カテゴリー別アーカイブ: フットワーク

リターンが得意4

前回のサイドステップ型フットワークは

姿勢を保ったまま打点に入るためのもの

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もっと遠くに来たらどうするのか

それは

ランニングショット型のフットワーク

今回はバックで

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左足の向きを変えながらバック側へ

テイクバックも開始

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右足も出しながらスウィング開始

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上体もややバック側に傾く

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右足を飛ばしながらヒット

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何とか姿勢も保っているが

もっと遠ければ傾きは増す

ただこのフットワークを使うと上体が回らないので

軸が傾いても、エラーになりにくい

ここまでは叩ける、攻撃的トップスピンリターン

両手打ちでも

djok1610bkgup

同じこと

もちろんフォアハンドでも。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フットワーク, リターン | 投稿者松原コーチ 11:49 | コメントは受け付けていません。

エイっと叫べば

「今のボール、エイッと叫べば返りますよ!」

先日、レッスンでかけたアドバイス

気合があれば、取れると解した人もいたようだが

これは精神論ではない

ギリギリで追いつけそうなボールに

最後エイっと叫べば

1、ボールに対し集中して、タイミングもエイッ

2、瞬間的にグリップがしっかりしてボールを飛ばしてくれる

3、少し体が伸びて、届きやすくなる

だから返球に成功する

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ストロークもそうだが

ボレーでも

takao1605tv

もちろんバックでも

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もちろん声まで出した根性、執念もあって何とかなるのだ

声を出すのが恥ずかしい人は

心の中でもいい

「エイッと、叫んでみよう」  テニス

 

 

 

カテゴリー: フットワーク, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:42 | コメントは受け付けていません。

フォアハンドのスタンス

『sho』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  こんにちは。

スクエアスタンスとオープンスタンスの選択について、アドバイスがあればお願いします!

ストローク時に、充分に時間がある場合、つまり、スクエアスタンスとオープンスタンスのどちらも可能の場合は、私は、スクエアスタンスを選んでいます。
スクエアスタンスはコントロールに優れ、オープンスタンスはパワーに優れているから、その時々で、選ぶという考えがいいのでしょうか?
または、それを両立させた、セミオープンスタンスを基本とするべきでしょうか?

sho より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

オープンスタンスを使わないプロはいないと思います

時間がないとき

走らされた時、回り込んだ時など

リターンもそうですね

オープンでなければ対応ができないことがあります

nisifd1708

スクエアスタンスは

積極的に使うプロと

あまり使わないプロがいると思います

特にヘビートップスピンの選手はオープンが多いのでなないでしょうか

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基本的には

ボールと自分の位置関係や時間的な余裕で

使い方を選択すればいいのではないですか

 

スクエアでも前進して

左足ブロックで、バシット行く場合もあるし

右足を軸に、下がりながらもありますよね (これはオープンかな)

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上体をしっかり前に向けることができるなら

体重移動や身体の回転を作りやすい

スクエアーの方がパワーショットを打てると思います

もしも、スクエアーの方がパワーが乗らないのであれば

インパクトで前向きになれていないのでは?

nisifstaore1708

これはテニスジャーナル解説者時代のイラスト

参考になる鴨 ひよこ

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コントロールは

上体の姿勢を保てるならどっちでもいけるのではないでしょうか

 

セミオープンスタンス?

ボールとの位置関係や近づき方、打球方向

いろいろですので

いろいろな角度のスタンスができますよね

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この下半身

何でもありですよね

 

初心者の時は身体を回しやすいようスクエアーで

うまくなるに従いオープンを混ぜていく

スクエアーをどれだけ残すのか

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好きなようにやる

好きなプロのまねをする、ですかね。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:36 | 1件のコメント

ギリギリに追いついても

プロはギリギリに追いついたショットが得意

1709fedbk

もちろんフォアも

nisifd1708

もしかしたらこんな時こそ

思いきりもよく

楽だと思っているのかも

 

なぜ楽なのかというと

苦しい体勢なので余計なことができない

だから

最低限の体幹の踏ん張りに腕力

ぶれる要素が少ない

djok1610bkgup

もちろん

これは追いついた時に構えができているから

kk1505fk

そして跳び込みざまに

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腕を振る

姿勢が決まって、面が決まって、タイミングばっちり

しかもコートの端っこから

ウィナーをいただける大大チャンスなのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 10:39 | コメントは受け付けていません。

構えて追いつく

松原テニスクラブ横浜

2人の上級者女性にアドバイスした

2人ともバックは安心感があるのだが

フォアハンドがちょっと苦手

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観察してみると構えが遅い

ボールに追いつき

スタンスを決めてから構えを作り始める

そうするとなんだか素人っぽい

逆に構え終わりながら追いつくようにすると

プロっぽくなる

上の写真はリターンだが

構えながら右足を踏み込もうとしている

CIMG3261-0.3

ここで腰は少しオープンなのがプロ

肩の線は横向きだから腰にひねりができ

上体をいつでも前向きにできる

振り出しながら

CIMG3263-0.1

跳び上がりながら

CIMG3264+0

前向き、垂直姿勢でヒット

このリターン

自分で撮影したので覚えているが

このままリターンエース

目を上げたらポイントは終わっていた

リターンが究極に忙しいフォアハンドなのだ

これができれば、ふつうのフォアには余裕が

 

構えてから、いや、構えながら追いつく

そのまま踏ん張って

いい姿勢でヒット

 

それをできるゾーンを

自分に妥協しないで広げる

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ジョコビッチになるのだ

フォアハンド、もちろんバックもだが

構えて追いつく、構えながら追いつく。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク, リターン | 投稿者松原コーチ 18:21 | コメントは受け付けていません。

止まって打つか? 動いて打つか?

『sho』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  こんにちは。
この内容と関係あるかないか、よくわかりませんが、アドバイスあれば、お願いします。

サークルで、特にストローク時、出来る限り速く、打点近くに移動し、バックスイングまで、終了し、そこで、間をあけて、ボールがきたら、スイングを始める人と、
ボールの速度に合わせて、移動し、間をあけずに、スイングする人で別れています。

前者は、間をあけることにより速いボール時にも、対応ができる。
後者は、間をあけないほうがスイングが安定する。
とそれぞれ、長所短所があるようです。

どちらを、目指すべきでしょうか?

sho より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

プロのテニスを見たことがありますか?

TVでもいいです

彼らはどうやっていますか

止まって待っている人はいないのではないでしょうか

Brisbane International 2010 - Day 5

止まっていると筋肉が固まっちゃう

動いていた方が動くボールと合いやすい

sugitayuiti

最後まで動いて足を決めれば正確な場所に行ける

だからいい姿勢で打てる

等々

理屈はいろいろ考えられますが

 

そうじゃない人はどうしたんでしょう

たぶん

プロになれなかったんでしょうね

naomi1706frfin

つまりプロのようにやった方が

勝てるテニスになりやすいということだと思います。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 15:26 | コメントは受け付けていません。

スウィングも追いつく

『治りかけのテニスエルボー』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ   松原コーチ、いつも愛読しています。

女子ダブルスで、自分が後衛。
相手が浅い弾まない球を打ってきたときに、いつも右手を前に出しながら慌てて走り、ラケット面を上に向けて、バレーボールのように拾いに行き、アウトします。
体の向きは正面向いてます。
「あ、浅い」とネットを超えてから気づき、間に合わないため手を最初から伸ばし、身体が正面に向いていることがいけないのかなとは思ってますが。。。
『低く浅い球はサイドスピン』などのコーチのブログを読んで、球出し練習ではできますが、実戦だとできません。
対処法を教えていただけたら幸いです。お願いします。

治りかけのテニスエルボー より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

「右手を前に出しながら慌てて走り・・・」

目に浮かぶようですね

 

答えを最初に言うと

右手を前に出しながら が×

〇は、「右手を引きながら、慌てて走ればいい」 のです

kk1505fk

そして

足が間に合うのと

ラケットが間に合うのを同時にする

kimrsf1505

トップスピンでもスライスでも

フォアでもバックでも

ボレーでも

全てそうです

そうすればギリギリ追いつけば必ず返球できます

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フォアのサイドスピンは

球出しでできるのだが、試合では ・・・

ですが

もうひと手順踏みましょう

玉出しでできたら

次はラリーで

相手ボレーとの打ち合いが一番いかもしれません

相手にボレーで意地悪をしてもらいながら対処する

次に試合でできるようにすればいいのです。 水瓶座

 

そうそう

追いついた時に前向きのままとのことですが

ラケットを引きながら追いつけば

当然

腕以外の部分も必要な形をとりますよね。 ペンギン

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 20:09 | 1件のコメント

ドロップに対してはオープンで

先日、参加した北大の秋合宿でのこと

フォアの前に落ちたドロップショットを

低い打点、スライスでストレート深くに

ネットへ出て

スマッシュというドリル。

3面に分かれて、球出しで練習。

 

私の見本は左足を踏み込んだクローズドだったが

しばらくして、奥のコートをふと見ると

男子のナンバー1、井戸垣君はオープンスタンスで処理している。

うまく打てていない同じグループの女子選手にも

オープンを指導していた。

直後

彼女も1発で、うまく処理した。

その内に

このグループは全員が安定して返球している。

 

ぎりぎりの時はオープンで

radwanska1509

ちょっと余裕の時はクローズドというのが

私の基本的な考え方だったのが

ここで、目から鱗。

確かにオープンの方が体勢が楽。

余裕があってもオープンで悪いわけはない。

左足を前にすることで上体の開きを抑えると思っていたが

右足が前でも全身の勢いもあって

上体の開きにそれほど悪影響もない。

何より姿勢の自由度が上がって

ボールとの位置取りが簡単になっているようだった。

 

そういえば

バックハンドでもこんなスタンスもプロはやる

djok1509bs

(左足を横向きにするのもコツ)

一見、難しそうだが

上体が横向き窮屈になりにくいので

肩からボールまでの距離が作りやすい。

 

一度試してみることをお勧めする。  テニス

 

そうそう

フォアなら、右足を横向きに踏み込むと

横向き加減がうまくできて

しかも、上体が開きにくくなりますよ。

(これもちょっとしたコツ)

 

井戸垣君ありがとう

他のコートの人たちにも教えてあげてください。 テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:53 | コメントは受け付けていません。

インパクト直前では

『うそほんと』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ いつもお世話になっております。ストロークでの質問ですが、調子の悪い時ほどインパクト直前までボールを見てしまっている様に感じます。インパクト直前ではどこに意識を持っていくのが良いのでしょうか?または何も考えないのが良いのでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

「調子の悪い時ほどインパクト直前までボールを見てしまっている」 のは

ある意味当然で

心配だから自然にそうなるわけです。

デモ

当たるまで見ていたら

当然、振り遅れたり

インパクト直前でスウィングを変化させたりで

ジャストミートしたがためのエラー

なんてことも出てきます。

 

見ないわけにもいかないし

見続けるわけにもいかない。

 

だから

調子の悪いときには

どこまで見るか決めておけばいいと思います。

例えばインパクト60cm前までしっかり見る

インパクト方向には顔を向けない

なんていうのはどうでしょう。

nisifh1506b

これを調子が狂った時だけ行う。

これさえやれば大丈夫と信じこむ。

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本来は緩いボールに対しては

インパクトのかなり直前まで見るでしょうし

速いボールに対しては

かなり早めに見切って

最後まで見るのはやめるべきですから

調子のいい時は

余計なことは考えない方がいいと思います。

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私自身は

足が動いて

動きながらボールを打っているときは大丈夫

動いていさえすれば

ボールとの位置関係がしっかりとれるので

自信を持って打てる。

 

動きが止まった途端に直前調整が必要になり

ボールをよく見るようになります。

 

まあ、しっかり動き続けること

たまにはジャストミートしないこともあると

自分に言い聞かせておくというところでしょうか。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, フットワーク, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:52 | 1件のコメント

最高のストローカーは

いいストローカーと最高のストローカーの違いは

ボールとの位置を完璧に合わせる能力。

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完璧なラケット面

完璧な姿勢。

 

だけど

そこにボールがなければ

フレームショットだったり

空振りだったり。

 

ボールとの距離をしっかりとれることにより

完璧な姿勢で

ジャストミートできるのだ。

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そのためのフットワークが

走る途中で修正し最後は大きく踏み込む

「ダッ、ダ、ダ、ダッ、グウッ、バシッ」

 

プロは

1ポイント獲得するために

5本も10本も打たなければならない。

それもプロレベルのショットで

1507nisikori finis

その間

1本でもエラーしたら

ポイントは相手に行ってしまう

記録は、アンフォースド・エラー

 

ちょっと腕のいいストローカーにできる技ではない

最高の、完璧なストローカーでなくてはならないのだ。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, フットワーク | 投稿者松原コーチ 18:44 | 1件のコメント