いつも一緒にテニスをしている方へ、おこがましいのですが、また少し早いのですが、クリスマスプレゼントとして、「読めばテニスが強くなる!」というタイトルのブログです。
しかし、最初に話しの腰を折るようですが、このブログだけで書ける内容で、テニスが強くなることはないことは、テニスをされている方はわかると思います。
では、なにかといいますと、「読めばテニスが強くなる」という画期的な本の紹介です。
普通、テニスの本というと、各ショットの打ち方、フォーメーション等ですが、ここで紹介する本は、300ページ以上あるのですが、そういうものは、一切出てきません。一般のテニスプレイヤーが試合で勝つには、どうすれば、いいかを書いています。
今よりいいストローク、サーブなどなくとも、頭を使ってテニスをすれば、今より20%はレベルアップでき、結果、試合に勝てるというものです。
この本を読む前から、私が実践していることも多々あり、あらためて、良かったんだと認識しました。
著者は、ブラッド・ギルバード。たぶん知らない方もいると思いますが、世界4位までいったプレイヤーですが、活躍した時代には、コナーズ、マッケンロー、エドバーグ、レンドル、チャン、サンプラス、アガシ等、超有名な選手がいたため、あまり知られていませんが、飛びぬけて凄いショットがないのに、こういう有名選手がいる時代に、泥臭く、頭を使うテニスで、4位にまでなった人です。
また、錦織選手のコーチというと、マイケルチャンが有名ですが、チャンは、錦織選手がトップ10になかなか入れない時に、コーチになり、トップ10入りを実現させて有名ですが、ギルバードは、その前、錦織が100位に入れないときから、一気に、松岡を抜いて20~30位台へいったときのコーチです。
本の前書きから、この本の趣旨を一部抜粋しますと
「週末だけテニスをするプレイヤーは、テニスコートで全く頭を使っていない。ただ、コートの上を走り回ってボールを追いかけているだけだ。」
「ほとんどのプレイヤーは必死になって、ある特定のストロークの練習をする。レッスンを受けたり、テニス専門誌を読んだり、暑い太陽の下で練習したり、血と汗と涙を流して頑張るのだ。ところが、それだけ必死に上達させたストロークを試合で最も有効に使う方法に関しては、少しの時間も費やさない。」
「何がなんでも勝ちたい という情熱を持っている君のために、賢いテニスの勝ち方を伝授しよう。」
この本は、もう何回も読みましたが、私の感想は、この本に書いていることを実践すれば、勝てるとは言いませんが、1セットであれば、今より1ゲームは多く取れると思います。
さらに、かつての有名プロ(コナーズ、ベッカー、チャン等々)との戦いを通して、それを一般レベルまでブレイクダウンして書いているので、中高年の方には、懐かしさも味わえます!
読んで絶対に損はない本と推薦します!これから年末年始休みに読んで、新年からのテニスで、より勝てる機会が増えればと思います。私も、もう1度読み直すつもりです。
解説が長くなりましたが、本の正式名称は、「読めばテニスが強くなる、ウイニング・アグリー」、写真は以下のものです。皆さんのテニスの試合の勝率が上がれば!GOOD LUCK!
(もちろん、これを読んだ皆さんに負けないように、私も、読み返し、実践して、頑張ります!)