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数日前にミロス・ラオニチは、コーチとして指導を受けていたリチャード・クライチェック氏との関係の終了を公にしていたの。
そのラオニチだけど、新たなコーチを見付けた事を明らかにしました。
元男子ダブルス世界ランク1位のマーク・ノウルズ氏を新コーチとして迎い入れる事になったんだって。
ノウルズ氏は、2002年の全豪オープン、2004年のUSオープン、2007年の全仏オープンと、3度のグランドスラム優勝を誇る名ダブルス・プレーヤーだったの。
ラオニチに自身の公式ツイッターで「マーク・ノウルズがチームに加わる事を喜んでお知らせします。そして今週から芝のシーズンへ向けての準備にも参加してくれる事になりました。最高のコンビとなる事を期待していますし、マークの経験や知識を楽しみたいと願っています。」って綴っていたの。
ラオニチは2013年からメイン・コーチとしてリカルド・ピアッティ氏が帯同していて、ノウルズ氏は第2のコーチとしてチームに加わるようね。
そしてクィーンズ・クラブ大会、ウィンブルドンへと臨むんだって。ラオニチは去年はウィンブルドンで準優勝を飾っているから、今年こそタイトル獲得を目指したい気持ちが強いはずよね。
万が一、今年のウィンブルドンで早期敗退を喫してしまったら、失うポイントも大きくて、トップ10からの脱落の可能性も出てきてしまうの。
今季はここまであまり好調とは言えないシーズンになっているラオニチ。芝のシーズンは、踏ん張りどころかも知れないわね。
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先週、クロアチアのボルで行われたWTA125Kシリーズでは、20年前の全仏オープン女子シングルス決勝戦を戦った二人がエキシビションに登場したの。
1997年の全仏オープン女子シングルス決勝戦は、当時19歳のイヴァ・マヨーリが当時16歳のマルチナ・ヒンギスを6ー4、6ー2で下して自身唯一となるグランドスラム優勝を飾っていたの。
ヒンギスはその年、グランドスラムではこのマヨーリにしか負けてなくて、全豪オープン、ウィンブルドン、USオープンで優勝を飾る活躍を見せていて、天才少女と言われていたのよね。
エキシビション後にはインタビューに答えていたの。
「今の女子テニス界では、20人くらいの選手にグランドスラム優勝の可能性があると言う意見には賛成します。全仏オープンでは、オスタペンコがそれを達成して見せました。私はそれを予測していました。なぜなら、彼女は優れたジュニア選手だったからです。」
「スヴィトリナにもチャンスがあるでしょう。そしてハレプも輝く時です。誰が何と言おうと、セリーナもそこにいます。彼女はまだ私より若いのです。まだまだ勝ち続けるでしょう。」
そしてヒンギスが期待している若手については「若い選手の中でランキングを大きく上昇させるだろう選手は、現在世界ランク33位で19歳のアナ・コニュです。彼女は本当に才能のある選手です。今彼女は安定性が必要でしょう。ドンナ・ベキッチもまた調子を取り戻して来たのは嬉しく思います。ペトラ・マルティッチもそうです。だから、クロアチアにはとても良い選手が揃っています。」って、大会開催地のクロアチア人選手を称賛していたの。
ヒンギスのコメントに上げられていたセリーナ・ウィリアムズだけど、現在妊娠7ヶ月に入った所なのに元気にコートで練習する動画を自身の公式SNSにアップしていて、周囲を驚かせているの。
こんな状態なら、来シーズンを待たずに復帰して来そうな感じね。セリーナはテニスがしたくて、うずうずしているのかも知れないわね。