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マイアミ・オープン男子シングルスではジョン・イズナーがマスターズ1000大会初優勝で幕を閉じました。
これでイズナーは、マスターズ大会初優勝の最年長選手となったの。イズナーは32歳と11ヶ月での優勝で、それまでの最年長選手は、2010年のインディアンウェルズでマスターズ大会初優勝を飾ったイヴァン・リュビチッチで、その時リュビチッチは31歳と2日だったの。
この優勝は本人も「この大会までの成績を見ても、こうして(優勝して)ここにいるなんて全く思ってもみなかった」って語るほど、今季は勝利がなかったの。
今シーズンに入ってイズナーはマイアミ・オープンまで、出場6大会中5大会で初戦敗退。唯一初戦突破したデルレイビーチでも2回戦敗退と全く精彩を欠いていたの。
それが今回の快進撃の原因をメンタル面の違いからだって本人も認めているの。
実際、直近の敗戦3試合中2試合は、マッチポイントを握ってからの逆転負け。BNPパリバ・オープンの初戦では、ガエル・モンフィスに1本マッチポイントを握っていたの。デルレイビーチの2回戦では、ピーター・ゴジョウッチに3本のマッチポイントを握ってからの逆転負けだったの。
そのメンタル面での変化は、夕食を食べている時に起きていたってイズナーは明かしていたの。最初にマイアミに着いた夜にコーチのデヴィッド・マクファーソン氏と夕食を取ってテニスの技術の話はほとんどしなかったんだって。
「何が妨げになっていたのかを特に話し合ったんだ。コートでもっと練習することではない。それはやっている。もっとジムでトレーニングすることでもない。それもやっている。単にメンタルなもので、緊張からコートで硬くなったり躊躇したりしている自分自身が妨げになっていた。」
「今週はそのハードルをクリアできた。どの試合も精神的にとってもフレッシュでリラックスして臨んでいた。そして試合に勝つとまた夕食を取り、また勝つと夕食を取り、また勝つと夕食を取り、リラックスするんだと言うポイントを叩き込み続けたんだ。するとのびのびプレーしたら、強敵になれたんだ。」
その言葉通りイズナーは世界ランク3位のマリン・チリッチ、去年のネクスト・ジェネレーション・チャンピオンでツアーで最もホットな選手と言われているチョン・ヒヨン、そしてBNPパリバ・オープンを制していたファン・マルティン・デル=ポトロと、強豪を次々倒してのタイトル獲得だったの。
イズナーに取ってはコートでの練習やジムでのトレーニングより、コーチとの夕食が一番の特効薬になったようね。
でもそれはそのコーチのマクファーソン氏の力も大きかったはず。実は大会の男子ダブルスを制したボブ&マイクのブライアン兄弟もマクファーソン氏がコーチをしているの。
つまり、シングルスもダブルスもマクファーソン氏がチャンピオンを導いたってこと。コーチとして感無量だったはずね。