月別アーカイブ: 2017年6月


突然引退を表明したベッカー!

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現在行われているウィンブルドン男女シングルスの予選では、日本勢は全滅しちゃいましたね。

男子は、添田豪選手が予選2回戦で、そして本戦入りをかけて昨日行われた予選3回戦では、伊藤竜馬選手が大接戦の末に敗れて惜しくも敗退しちゃいました。

女子でも、昨日の予選2回戦で大前綾希子選手、加藤未唯選手がいずれも敗退で、姿を消してしまいました。

そしてダブルスの予選に挑戦したダニエル太郎選手、大前選手も、いずれも本戦には届きませんでしたね。

その予選敗退後に、急に引退を表明した選手が。それは、男子シングルス予選2回戦で敗退したベンジャミン・ベッカーなの。

今月で36歳になったベッカーは、現在世界ランク228位。これまでの自己最高位は、2014年10月に記録した35位だったの。

その予選2回戦では、イリア・マルチェンコに逆転負けを喫してしまい、その後の会見で突然引退を表明したの。

ベッカーが最初に有名になったのは、2006年のUSオープンの時。その時、世界ランク112位だったベッカーは予選を勝ち上がると、1回戦、2回戦と勝ち進み3回戦で元世界ランク1位のアンドレ・アガシと対戦。

アガシをセットカウント3ー1で下して、アガシはその試合を最後に現役生活にピリオドを打ったの。

ジュニア時代から期待されてたベッカーだったけど、プロになってからはその期待通りの成績は残せなかったんだけど、プロテニス選手を続けながらアメリカはテキサス州の大学へ通って経営学と経済学を学び学位を取得してもいるの。

そんな優秀なベッカーだし、第2の人生も素晴らしいものになるはずね。

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グアム大会で記録が2つ!

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先週行われたグアムでの1万5000ドルのフューチャーズ大会では、2つの記録が作られたの。

1つは日本人が樹立した記録で、現在40歳9ヶ月の鈴木貴男選手が40歳のプロ選手として初めてITFのプロ・サーキットで決勝進出を果たしたの。

その決勝戦では、惜しくも第1シードの江原弘泰選手にフルセットで負けて準優勝で、2015年のグアム大会以来となる優勝とは行かなかったけど、まだまだ若い選手には負けじと好プレーを披露していたみたいね。

そしてもう1つは、ニュージーランド出身で主催者推薦のアレックス・ハントが1回戦で、同じく主催者推薦のクリストファー・カジガンを6ー0、6ー0とわずか48分で下して、ATPポイント1ポイントを獲得したの。

この何が記録かって言うと、そのハントは生まれながら左腕が半分しかなくて、義手を装着してプレーしているの。その義手にボールを乗せてサーブの時だけその左腕を使っているの。

彼のテニスをしている動画は、YouTubeにあるので、「Alex Hunt」で検索するとご覧になれますよ。

ハントは今年の5月にセント・メリーズ大学を卒業したの。もちろん、大学在学時代は4年間大学のチームのエースとしてプレーしていたの。そして卒業と同時にプロとしての活動を始めたってわけ。

ハントはその2週間前にもタイのフューチャーズ大会に出場したんだけど、その時は1回戦で敗退しちゃったの。

つまりハントは、肉体的な障害を持つ選手として初めてATPランキングに名前が載ることになるの。

このブログでも紹介した韓国のイ・タックヒも聴覚障害がありながらプロとしてツアーを回り、今ではグランドスラムの予選にチャレンジするまでに。今年のウィンブルドンでは、予選1回戦で敗退しちゃったけど、グランドスラムの舞台でプレーする姿が診られる日も来るはず。

ハントは2回戦で第1シードの江原選手と対戦で負けちゃったけど、今後どこまでランキングを伸ばせるかしらね。

そしてそのグアムのフューチャーズなど、ツアー下部大会での日本人選手の結果は下をご覧下さい。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、イギリスの10万ドルのサーキットでは、第8シードの奈良くるみ選手が1回戦敗退でした。

トルコの6万ドルでは、第8シードの穂積絵莉選手が準優勝でした。ダブルスでは、フィンランド人と組んで第3シードの高畑選手が準優勝でした。

フランスの2万5000ドルでは、第4シードの清水綾乃選手、予選を勝ち上がった村松千裕選手、大坂まり選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、スペイン人と組んだ村松選手がベスト4、清水&小堀ペアーが優勝しました。アメリカの2万5000ドルでは、第5シードの今西美晴選手が1回戦敗退でした。

カナダの1万5000ドルでは、宮原未穂希選手が2回戦敗退でした。第4シードの小関みちか選手がベスト8、予選を勝ち上がったダニエル可菜選手がベスト4でした。オランダの1万5000ドルでは、北川梨央選手が1回戦敗退でした。

台湾の1万5000ドルでは喜島瑞乃選手、西本恵選手、藤岡希選手、予選を勝ち上がった本藤咲良選手、梶谷桜舞選手が1回戦で、第5シードの林恵里奈選手、吉冨愛子選手、馬場早莉選手、予選を勝ち上がった上田らむ選手が2回戦敗退でした。第3シードの岡村恭香選手がベスト8、第1シードの波形純理選手、第8シードの牛島里咲選手がベスト4、第4シードの加治遥選手が準優勝でした。ダブルスでは、台湾人と組んで第1シードの波形選手、シンガポール人と組んで第3シードの岡村選手がベスト4でした。

男子では、イギリスの12万7000ユーロのチャレンジャー大会では、第5シードの添田豪選手が1回戦敗退でした。ウズベキスタンの7万5000ドルでは、関口周一選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、吉備&関口ペアーが準優勝でした。

台湾の2万5000ドルのフューチャーズ大会では、第5シードの竹内研人選手が1回戦で、藤井信太選手が2回戦敗退でした。第2シードの仁木拓人選手がベスト8、第4シードの今井慎太郎選手がベスト4でした。決勝戦では、綿貫陽介選手が第1シードの高橋悠介選手を下して優勝しました。ダブルスでは、第1シードの今井&仁木ペアーが準優勝でした。

グアムの1万5000ドルでは、(1回戦敗退者割愛)沼尻啓介選手、河内一真選手、長船雅樹選手、白藤成選手が2回戦敗退でした。第4シードの守谷総一郎選手、竹島駿朗選手、小野田賢選手がベスト8、第3シードの井藤祐一選手がベスト4でした。決勝戦では、第1シードの江原弘泰選手が鈴木貴男選手を下して優勝しました。ダブルスでは、オーストラリア人選手と組んで第1シードの守谷選手、第2シードの井藤&小野田ペアーがベスト4、第4シードの笹井&竹島ペアーが準優勝でした。

香港の1万5000ドルでは、松崎勇太郎選手、小ノ澤新選手、予選を勝ち上がった正林知広選手が1回戦敗退でした。第1シードの志賀正人選手、長尾克己選手がベスト8、第3シードの山崎純平選手がベスト4、望月勇希選手が準優勝でした。ダブルスでは、第1シードの長尾&奥ペアーがベスト4、正林&望月ペアーが準優勝でした。

韓国の1万5000ドルでは、第1シードの越智真選手が2回戦敗退でした。ルーマニアの1万5000ドルでは、大西賢選手が1回戦敗退でした。スリランカの1万5000ドルでは、竹田直樹選手が1回戦敗退でした。タイの1万5000ドルでは、ラッキールーザーのレオ=ジュリアン・セバオウン選手が1回戦敗退でした。第8シードの田沼諒太選手がベスト8でした。。

トルコの1万5000ドルでは、脇田俊輔選手が1回戦敗退でした。アメリカの1万5000ドルでは、第6シードの中川直樹選手が1回戦敗退でした。第3シードの内田海智選手がベスト4でした。

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キムがコーチに&全英予選始まる

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元女子世界ランク1位のキム・クレイステルスが期間限定だけど、コーチとしてツアーへ戻って来るんだって。

ベルギー出身のキムは、同じベルギー出身のヤニーナ・ウィックマイヤーにウィンブルドン期間中だけ帯同するんだって。

実はキム、今年に入ってから既に何度かウィックマイヤーの練習に顔を出したりしていたんだとか。そして今回はウィックマイヤーがこれまでコーチとして雇っていたニコラス・ブーケ氏とコンビを解消した事を受けての決断なんだって。

「ニコラスと共に過ごした時間には感謝しています。しかしながら、ここ最近の成績には何らかの変化が必要だと言う結論に至りました。ウィンブルドン後はまたチームと今後の方針について話をします。」

そう語るウィックマイヤーだけど、そのコメントからも、キムはウィンブルドンだけのコーチで、それ以降の正規コーチはまだ決まっていないって事らしいわ。

34歳のキムは2012年に正式に引退。現在は3人の子供のお母さんで、現役時代は4度のグランドスラム優勝を含む41回のツアー優勝を飾っていたの。

ウィンブルドンでコーチとしても注目を集めそうね!

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そしてそのウィンブルドンのシングルスの予選が始まりましたね。

男子シングルスには、添田豪選手、伊藤竜馬選手、守屋宏紀選手、内山靖崇選手、サンティラン晶選手が昨日の予選1回戦に臨みました。

勝利を手にしたのは、添田選手と伊藤選手。今夜、予選2回戦へ臨みますね。

今夜から始まる女子シングルスの予選には、加藤未唯選手、大前綾希子選手が出場します。今夜の予選1回戦へ登場します。

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エヴァンスがコカイン陽性を告白!

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現在、男子世界ランク50位でイギリス人男子ナンバー3のダニエル・エヴァンスがコカインの陽性反応が出たことを自身の口から明かし、暫定処分ながら大会への出場を禁止された事を公にすると言う、ショッキングなニュースが飛び込んで来ました。

イギリスはロンドンのクィーンズ・クラブで開かれた会見に登場したエヴァンスは、スペインはバルセロナ大会期間中の4月24日に受けたドーピング検査でコカインの陽性反応が出た事を伝えられたんだって。

「今日は自分に取ってとても辛い日になりました。ここへ来たのは直接皆さんへ伝えたかったからです。」ってエヴァンスは話を始めたの。

「数日前に4月に受けた検査でコカインの陽性反応が出た事を知らされました。この事で競技への参加は禁止され、そしてその背景はテニスに関係のないものだと言う事実をお知らせするのは本当に大切な事なのです。」

「過ちを犯してしまいました。そしてそれに向き合わなければなりません。これは受け入れられる行いだと言う事は誰に対しても1秒たりとも認められません。たくさんの人達を落胆させてしまいました。家族、コーチ、チーム、スポンサー、イギリス・テニス、そしてファンの方々。」

「心の底からお詫びするしかありません。今回の事は全くもって悲しく耐え難い経験です。今のテニス人生を、良いときも悪いときもサポートしてくれた事に感謝の気持ちを伝えたいです。」と語ったエヴァンスは、会見の席には1分ちょっとしかいなくて、メディアからの質問は一切受け付けずに去って行ったんだって。

エヴァンスが最後に出場した公式戦は、6月5日から行われた祖国イギリスはサービントンで開催されたチャレンジャー大会で、準々決勝でふくらはぎを負傷して途中棄権した試合なの。

そのためにエヴァンスは、ウィンブルドン前の芝の全ての大会の欠場を既に決めていたんだけど、ウィンブルドンを含めその後の大会も出場する事は出来なくなってしまいましたね。

出場禁止の暫定処分は6月26日付けで開始したらしいけど、現在27歳のエヴァンスは、正式な処分が下されると恐らく2年くらいの出場停止処分は免れないだろうって見られていて、その後にまた競技へ復帰するかは今のところ白紙状態だって伝えられてるわ。

エヴァンスはイギリスのバッド・ボーイとも言われていて、ジュニア時代からコート外でお騒がせなニュースで話題を集めていたの。2008年のウィンブルドン・ジュニアに出場した時は、ダブルスのパートナーとナイトクラブへ繰り出して補導されてしまい、イギリス・テニス協会から数ヶ月の援助停止の処分を下されていたんだって。

コカインの陽性反応を認めたって言う事は、故意にコカインを摂取したって事なのかしらね?そうなら、きっと重い処分になりそうね。

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今季ここまで好調なプレーを続けていたパブロ・カレーニョ=ブスタが、腹筋の怪我のためにウィンブルドンの欠場を表明しました。

カレーニョ=ブスタは、今季獲得ポイントだけのポイント・レースでは、現在第9位にいて、このまま好成績を続けたらツアー最終戦への出場の可能性も見える位置にいたの。

それは、自身初となるグランドスラムでのベスト8入りを果たした全仏オープンでラファエル・ナダルと対戦した第1セットで痛めてしまった怪我なの。

そのために、ウィンブルドン含む全ての芝の大会をキャンセルする事になっちゃったんだって。

エヴァンスはもちろんだけど、カレーニョ=ブスタもウィンブルドンは欠場ね。

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錦織選手、芝は鬼門?!&WCの選手

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昨日行われたドイツはハーレでのゲリー・ウェバー・オープン2回戦で、錦織圭選手はカレン・カチャノフと対戦中に、突然の臀部の痛みを訴えて棄権敗退しちゃいましたね。

この大会では、何と3年連続となる途中棄権での敗退となってしまった錦織選手は、自身のテニス人生でも通算24回目となる途中又は試合開始前での棄権敗退となってしまったの。

今年の芝のシーズンには、これまでほどクレー・シーズンで体を酷使してない状態で臨んでいると思っていたから、このハーレ大会とウィンブルドンでは良い結果を期待していただけに、何とも残念でなりませんね。

今年のこの大会では、1回戦ではベテランのフェルナンド・ベルダスコにフルセットで勝利して、昨日はそのベルダスコと組んでダブルスにもエントリーして、負けはしたもののフルセットの戦いを見せていたの。

本人も語っていたけど、昨日の試合前は体の調子は万全で、加えて芝でのプレーにも慣れて来ていたから、昨日の試合も良い感触でプレー出来ていたんだって。それがわずか5ゲーム目で突然の痛み。

肉体的にはクレーコートの方がラリーも長くなり左右へスライドしたりと、負担が大きいと言われているけど、最近クレーでのプレーを向上させた錦織選手は、クレーでの動きに体が慣れていて、全く違う芝での動きにはもしかしたら体が順応しきれていないのかも知れないわね。

試合後の会見の時はかなり痛みがあるって語っていた錦織選手。今回の急な怪我は、去年の楽天的ジャパン・オープンの時のものと似ているって本人は感じているらしいけど、ドクターの診断の結果では、約1週間で回復するだろうとの事。診察の結果ではウィンブルドンには間に合いそうだって言うけど、ちょっと心配ね。

これでウィンブルドンには上位8シードとしてのエントリーが難しくなってしまいました。もちろん、上位選手の欠場などが今後出たら別だけどね。

そうなるとロジャー・フェデラーなどと準々決勝前に対戦してしまう事になるから、ドロー運に恵まれる事を祈りましょう!

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そのウィンブルドンの本戦へのワイルドカードが発表になりましたね。

男子は最後のウィンブルドン出場となるトミー・ハースへワイルドカードが与えられました。

そして女子のワイルドカードでの出場者の中に入ったのがザリナ・ディアス、23歳。

彼女は6月18日にイギリスのマンチェスターで行われたITFの10万ドルのサーキット決勝戦でアレクサンドラ・クルニチを下して優勝したことで、今回のワイルドカード対象となったの。

ディアスは選手生命を脅かすほどの手首の怪我を負ってしまい、去年のウィンブルドンの1回戦敗退後から約7ヶ月のツアー離脱を余儀なくされていたの。

実は彼女、一番得意としているのがこの芝の大会で、グランドスラムもウィンブルドンだけ2014年、2015年と2年連続でベスト16入りしているの。

今回のマンチェスターでのサーキット優勝も、1セットも落とさないでの優勝だったディアス。

今年に入って復帰を果たしたものの、2月から3月まで4大会連続での初戦敗退。転機となったのは、4月に中国で行われた2万5000ドルのサーキットで優勝した時から。その後も10万ドル大会で準優勝を飾ったの。

そして臨んだ全仏オープンの予選では最終ラウンドでベサニー・マテック=サンズに惜しくも敗れ本戦出場とはならなかったの。でもその後に出場したマンチェスターで優勝して、晴れてウィンブルドンへの切符を手にしたのよね。

彼女は日本で開催された岐阜の8万ドルや福岡での6万ドル大会にも出場していたから、そのプレーを間近で観戦した人もいるんじゃないかしら?

「これからウィンブルドンへ向かいます。あそこでプレーするのは、本当に大好きなのです。とても楽しみにしています。」ってウィンブルドンへの思いを語ってました。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 20:05 | コメントをどうぞ
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芝で波乱続出!

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先週から始まった芝のシーズンだけど、今週は男子はATP500大会が2大会あってトップ選手が揃ってウィンブルドンへ向けての準備大会として出場してるけど、上位勢が敗退する波乱が起きてるの。

特にイギリスはロンドンで開催中のAEGON選手権では、芝を得意としているはずの第1シードのアンディ・マレーや第3シードのミロス・ラオニチが1回戦で敗退。あまり芝を得意としてはいない全仏オープン準優勝で第2シードのスタン・ワウリンカも初戦敗退を喫していたの。

そんなワウリンカは、6月12日のブログでも紹介したけど、芝のシーズン克服のために、期間限定でポール・アナコーン氏をコーチに招いているの。

ウィンブルドンで優勝すれば、生涯グランドスラム達成となるワウリンカだけど、やっぱり苦手な芝のウィンブルドンでは、これまで12回出場して2014年、2015年と2回ベスト8入りをしたけど、それ以外は4回戦の壁を越えられず。去年は2回戦で姿を消していたの。

アナコーン氏はピート・サンプラス、ティム・ヘンマンなどを指導し、ロジャー・フェデラーのコーチも務めた名コーチなのよね。

ワウリンカは「ポールの事はしばらく前から知っていた。特に彼がロジャーのコーチをしていた時はね。彼は芝での戦い方を良く知っているし、テニス全般についても知識がある。」ってアナコーン氏について語っていたの。

「ウィンブルドンでも良いプレーが出来るのは分かっているが、より良くする必要がある。2年前に準々決勝へ進んだ時が一番良かったと感じているが、あの時はロジャーの方が良かっただけ。」

「ウィンブルドンでの優勝は、自分には遥か彼方のもの。それは人々が自分に、世界ランク1位になれると思うかと問われた時と同じようなもの。自分はそんな選手ではない。ポイント・レースを見ても分かる通り、それにはほど遠いんだ。自分がしなければならないことは、ただただ向上するように練習するだけ。」

ワウリンカはあくまでも謙虚に語っていたけど、芝の克服に至るかしらね?

やっぱり心配なのは、芝のシーズンでの成績が良かったマレーよね。今週の大会も、これまで11回出場して5回の優勝があって、今年は大会3連覇がかかっていながらの初戦敗退。ウィンブルドンだって去年に続く2連覇がかかっているんだけど、ちょっと不安な芝のシーズンのスタートとなってしまいましたね。

これからのシーズンは、マレーは失うポイントが多いから、世界ランク1位の座を維持するためには、かなりの頑張りが必要ね。

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ハース、思い出の大会の最後の試合

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今シーズンを最後に引退を表明しているのがトミー・ハース、39歳。

今週は祖国ドイツのハーレでのATP500大会へ出場したものの、昨日の1回戦で敗退。1997年に初めて出場してから今回で15回目の出場。過去に2度の優勝を飾った思い出のある大会の最後の試合の後は、6歳の娘さんのヴァレンチナちゃんを抱いてコートを去ったの。

「こうしてヴァレンチナを抱いているのは特別な思いだが、そんな風に最後の試合のコートを去るのは乙なものだね。」ってハースは気持ちを語っていたの。

「当然、とても感情的になってしまった。これまで好成績を残していて、おまけにとても身近に感じている大会の最後の試合へ向けて、どうやって準備をしたら良いか全く分からなかった。毎年この大会へ戻ってくるのを楽しみにしていた。」

「コートへ向かって挑戦するための努力をする事にはとても嬉しく思っている。もちろんそれは簡単な事ではなかった。最後の試合には満足している。大会主催者のラルフとは長年の知り合いで、この大会はシーズンを通しても最高の大会の1つだと感じている。」

「出場して欲しいと感じてくれている大会への出場を楽しみにしている。それにはバスタード、ハンブルグ、キッツビューヘルの大会がある。ウィンブルドンも主催者推薦をもらえたらと願っているが、どうなるかは分からない。体が許せばUSオープンも出たいし、その後のウィーンにも出たいが、それは本当にクエスチョン・マークだね。今年が終わればテニス人生は終了。」

と語るハースだけど、現役最後の大会がどれになるかは、自身もまだ分からないし、決めかねているみたいね。ウィンブルドンでのプレーは見られるかしらね?

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、イギリスの10万ドルのサーキットでは、大前綾希子選手が1回戦敗退でした。ハンガリーの6万ドルでは、ダブルスでインド人選手と組んで第1シードの高畑選手が優勝しました。スペインの6万ドルでは、第5シードの江口実沙選手が1回戦敗退でした。穂積絵莉選手がベスト4でした。

韓国の1万5000ドルでは吉冨愛子選手、西郷幸奈選手が1回戦で、馬場早莉選手が2回戦敗退でした。第7シードの喜島瑞乃選手がベスト4でした。ダブルスでは、馬場&西郷ペアーがベスト4でした。ポルトガルの1万5000ドルでは、予選を勝ち上がった宮崎百合子リリー選手がベスト8でした。ダブルスでは、オランダ人と組んだ宮崎選手が優勝しました。

国内は甲府で2万5000ドル大会が開催されて、第4シードの田中優季選手、林恵里奈選手がベスト8、第6シードの瀬間詠里花選手、第5シードの今西美晴選手がベスト4、予選を勝ち上がった加治遥選手が優勝しました。ダブルスでは、井上&美濃越ペアーがベスト4、決勝戦では藤原&岡村ペアーが第1シードの桑田&澤柳ペアーを下して優勝しました。

男子では、イギリスの12万7000ユーロのチャレンジャー大会では、第5シードの添田豪選手、守屋宏紀選手、サンティラン晶選手が1回戦敗退でした。ポルトガルの4万3000ユーロでは、第3シードのダニエル太郎選手が準優勝でした。

台湾の2万5000ドルのフューチャーズ大会では、第2シードの関口周一戦、今井慎太郎選手が1回戦で、第1シードの仁木拓人選手が2回戦敗退でした。第8シードの竹内研人、藤井信太選手がベスト8、第3シードの高橋悠介選手がベスト4、綿貫陽介選手が準優勝でした。ダブルスでは、第3シードの松井&高橋ペアーがベスト4、第1シードの今井&仁木ペアーが優勝しました。

ルーマニアの1万5000ドルでは、大西賢選手が2回戦敗退でした。タイの1万5000ドルでは、田沼諒太選手が1回戦敗退でした。アメリカの1万5000ドルでは、第2シードの内田海智選手がベスト4、第4シードの中川直樹選手が準優勝でした。

国内は東京で1万5000ドル大会が開催されて、第3シードの菊池玄吾選手、第8シードの島袋将選手、佐野紘一選手、清水悠太選手がベスト8、第7シードの江原弘泰選手、望月勇希選手がベスト4でした。決勝戦では第5シードの福田創楽選手が第4シードの綿貫裕介選手を下して優勝しました。ダブルスでは、小林&望月ペアー、韓国人選手と組んだ笹井選手がベスト4でした。決勝戦では、主催者推薦の坂井&田中ペアーが野口&清水ペアーを下して優勝しました。

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ナダルのバカンス&アザレンカ復帰へ向けて

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今年の全仏オープンで、史上最多記録を更新する10回目の優勝を飾ったラファエル・ナダルは、先週末はスペインのイビサ島でバカンスをしている姿がキャッチされていたの。

彼が所有する300万ユーロ(約3億7500万円)のヨットで友人達とバカンスを楽しんでいたんだって。そのヨットから綺麗な海へ飛び込んだりしていたナダルは、お寿司も食べていたんだとか。

当初は今週イギリスはロンドンで開催されているATP500大会へ出場する予定だったんだけど、休養が必要との理由で欠場したの。

「数日の休養で準備が出来ると望んでいたが、自分ももう31歳。長いクレーコート・シーズンと、ローランギャロスでの感動的な優勝もあり、チームとドクターと話し合った結果、ウィンブルドンへ向けてもう少し休養を取る決断に至った。イギリスの素晴らしいファンの方々や大会主催者には本当に申し訳ない。また来年会いましょう。」って欠場への経緯と気持ちを語っていたの。

ナダルはウィンブルドン前にエキシビションに出場する予定だけど、公式戦への出場はなしでウィンブルドンへ臨むみたいね。

そして月曜日には、ナダルの故郷であるスペインはマヨルカ島で開催されている女子の芝の大会会場で、芝での練習を始めていたらしいわ。

全仏オープンに次いでウィンブルドンも制する事が出来るかしらね?

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そのマヨルカ島での大会から復帰するのが、去年の12月に第一子の出産をした元世界ランク1位のヴィクトリア・アザレンカ。

その初戦は何と、日本の尾崎里紗選手なの。

復帰戦へ向けてアザレンカは、大会会場でインタビューに答えてました。

「簡単な事ではない。もちろん、怪我などをした訳ではない。この数ヶ月は、技術面やフットワーク、怪我の予防など、今後のテニス人生を少しでも長いものにするために、努力して来た。しっかり準備が出来るように、そして向上出来るように、より細かい点にも注意している。」

「しっかり練習とトレーニングをしたいと思っているのは、約1年間公式戦から離れているためと、芝でのプレーは2年間していないから。競技としてのリズムをまた掴むには、肉体的、そして精神的なバランスを見付ける事がとても大切。こうして復帰するのは、更に良いプレーが出来て楽しみ続けられると信じているから。これまでは、多くの事を犠牲にして来たけど、今ではテニスが最も大切なものではない。今は息子のための時間を作る事も必要な事。」

と、テニス人生の新しいチャプターをスタートさせる今の心境を語ってました。

今夜、その復帰戦に臨みますね!

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16歳での優勝&ナダル、最終戦へ!

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先週フランスはリヨンで行われた6万4000ユーロのチャレンジャー大会で、フレッシュなチャンピオンが誕生したの。

優勝したのはフェリックス・オゲール=アリアシム。何と彼は若干16歳でチャレンジャー初優勝を飾ったの。おまけに彼の誕生日は8月8日で、これはロジャー・フェデラーと同じって事もあって、将来を大きく期待される優勝となったの。

オゲール=アリアシムは現在16歳10ヶ月。これはチャレンジャーの最年少優勝の第7番目になる記録なんだって。

ちなみに1位はマイケル・チャンの15歳7ヶ月、2位はリシャール・ガスケの16歳、3位はバーナード・トミックの16歳4ヶ月、4位はケント・カールソンの16歳7ヶ月、5位はマルコス・オンドルスカの16歳7ヶ月、6位はラファエル・ナダルの16歳9ヶ月なの。

オゲール=アリアシムが抜いた記録が8位となったノヴァーク・ジョコビッチの17歳。

同じ誕生日のフェデラーはと言うと、チャレンジャー大会での優勝は1回しかなくて、それは18歳2ヶ月の時だったの。

ツアー下部大会のチャレンジャー大会だけど、ATPツアーに繋がる大会だし、ランキングもトップ100にいる選手だって出場する事がある大会での優勝は、かなりの自信に繋がったんじゃないかしら?

そのリヨン大会も第1シードのオラシオ・ゼバリョスは世界ランク65位でのエントリーで、第2シードのマルセル・グラノイェルスも世界ランク77位でのエントリーだったの。

今後の活躍に期待が高まるわね!

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ラファエル・ナダルがシーズン獲得ポイント上位8選手にしか出場権が与えられないツアー最終戦への切符を、先週全仏オープンの優勝後に獲得してましたね。

今年からその最終戦は、これまでのタイトル・スポンサーだったバークレイズ銀行から日本の日東電工株式会社に代わった事から、最終戦の名前もNitto ATP Finalsへと変更になったの。

今年もイギリスはロンドンのO2アリーナでの開催で、11月12日から19日に行われます。

ナダルは「今季はここまで素晴らしいシーズンが送れていて、こうして最終戦への出場権を獲得出来て嬉しく思っている。去年は怪我のために出場出来なかったので、今年の11月にまたロンドンへ戻れる事を楽しみにしている。」って、コメントしてました。

ナダルは2005年に初めて出場権を獲得してから13年連続で出場権を獲得しているの。もちろん、去年のように怪我で欠場したりもしていたから、これまで7回出場して最高成績は2010年と2013年の準優勝。今年は初優勝目指して怪我もなく出場して欲しいわね。

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カネピとシュニーダーの決勝戦

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先週、ドイツはエッセンで行われた女子ITF2万5000ドルのサーキットで、復帰戦で優勝を飾ったのが、元世界ランク15位のカイア・カネピなの。

今月32歳になったカネピ、それ以前の最後の公式戦は去年の6月にまでさかのぼるから、1年ぶりの公式戦だったってことなのよね。

この1年は怪我や病気などでテニス選手としてツアーを回る生活が送れずにいたんだって。

来月開催される今季3回目のグランドスラムであるウィンブルドンには、プロテクト・ランキングを使って予選にしゅつ出場する予定でいるらしいわ。

クレーコートで行われたエッセンでの大会での優勝だったけど、これから芝でウィンブルドンへ向けて調整するんじゃないかしら?

そしてそのエッセン大会の決勝戦を争ったのは、元世界ランク7位のパティ・シュニーダーだったの。

その決勝戦は、カネピが6-3, 6-7, 2-0ってリードしたところでシュニーダーが途中棄権してカネピがタイトルを獲得したの。

シュニーダーは復帰してから、1万ドル大会での優勝はあったけど、2万5000ドル大会では、まだ準優勝しかなくて初優勝を目指していたけど、タイトル獲得とは行かなかったわね。

2015年に復帰したシュニーダー。現在は世界ランク319位と、なかなか世界の舞台での活躍にまでは至っていないけど、きっと今は競技を楽しんでいるのかも知れないわね。

今週はハンガリの6万ドルのサーキットに出場したシュニーダーだけど、1回戦で敗退しちゃいました。その対戦相手は決勝へ勝ち進んでいて、今夜決勝戦を戦います。今週はちょっとドロー運がなかったかな。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:30 | コメントをどうぞ
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