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ナダル、クレーでの強さ&クライノビッチ欠場

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昨日から男子マスターズ1000大会のロレックス・マスターズが始まりましたね。これで、ヨーロッパのクレーコート・シーズンがスタートしました。

そのヨーロッパのクレーコート・シーズンと言えば注目されるのが「クレー・キング」と呼ばれるラファエル・ナダルよね。そのナダルがどうして「クレー・キング」と呼ばれるか、その凄さをちょっと紹介します。

ナダルはこれまでのキャリアでの勝敗は通算で488勝151敗とこれだけでも凄いんだけど、それがクレーコートだけにすると何と391勝35敗。

モンテカルロ、バルセロナ、全仏オープンの3大会では前人未到となるそれぞれ10回の優勝を飾っていて、今季は更に塗り替えられるかに注目が集まっているの。

ナダルはテニスと言うスポーツの歴史でただ一人となる同じグランドスラムで10回の優勝を果たした選手。

そしてクレーコートでの53回の優勝は、ナダル以前に「クレー・キング」と呼ばれていたギイェルモ・ビラスが持っていた49回を抜いて、クレーコート優勝回数1位。もちろんその記録は、今年も塗り替えられるはず。

全仏オープンでナダルは79勝2敗。その2回の敗戦は、2009年の4回戦でのロビン・ソダーリングと2015年の準々決勝のノヴァーク・ジョコビッチに喫したもの。

そして現在注目が集まっているモンテカルロ大会はと言うと、これまで63勝4敗。その4回の敗戦は2003年3回戦のギイェルモ・コリア、2013年決勝戦のジョコビッチ、2014年準々決勝のダビド・フェレール、2015年準決勝のジョコビッチに喫したもの。

今年はどんな記録を塗り替えてくれるかしらね?

そしてそのモンテカルロ大会だけど、ジョコビッチが同胞のフィリップ・クライノビッチと組んでダブルスにもエントリーしていたんだけど、クライノビッチが大会直前に左足の怪我を理由に欠場を申し入れたために、ダブルスも棄権することになってしまったの。

クライノビッチは同じ怪我が理由で今季最初のグランドスラムである全豪オープンの欠場を余儀なくされていたの。

クライノビッチは2010年5月に祖国ベオグラードでのATP大会で、18歳2ヶ月でベスト4入りして、将来を嘱望されたの。でも翌年に右肩を負傷し、7月には手術を強いられたの。

怪我から復帰して2015年4月には当時の自己最高位の86位を記録したけど、また2016年には右肩や手首を負傷しちゃってツアー離脱。

実はそんな中、スポンサーも離れて行ってしまったクライノビッチをサポートしたのがジョコビッチだったの。

そのサポートもあって、昨年見事復活。5月には世界ランクも294位まで落ちていたけど、10月には75位を記録。その後出場したシーズン最後のマスターズ大会であるパリ大会では、世界ランク77位で予選を勝ち上がり、決勝戦ではジャック・ソックに敗れるも準優勝を飾ったの。

そしてシーズンを世界ランク34位で終えると今年の3月に自己最高位の27位を記録しているの。

そんなクライノビッチだけど、今季も実は左足首の怪我でオーストラリアのシドニー大会、全豪オープン、ブルガリアのソフィア大会と既に3大会を欠場していて、モンテカルロ大会が4大会目となってしまったの。

ジョコビッチも肘の怪我に未だに苦しめられているけど、クライノビッチもまた復活してくることを祈るばかりだわ。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 17:34 | コメントをどうぞ
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