原市のDテニススクール古淵駅前校で開催します。
JR横浜線、古淵駅のほんとに真ん前、駅から30秒です。
2022とありますが、もともと12月の予定を遅らせたので
年度としては、2022年度なのです。
コーチ研修会の名の通り、コーチが主な対象ですが
これは以前に、相模原インドアテニススクールで行った時のもの
今回は、最新のプロの打ち方はもちろんですが
薄いグリップでのフラット打ちも含め
すべての方に共通する、手首の固め方など
どこをプレーヤーは意識すべきなのか
コーチはどこに注目して、プレーヤーを上達させるのか
という点を強調し、進めていこうと思います。
私自身の進化も皆さんにお伝えしたいと思います。
フォアハンド、サービスを重点にすべての基本技術を説明し
皆さんにもやっていただきます。
コートはインドア、カーペットコートで
専用シューズのみOKです。
持っていない方は、現地で借りることができますので
当日、フロントで申し込んでください。
お申し込みは
要項にありますメールアドレス宛にお願いします。
正式の申込書でなくても同様の情報を書いてくれれば
メールだけでも結構です。
申込お待ちしています。
そうそう、資格更新にポイントの欲しい方
日本スポーツ協会の研修ポイント
JPTAの更新ポイント
JTIAテニスプロデューサー、今年のポイントに適用
それぞれ使えますのでよろしく。
両手バックは
相手に向けたラケット面を一気に振り出す
突然振り出すのだから
当然、振り子とは縁のないものと以前は思っていた
だが、両手バック得意の選手を見ていてふと気が付いた
振り出しが柔らかい
構えからちょっとだけ引き戻し
インパクトに向かって、振り出す
その、ほんの30cmくらいの空間
そこが滑らかな
そう、振り子なのだ
その後は怒涛の加速
とっても振り子には見えない
上の考え方を頭に入れてみるといい
ついでに
二人とも手首の角度がぶれていないことも見て取れるだろうか。
フォアハンドのスウィングは
緑色の線、またはオレンジ色線のように引いて
黄色の線のように振り出す
それを肩関節が捻られないように振ればいい
そうすればインパクトの垂直面が自然に出てくる
ここまでは私のブログを見ていた人には常識
なのにやってみると ・・・
上の説明だが
これは腕に変なストレスがかからないことが前提
ストレスがかかると
手首に曲げの力や捻りの力が働いてしまう
結果
そうならないためには
ストレスのかからない滑らかなスウィングを心掛ける
このフェデラーの振り出しを見て感じてほしい
自然に加速していく美しさ
勝手に振れていく腕とラケット
振り子に逆らわないので手首にストレスフリー
ここに振り子のスウィングの神髄があるのだ。
あんまり長いこと投稿しなかったので
書き出しが難しい。
テニス技術については
40年以上もラケット面の使い方や力に入れ方など
同じことを言い続けてきたので
何度も繰り返して言っていることばかりという気もしていた。
しかし、最近かなり以前とは違う視点から見ることができ
全体を統合して、本質的なものが見えるようになった気もしてきた。
改めて、頑張って投稿してみようと思う。
さて、最近のコーチ研修会や当社の研修会でも
もちろん私のレッスンでも
フリコのスウィングというものをかなり強調している
具体的には振り子のテンポなのだが ・・・
もちろん今まで行ってきた理論は正しいはずなのだが
ちゃんと私の理論を聞いて面を作ったり
身体の向きを直したりしたのに
それなのになぜかフォアが打てなかったりサーブが安定しなかったり
両手バックの方向が不安定だったりという人たちが存在するのだ。
実は、テンポ感が間違っているために
正確だったはずの面がストレスを受けて変わってしまったり
いまいちスピードの乗れなかったりということに
気が付いてきた。
今までの技術論プラス振り子のテンポ論
それが、最新のテニス技術論になろうとしているのかもしれない
自分としてはそれによりやっとおなかの中が落ち着き
心の中にも安ど感が広がったように思う。
しばらくの間、できるだけ連続して
一つ一つの技術につき
フリコのテンポ感を加えて
一通り解説してみようと思う。