月別アーカイブ: 2019年11月


フェデラーの男気!

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11月23日のブログで紹介したけど、今月ロジャー・フェデラーがアレクサンダー・ズベレフと共に行った中南米のエキシビション・ツアーのコロンビアはボゴタのイベントが中止になってしまったこと。

そのエキシビションのチケットが実は払い戻しされないことになってしまって、フェデラーがそんなファンへ手を差しのべるようなの。

エキシビションのオーガナイザーが言うには、エキシビションはボゴタに外出禁止令が発令されてしまったことからキャンセルになったものの、支出は変わらずあるにも関わらず、収入がなくなってしまったからだと言うの。

もちろん、そのエキシビションにはスポンサーが付いていたんだけど、中にはキャンセルになってもサポートを続けてくれるスポンサーもいるにはいるけど、それはほんの一握りなんだとか。だから経済的に苦しい状況だからと語っていたの。

フェデラーはそのエキシビションを来年へスケジューリングし直すつもりらしく、それは3月の後半に行われるアメリカはマイアミでのマスターズ1000大会の後に行おうと考えているようなの。

それに今回チケットを購入したファンを招待するつもりみたいだけど、もしそれも実現しなかったら、フェデラーはポケット・マネーでチケットの返金をするつもりでいるんだって。

フェデラーのエージェントはこう語ってました。

「ロジャーはボゴタのファンに補償している。目標は来年にエキシビションをスケジューリングし直すこと。もしそれが不可能なら、ロジャーは出演料を返金し、チケットを購入したファンがチケット代をしっかり返金されるようにしたいとの意向でいる。フェデラーが初めてボゴタへ訪れた時、全てが本当に素晴らしかった。そんな素晴らしい思い出を今回のキャンセルで終わらせてはいけない。」

そしてフェデラーは「安全が第一、注意しなければならないし、だから今回はファンのためにもこの決断に至った。きっといつか戻って大勢のファンの前でプレーしたいと願っている。」って思いを語ってました。

来年、エキシビションが成功することを願うばかりね。

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サフィーナの苦悩!

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元女子世界ランク1位で、2011年5月を最後に25歳の若さで引退したディナラ・サフィーナが、引退後に見舞われた苦悩の日々を明かしていたの。

サフィーナは当時、腰の怪我に長い間苦しめられていて、引退を余儀なくされてしまったんだけど、それまでの素晴らしいキャリアをもっと長く続けたかったって気持ちもあったみたい。

「現役時代は自分の時間を本当に楽しんでいたし、朝目覚めてコートに行く時は最高に幸せだった。面白いことに、辞めてみるとテニスで経験したアドレナリンやエネルギーをとても恋しく思ってしまった。テニスに代わるものを見付けるのはとても難しかった。テニスのように自分自身にやる気を起こさせてくれるものは。」

「自分がそれまでに成し遂げたことは誇りに思っているし、怪我についたは誰のことも責めてはいない。ただ、あそこまでの年月を楽しむことができたことに感謝している。」

テニスへの情熱はまだ感じてはいるものの、最近復帰したタチアナ・ゴロバンや、来シーズンに復帰を予定しているキム・クレイステルズのように復帰するつもりはないんだって。

「キムやゴロバンのように復帰する自分の姿は想像できない。でも、コーチをしたり、自分の経験を若い選手と分かち合うことをする姿は確実に想像できる。」

そして引退後に自身の身に影を落とした苦悩も語ってました。

「最近、法学部の学位を終えたところ。それは自分のゴールの1つでもあった。でも、テニスの世界へ戻りたいと言う思いを探し続けている。引退してからの8~9年は、簡単なものではなかった。そんなことは引退した後の選手によく起こることだと思う。鬱のような症状に苦しんでしまう。」

「その1つの原因は、プロのツアーで戦い続け、注目の的になるような生活から、全く別の人間になってしまうから。世界ランク1位だった時、誰もが自分のところへやって来た。少しでも自分の情報を得ようとして。そして今では、誰も気にも留めていないかのよう。」

そして若くしてツアーを去ったことで苦労したこともあったみたい。

「ロシアのテニス協会の会長に何度もアプローチした。自分が若い世代の選手の助けとなる組織の一員になれないかと。でも1度も返事がなかった。もう誰も助けてくれないかのようだった。祖国のために成し遂げたあとはもういらないものかのように、そして困惑して傷ついていた。もうあなたは必要ないし、もう気にも留めないと言われているかのようだった。」

「そして気付いた。自分のことは自分自身でやらなければならず、孤独と言う感情に対処するのは簡単なことではないと。」

「そんなことが今年、全てを受け入れてやっと良くなって来た。また幸せな気持ちを取り戻そうと努力し、自分自身で選手やエージェントへ直接出向きコーチングに興味があると伝えている。何を成し遂げようと、自分自身のために自分で動かなければならない。誰かに頼るのではなく。そのことを学ぶのは辛いレッスンだった。」

そんな苦しい時期があったなんてね。でもコーチとしての意欲が強いようだから、近い将来コーチとしてツアーに戻って来そうね!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、インドの25,000ドルのサーキット大会では、第5シードの桑田寛子選手、第7シードの穂積絵莉選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった川村茉那選手がベスト8、第4シードの村松千裕選手が優勝しました。

メキシコの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった岸上歌華選手が1回戦敗退でした。相川真侑花選手が準優勝でした。ダブルスでは、相川&岸上ペアーがベスト4でした。チュニジアの15,000ドルでは、細木祐佳選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、スイス人と組んだ細木選手がベスト4でした。

トルコの15,000ドルでは、吉冨愛子選手が1回戦で、予選を勝ち上がった緒方葉台子選手、秋田史帆選手が2回戦敗退でした。第6シードの佐藤南帆選手がベスト8でした。ダブルスでは、ブルガリア人と組んで第4シードの佐藤選手がベスト4、第2シード吉冨&緒方ペアーが優勝しました。

男子では、先週はチャレンジャー大会に出場した日本人選手はいませんでした。

エジプトの15,000ドルのフューチャーズ大会では、河内一真選手が1回戦敗退でした。予選を勝ち上がった乾祐一郎選手がベスト8でした。

チュニジアの15,000ドルでは、川上倫平選手がベスト8でした。アメリカの15,000ドルでは、第8シードの井上晴選手が1回戦で、主催者推薦の伊藤雄哉選手が2回戦敗退でした。

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ムグルサの新コーチ&フェデラーのスケジュール

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元女子世界ランク1位で、今シーズンを世界ランク35位で終えたガルビニェ・ムグルサだけど、同胞の先輩であるコンチータ・マルチネスさんをコーチに招いて2020年シーズンを戦うんだって。

2016年に全仏オープン、2017年にウィンブルドンを制したムグルサだけど、今シーズンは全豪オープンと全仏オープンで4回戦へ進むもウィンブルドンもUSオープンも1回戦敗退を喫していたの。

実はムグルサはマルチネスさんとはこれで2度目のコラボなの。それは2017年で、当時のフルタイム・コーチだったサム・スミク氏が家族と共に過ごしたいとの意向でチームを離れ、その代役としてマルチネスさんがコーチになっていたの。

その時にウィンブルドンで優勝していたのよね。

その後、スミク氏がチームに戻ったことを期に、マルチネスさんはチームを離れることになったんだって。

昨年マルチネスさんはカロリーナ・プリスコバのコーチとしてツアーを共に回っていたんだけど、ツアー最終戦で準決勝敗退後にマルチネスさんとの関係の終了を公にしていたの。

ムグルサは再びマルチネスさんとのコラボでトップへ上り詰めた時のプレーを取り戻せるかしらね?

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中南米のエキシビション・ツアーを行っていたロジャー・フェデラー。来年のスケジュールについて問われて、来年も全仏オープンには出場するつもりでいるんだって。

出場はするけど、クレーコートの他の大会は今年よりは絞ってスケジュールを組むとのこと。

もちろん、その他の4大大会に加えて自身がオーガナイザーの一人を務めるレイバー・カップ、そしてオリンピックへの出場も視野に入れていることを明かしてました。

まだまだ精力的にツアーに参戦する気持ちに変わりはないようね。オリンピックでは東京でフェデラーのプレーが見られるのは、本当に待ち遠しいわ!

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ゴロバンの初勝利は?&フェデラーのエキシビがキャンセル

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元女子世界ランク12位で、2008年に若干二十歳で引退したタチアナ・ゴロバン。

このブログでも彼女の復帰をお伝えしたけど、復帰戦となった10月のルクセンブルクのWTA大会の予選、その後にフランスで行われた80,000ドルのサーキット大会と、いずれも勝利を飾れなかったばかりか、1セットも奪えず敗退。

まだまだ当時のプレーにはほど遠いみたいだけど、そんな彼女は12月16日から祖国フランスはリモージュで行われる125K大会に、大会主催者からワイルドカードをもらって出場するんだって。

「WTA大会へ出場する大きなチャンスをもらえた。特にフランスの大会での。大会主催者にはワイルドカードを与えてくれたことに感謝している。」

「ベストを尽くす。まだ回復途中であって、世界ランク100位くらいの選手との対戦にはまだ早いのかも知れないけど、やってみるつもり。この1ヶ月ちょっとで、既にレベルは上がっているし、自分自身にこのレベルで他の選手と対戦するチャンスを与えようと思う。」

ゴロバンはこれまでリモージュには2度訪れているんだって。2007年にはそこで日本とのフェドカップが行われてフランスが日本を5ー0で下した時のフランスのメンバーだったの。

次は2014年で、今回ゴロバンが出場する大会のゲストとして訪れていたんだって。

「素晴らしい思い出がある。美しいお城に行ったり、陶器のプレゼントをもらった。5年前はその時に娘の妊娠が分かって、近い将来その大会のボードに自分の名前が載るとは思ってもいなかった。」

って思いを語っていたんだけど、復帰後の初勝利となるかしらね?!?!

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11月5日のブログで紹介したロジャー・フェデラーの中南米でのエキシビション・ツアー。

これまで11月19日にチリのサンティアゴ、11月20日にアルゼンチンのブエノスアイレスで順調に行われたんだけど、11月22日にコロンビアのボゴタで行われる予定だったエキシビションが、ボゴタで外出禁止令が発令されたことにより、キャンセルとなってしまったんだって。

コロンビアは外務省海外安全情報でも危険レベルが2(不要不急の渡航は止めてください)から3(渡航は止めてください)に指定されている地域。

フェデラーも今回の措置には残念な思いを自身のSNSで伝えていたけど、こればっかりはどうしようもないわね。

このエキシビション・ツアーは今後、11月23日にメキシコのメキシコシティ、11月24日にエクアドルのキトとスケジュールが組まれてるけど、残りのエキシビションは順調に行われると良いわね。

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ティエムとムラデノビッチ、交際に終止符

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これまでホットな交際を続けていて、それを公にして来たドミニク・ティエムとクリスティーナ・ムラデノビッチだけど、二人の交際が終わりを迎えたようなの。

先週イギリスはロンドンで開催されていた男子ツアー最終戦のニットーATPファイナルズに出場して、ステファノス・チチパスには惜しくも敗れはしたものの準優勝を飾ったティエム。

でもその会場にはムラデノビッチの姿はなかったの。

そんな噂を直撃されたティエムは「そのことについては、何も言えないし言いたくもない。」って、決勝戦が行われた翌日にメディアからの質問に答えていたの。

多くは語らなかったティエムだけど、二人の関係が終わったことは認めて「全てはとてもフレッシュ。これからどんなことが起こるかは今後分かるだろう。」って意味深に語ってました。

この噂は実はムラデノビッチのインスタグラムから、二人が写っていた画像全てが削除されていたことから起こったことみたい。

まだ若い二人だから、これからもきっと素晴らしい出逢いが待っているはずよね。

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ロシア人選手の苦悩!

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先週イギリスはロンドンで開催されていた男子ツアー最終戦のニットーATPファイナルズに初出場を果たしたダニイル・メドベーデフだけど、お父さんとお母さんがその晴れ姿を見ようとロンドンへ訪れようとしていたのに、ビザの関係でイギリスに入国することが出来なかったんだって。

記者からそのことについて問われたメドベーデフはこう答えてました。

「ロシア人は他の国に対して、ビザについてはいつも辛いことが語られる。自分自身にもこれまで多くの問題が起きたし、ガールフレンドにも何度もあったし、そして今回は両親だ。」

「決まりがどんなものかは知らないが、何の返答ももらえていない。ただ待つだけ。両親は未だにビザが発給されていない。今は自分のテニスに集中している。今日はトレーニングはしなかった。それは両親が来れなかったからではない。」

そう語っていたけど、プロテニス選手などは、試合のために他の国へ訪れる時はほとんど問題なくビザはおりるって聞いたことがあるんだけど、ロシア人に取ってみるとちょっと難しい問題もあるみたいね。

女子のスベトラーナ・クズネツォワも今年の7月の終わりから8月の頭にかけて行われたシティ・オープン女子に、前年度チャンピオンとして出場を予定していながらも、ビザが発給されず大会の欠場を余儀なくされてしまったって言う事例があったばかり。

日本人選手からはそんなトラブルはあまり聞いたことがないから、恐らく国と国の問題なんだと思うけど、大会への出場はランキング・ポイントや賞金が関わって来るものだから、それで生活しているプロ選手にしてみたら、死活問題よね!

今後はそんな問題が選手達の身に起きないことを願うばかりね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、インドの25,000ドルのサーキット大会では、桑田寛子選手が2回戦敗退でした。光崎楓奈選手がベスト8でした。ダブルスでは、川村&光崎ペアーが優勝しました。

タイの25,000ドルでは、小堀桃子選手、荒川晴菜選手、予選を勝ち上がった山口芽生選手、上田らむ選手が1回戦で、本堂咲良選手、内島萌夏選手が2回戦敗退でした。

メキシコの15,000ドルでは、相川真侑花選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、相川&岸上ペアーがベスト4でした。チュニジアの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった細木祐佳選手が1回戦敗退でした。

トルコの15,000ドルでは、緒方葉台子選手が1回戦で、秋田史帆選手が2回戦敗退でした。吉冨愛子選手がベスト8でした。ダブルスでは、第4シードの吉冨&緒方ペアーがベスト4でした。

国内は東京で100,000ドルの大会が行われ、予選を勝ち上がった二宮真琴選手、華谷和生選手、主催者推薦の田中優季選手、森田あゆみ選手が2回戦敗退でした。第5シードの日比野奈緒選手、第7シードの奈良くるみ選手がベスト8でした。ダブルスでは、森崎&米原ペアー、林&清水ペアーがベスト4、第3シードの波形&加治ペアーが準優勝でした。

男子では、アメリカの54,160ドルのチャレンジャー大会では、第11シードの内田海智選手が2回戦敗退でした。フィンランドの46,600ユーロ大会では、第16シードの守屋宏紀選手が2回戦敗退でした。

インドの54,160ドル大会では、住澤大輔選手が1回戦で、第16シードの野口莉央選手、高橋悠介選手、松井俊秀選手が2回戦で、第11シードの関口周一選手が3回戦敗退でした。ダブルスでは、インド人と組んで第2シードの松井選手がベスト4でした。

エジプトの15,000ドルのフューチャーズ大会では、河内一真選手、予選を勝ち上がった乾祐一郎選手が1回戦敗退でした。

クウェートの15,000ドルでは、第6シードの竹内研人選手、予選を勝ち上がった脇田俊輔選手が1回戦敗退でした。第8シードの守谷総一郎選手がベスト8でした。ダブルスでは、クロアチア人と組んだ脇田選手がベスト4、守谷&竹内ペアーが優勝しました。

メキシコの15,000ドルでは、岡村一成選手が1回戦敗退でした。チュニジアの15,000ドルでは、川上倫平選手が1回戦敗退でした。第1シードの田島尚樹選手がベスト8でした。

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サニア・ミルザの復帰

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結婚と出産のために2017年シーズンを最後に公式戦の舞台から遠ざかっていた女子ダブルス元世界ランク1位のサニア・ミルザが、来シーズン開幕から復帰することを表明したの。

グランドスラムでは、女子ダブルスで3回、ミックスダブルスでも3回の優勝を誇るミルザは、シーズン開幕戦のブリスベン国際を復帰初大会として選んだの。

去年の10月に第一子となる男の子を出産したミルザ。ブリスベン国際のあとは、全豪オープン前哨戦のホバート国際にも出場を予定していて、それから全豪オープンへ臨むんだって。

そんなミルザは同時に、来年の夏に開催される東京オリンピックへの出場も目指すみたいね。

もちろん、女子ダブルスでの復帰なんだけど、そうなるとパートナーが必要よね。初戦のブリスベン国際とホバート国際でミルザは、ウクライナのナディイア・キチョノクとペアを酌むことが決まっているんだって。ただ全豪オープンでキチョノクと組むかどうかは言及していないようね。

「なぜこれまで復帰へ向けてやって来なかったかと言うと、体がどう反応するか判らなかったから。プロのアスリートであるには、体と心に多大な負担が必要。それは赤ちゃんを育てる時と同じ。どちらも肉体的にも精神的にも過酷なもの。」

「既にこれまでのテニス人生で、夢に見てきたこと全てを達成して来た。次のテニス人生にどんなことが起きても、その全てが自分に取ってはボーナスのようなもの。」って、今後のテニス人生はプレッシャーを感じずに戦って行きたい思いも語ってました。

また彼女の復帰には、セリーナ・ウィリアムズの復帰が大きく影響しているんだって。

「復帰へ向けて自分自身のモチベーションも十分あるけど、セリーナのように出産した選手がグランドスラムなどで戦っている姿を見るのは素晴らしいもの。それにはかなり影響された。」

ミルザの復帰も楽しみね!

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ベルディヒの引退セレモニー

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2010年のウィンブルドン準優勝者で、元男子世界ランク4位のトマス・ベルディヒの引退セレモニーが、現在イギリスはロンドンで開催中のニットーATPファイナルズの大会中に行われるんだって。

それは今夜、現地土曜日にあるようね。

それは彼のお父さんであるマーティン・ベルディヒが語ったもので、「土曜日には素晴らしい最後になるはずだと思う。」って語っていて、奥さんと共にロンドンへ訪れることも明かしてました。

ベルディヒはまだ正式な引退表明はしていないんだけど、今年のUSオープンの1回戦で敗退したあとの会見で、2020年にツアーに戻るかは現実的ではないって語っていて、引退する噂が広まっていたの。

ベルディヒはこれまでのテニス人生で、シングルスでは13回、ダブルスでも2度の優勝をATPツアーで飾ってました。

加えて、国別対抗戦のデビスカップでは、2012年、2013年と祖国チェコの2連覇の立役者となったの。

生涯成績は640勝342敗を残しているけど、今年も怪我に苦しんで思うようにツアーを戦い抜けなかったのよね。

第2の人生にも幸多かれ!

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フェデラーの望月選手についての印象

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11月11日のブログにも書いたけど、男子ツアー最終戦に将来有望なジュニア選手が呼ばれて、出場選手と練習をしているの。そこに、今年のウィンブルドン・ジュニアの男子シングルスを制してジュニア・ランキング1位になった望月慎太郎選手が呼ばれているの。

そんな望月選手、ロジャー・フェデラーと練習をしたんだって。フェデラーは望月選手への印象をこう語っていました。

「彼とは昨日と一昨日と2度練習をした。彼はとてもクリーンにボールを打つし、とても早い。」

「彼をウィンブルドンで見たのを覚えている。あれはきっと彼の準決勝だったと思うが、対戦相手がダムだったかな。たぶん彼のお父さんと自分も対戦していたかな。それはさておき、あの準決勝は接戦だったと思えている。そして決勝戦では彼は安定したテニスをしていた。」

「確実にもっともっと見てみるものがあるはず。彼のようにパワーで戦わないような選手は、違う方法でポイントを取らなければならない。そしてそれはタフな精神状態、早いフットワーク、そして素晴らしい競争力で戦い抜かなければならないと思う。彼はそれを持っていると思う。」

「しかし正直なところ、現時点で誰が将来良い選手になるか、あまり良い選手ではないかを予測するのはとても難しい。メドベーデフが今年こんな活躍をするとは予測していなかった。ベレッティーニが今年こんな活躍をするとは予測していなかった。しかし、素直にこの驚きはただ嬉しく感じている。」

「以前は全てが技術だったと思う。今は率直に言えばテクニックだけではなくなっている。彼は本当に素晴らしい人間であり、素晴らしいテニスをしている。」

フェデラーは今の望月選手を称賛し、彼のポテンシャルの高さを認めつつも、将来については未知数だと感じているようね。

実際これまでにも、ジュニアで好成績を残して期待されながらも、シニア・デビューを果たしても思うような活躍ができていない選手や、トップ10には遥かに届かなかった選手もいるのよね。

16歳の望月選手。フィジカル面は今後もっともっと成長させて行けるはずだし、更なる経験を積めばその戦術もより磨きがかかって来るんじゃないかしら?

自分に合った良いコーチとの出会いも重要になって来ると思うけど、その将来には期待が高まってしまうわね!

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マレーの近況&チブルコワ引退!

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今年1月に受けた股関節置換手術から見事な復活を果たしている男子元世界ランク1位のアンディ・マレー。先月、ベルギーはアントワープの大会で、2017年3月のドバイ大会以来となるシングルスでのツアー優勝を飾ったの。

その後は肘に痛みもあり休養を取っていたと語るマレーが、近況を語ってました。

「12日間は何もしなかった。文字通り何もね。肘にかなりの違和感があったから、休養が必要だった。体的には、全体的にとても良くなった。アントワープから帰って5日から6日で戻って来た。」

「人生で最高体重になった。ハロウィーンがあり、二人目の子供である娘の誕生日や義理の姉の誕生日もあった。だからたくさんのケーキやジャンクフードを食べてトレーニングはなかったから、悪循環だった。いつもは84キロなのに88.5キロになってしまった。」

そんな休養期間中に、第3子となる長男が生まれたの。長女は今年の2月に3歳に、次女は今月2歳になるわね。そんな子供達に自分がプレーする姿を見てもらいたい気持ちもあるみたい。

「わがままながら、自分のプレーを見て欲しいけど、最終的にはそれほど重要ではない。今では長女は幼稚園へ行くようになったし、彼女はそこを楽しんでいる。彼女が幼稚園で楽しんでいるのに、あちこち引っ張り回すのはフェアじゃないと思う。ヨーロッパの大会は、距離も近いから時には訪れることもできるかも知れないけど。」

そんなマレーは来週末にスペインはマドリッドで行われるデビスカップを今は考えているんだって。そこで祖国イギリスを代表して、カイル・エドモンド、ダニエル・エヴァンス、ジェイミー・マレー、ニール・スクプスキらと共に戦うことを楽しみにしているようね。

それからマレーは、例年12月はマイアミでトレーニングをしていたけど、今年はちょっと短縮したトレーニングをマイアミで行い、クリスマスはスコットランドへ戻り、その後にオーストラリアへ向かう予定らしいわ。

来年の活躍に期待ね!

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2017年5月に女子世界ランク4位を記録したドミニカ・チブルコワが現役引退を表明しましたね。彼女、現在30歳。

161cmの小柄な体ながら、俊敏なフットワークを生かしたプレーを武器に2014年の全豪オープンで準優勝、2009年の全仏オープンではベスト4、ウィンブルドンではベスト8が3回、USオープンでも2010年にベスト8と、全てのサーフェースで戦えた選手。

彼女の最大のタイトルは、2016年のシーズンを締めくくる大会であるツアー最終戦での優勝ね。

そんな彼女は、今年の全仏オープン1回戦でアリーナ・サバレンカに敗れて以来コートに立っていなかったんだけど、アキレス腱の怪我の再発で辛い時期を過ごしていて、家族やチームと話し合って今回の決断に至ったんだって。

第2の人生にも幸多かれ!!!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、中国の100,000ドルのサーキット大会では、予選を勝ち上がった村松千裕選手が1回戦で、第3シードの日比野奈緒選手が2回戦敗退でした。奈良くるみ選手がベスト4でした。ダブルスでは、第1シードの日比野&二宮ペアーが優勝しました。

アメリカの60,000ドルでは、日比万葉選手が優勝しました。

タイの25,000ドルでは、小堀桃子選手、予選を勝ち上がった坂詰姫乃選手、穂積絵莉選手が1回戦で、予選を勝ち上がった内島萌夏選手が2回戦敗退でした。岡村恭香選手がベスト8でした。ダブルスでは、香港人と組んで第1シードの奥野選手、第3シードの荒川&内島ペアーがベスト4でした。

メキシコの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった久松史帆選手が1回戦敗退でした。細沼千紗選手がベスト8でした。チュニジアの15,000ドルでは、細木祐佳選手が2回戦敗退でした。トルコの15,000ドルでは、秋田史帆選手が優勝しました。

男子では、アメリカの54,160ドルのチャレンジャー大会では、第4シードのダニエル太郎選手が2回戦敗退でした。

国内は神戸で54,160ドル大会が行われ、第1シードの内山靖崇選手、第5シードの伊藤竜馬選手、大西賢選手、山崎純平選手、主催者推薦の羽澤慎治選手、田沼諒太選手が2回戦で、島袋将選手、徳田廉大選手、主催者推薦の望月勇希選手、市川泰誠選手が3回戦敗退でした。第3シードの添田豪選手、第11シードの守屋宏紀選手かがベスト8、今井慎太郎選手がベスト4、決勝戦では綿貫陽介選手が第2シードの杉田祐一選手を下して優勝しました。

エジプトの15,000ドルのフューチャーズ大会では、河内一真選手が1回戦敗退でした。メキシコの15,000ドルでは、岡村一成選手が1回戦敗退でした。

クウェートの15,000ドルでは、住澤大輔選手、守谷総一郎選手が1回戦で、竹内研人選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、守谷&竹内ペアーがベスト4でした。

チュニジアの15,000ドルでは、川上倫平選手が1回戦で、第8シードの田島尚樹選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、エストニア人と組んで第3シードの田島選手がベスト4でした。

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