日曜日の巡回中
中級レッスンのSさんのバックがやや鈍い当たりなのにアウトしている
見るとフォアハンドのようにしっかり前向きに身体を回している
両手バックのテンポ感は
フォアハンドよりも忙し気味がその固有テンポ
だからインパクトは前向きまでいかない方がいい
フィニッシュも少し窮屈目が似合う
そうアドバイスしたとたん
鋭い打球がピシっと相手コートに突き刺さった。
日曜日の巡回中
中級レッスンのSさんのバックがやや鈍い当たりなのにアウトしている
見るとフォアハンドのようにしっかり前向きに身体を回している
両手バックのテンポ感は
フォアハンドよりも忙し気味がその固有テンポ
だからインパクトは前向きまでいかない方がいい
フィニッシュも少し窮屈目が似合う
そうアドバイスしたとたん
鋭い打球がピシっと相手コートに突き刺さった。
この形でサーブを打つと肩を痛めやすい
小学生女子のサーブでふれたが
とても大事な話なのでさらに念を入れておく
首と肩の間が狭くなり無理がかかる
しかもスピードも出にくくなり
余計頑張るのでさらに壊れやすくなる
いい形は
上腕と首の間が空いているところに注目してほしい
ただし
この姿勢は幼児や一般女性、年配者にはつらい
だから
ここ
肘が両肩の延長線上にあり力も入りやすいし
肩にも優しい
プロのスライスサーブ
うちのスジガネ君もスピンサーブで
上腕は首から離すこと
これで毎日3人くらいは女性や年配者を救出している
肩の持ちが30年以上違う鴨
小学生グリーンボール大会のサーブの続き
サーブの肘の位置だが
すごいサーバー場合
両肩を結んだ線の延長上
ここから打てば
内旋パワー全開
ひじの負担も少なく
打点は頭の上だが
そのためには両肩の線がほとんど垂直状態に
この姿勢は筋力がないとつらい
もちろん柔軟性も必要
子供や年寄りにはつらい
だから
小学生女子に少し右側に上げるようにアドバイス
ボールに勢いがついた
「パワーがついたら少しづつ頭の上にね」
と付け加えておいた
昨日の東戸塚松原テニススクール
グリーンボールの小学生大会
表彰式までの短い時間だが
参加選手全員にサーブのレッスンをした
テーマは2つ
1つ目がトスの高さ
サーブのスウィングは上側の振り子
このメトロノームのように長さによる固有のテンポがある
だから
その時間を作るためにトスには最低限の高さが必要になる
最高点のころラケットは後ろにダウン中
上の2枚の差は1mくらいかな
力の十分にある男子プロでこんなもの
小学生女子が低いトスを腕力で補うことは
そりゃあ無理かも
スウィングを小さく端折るしかない
一方充分に高く上げれば
サーブのスウィングがそのテンポに乗って
小さな女の子でも
充分勢いのあるサーブが打てるし
手首に余計なストレスがかからないため
いつも同じ角度で面が出て
コントロールも安定する
今回のレッスンでは
小柄な女の子が2名ともトスが低めで苦労していた
「20cm高めに上げてみて」
二人とも楽にボールが飛ぶようになった
もちろん飛距離も安定した
ここのところ
東戸塚松原テニススクールで大当たりのアドバイス
サーブのインパクトで
ボールを内側に抱きかかえるイメージ
打点が体軸よりも後方という指導法は以前からしていたが
イメージとして
全身で包み込むような感じを持ってもらうことにより
9才の女の子のフラットサーブも
男性の力自慢スピンサーバーも
一気に安定度がアップした
もちろん構えから
フィニッシュまで包み込んでいる
もしかしたら
名人級のフォアはんだーも
そうかもしれない
昨日のレッスン巡回中
数人の方にフォアハンドをアドバイスした
インパクト直前から
ラケットヘッドを先行させようとする人が多い
当たりが不安定になり
面も狂いやすくなって
当然不安定になる
松原さんのアドバイスは
手首の角度を保ったままのインパクト
インパクト後まで、腕を引き続け、加速すること
引き続けることにより
ラケットが安定した状態をたもち続けるのだ
結果
一見手首をいっぱい使ってそうなこの人でさえそうなのだ
フォアハンドだが
名人はボールを打球方向に押すと言う
松原コーチは腕を引っ張れと言う
どっちが正しいのだろう
実はどちらも正しい
目の付け所が少し違うだけ
これはフォアハンドを上から見た図
肩を中心に腕もラケットも円運動をする
打点を図のように前の方、ネット方向に取れば
ラケット面は赤矢印の方向に動く
面は打球方向を向いており
ラケット面がボールを打球方向に押すことを名人はイメージしているだろう
一方
手の動きは、オレンジ矢印方向
その時の力を入れる方向としては
遠心力に逆らって引っ張る求心力方向との合成となり
物理学者は
力の入れる方向を紺色矢印方向
もしかしたら
緑色矢印方向かもしれないと主張するかもしれない
これは
引っ張りしかありえない
ハンマー投げの力の方向を見てみるとわかりやすいかもしれない
そんなわけで
イメージとしてのボールを押せもありだし
力学としての腕を引けもあり
だが
打球方向にボール7個分押し出せという教え方が
普通の人にどう受け捕らえられるかは
よく考えてみる必要がある鴨
コーチの言葉遣いというのはマコトに難しいのだ
ラケットでボールを打つ
その時のインパクト
接触時間は1000分の5秒か6秒か
まあ
普通の人の感覚でいえば一瞬
その間、面を操作したりする時間はない
だから
インパクト以前に正確なラケット面ができているかどうかで勝負は決まる
例えば現代的なトップスピン系フォアハンドならば
構えから
正確な面の作るための向きにし
肩関節を捻らないで引いていき
後ろ向きの面から振り出す
面は徐々に垂直になっていき
当然のように垂直面でボールを捕らえる
面がかぶさるのはインパクト後
そして左横に引き抜く
元をたどれば
構えで作った形をインパクト後まで変えない
途中で変更しなくていいように
始発駅を間違えない
ミスるわけがないのだ。
東戸塚松原テニススクールでレッスンに入ることが多い
また最近はイベントで
90分間球出しボールのみの時間を土曜日に行っている
松原さんが後ろにいて片っ端から上手くさせてしまう
興味ある方は
テニスベア―で募集しているので見てほしい
そこで
特にフォアハンド
「腕力だけでいいですよ」
というアドバイスをよく口にする
プロは全身のパワーをうまく使って打つし
その方が効率もいいし
いいボールだし、障害も少ない
その全身の使い方だが
ちょうどいいという使い方があると思う
身体が動いて、その動きにブレーキがかかり
その反動で腕が加速される
それが運動連鎖
フォアハンドでいえば
横向きから前向きに上体が動き
前向きの上体から腕が振り出されるのが理想的な形
大きく引きすぎて
前向きになるのが遅れると
腕だけで打ったよりも
逆運動連鎖でスピードが出なくなってしまう
それと運動連鎖というもの
腕を振るつもりでいると
身体は自然に動くし
最適な使い方、最適な量を自然にやるものなのだ
その最適値を導き出すアドバイスが
「腕力だけでいいですよ」
打った後で評価してあげる
「素晴らしい身体の使い方ですね」
コーチの皆さんにも考えてほしいのだが
身体をいっぱい使うのが目的になっていませんか?
私はボールを打つのが目的なのかと思っていました
両手バックなんか
振り子テンポの関係で
フォア以上に身体の動きを小さくしなければない鴨