私のテニス歴45年のうち、膝故障で13年のブランクとなる前の40歳直前まで、サーブやスマッシュで、プロネーションという用語を聞いたことがありませんでした。
その後、13年のブランク後、縦のスイング(サーブ、スマッシュ)では、当たり前の技術として、プロネーションという用語が使われています。
プロネーションという技術はあったのでしょうが、あまりポピュラーな言葉ではなかったのかもしれません、昔は。
思えば、私がテニス(硬式)を始めたのは、学習院大学1年生の時で、GSSパンサーテニスクラブ発足の1年前です。
高校時の軟式テニスを硬式にするため、民間テニスクラブのスクールに週1回通いましたが、今でも覚えているスマッシュのレッスンがあります。
当時のコーチからは、スマッシュは、「ハエたたきのイメージ」、「フライパンでボールをたたくイメージ」と教わりました。
当時は、硬式テニスはそういうものかと、その通り打っていましたが、今から思うと、その打ち方では、プロネーションを使わないですよね。
何事も最初が肝心ですが、横のスイング(ストローク、ボレー)に比べ、縦のスイング(サーブ、スマッシュ)が、今一歩と感じているのは、この最初が問題だったのかなと責任回避しています?