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現在、世界中で騒ぎになっているコロナウィルスだけど、テニス界にも大きな波紋を広げてしまいましたね。
今週から2週間に亘って開催が予定されていたアメリカはインディアンウェルズでのBNPパリバ・オープンが、大会自体の主催がキャンセルになってしまったの!
男女同時開催のその大会は、いずれの大会もグランドスラムの次にランキングされている大舞台。準グランドスラムとも呼ばれているほどで、男子は今季初のマスターズ1000大会で、女子も今季初のプレミア・マンドトリー大会だったの。
出された声明では、大会が開催されるエリアでもコロナウィルス感染者が出てしまい、地元の保健局から公衆衛生緊急事態が発生されたため、選手や関係者の健康を考え、加えて医療専門家、疾病対策センター、そして地元の自治体からの指示でこの決断に至ったみたい。
現在、大会が開催されるカリフォルニア州には非常事態宣言が出されているから、この決断も仕方ないわね。
そして不安なのは、この大会の次にもマイアミでも同レベルの大会が控えていて、その開催の有無。マイアミ州ではまだ非常事態宣言は出てないけど、このままだとどうなるかは全く読めないわね。
そのBNPパリバ・オープンには、先週同じインディアンウェルズで行われたチャレンジャー大会で復活を印象付ける準優勝を飾った元世界ランク8位のジャック・ソックがワイルドカードを受けて出場予定だったの。
ソックはそのチャレンジャー大会には世界ランク768位でワイルドカードを受けて出場。その勝ち上がりで今日発表の世界ランクでは一気に383位へとジャンプしていたの。
今週のマスターズ大会での出場で、その好調さを維持してランキングを戻したいって思っていたはず。
加えて、今年の全豪オープンで自身2度目となるベスト8進出を果たしたテニス・サングレンもワイルドカードを受けていたの。
全豪オープンの準々決勝では、あのロジャー・フェデラーからあと一歩で勝利がって言うところまで追い詰めていたのよね。
それから、現在18歳で日系アメリカ人のブランドン・ナカシマもワイルドカードを受けていたの。
ナカシマは初めて出場したATPツアー大会だった2月のデルレイビーチでは、初出場で初のベスト8進出。その準々決勝では西岡良仁選手にフルセットの接戦の末に敗退していたの。
先週のインディアンウェルズでのチャレンジャーでも、2回戦で第7シードの杉田祐一選手、3回戦で第10シードのサルバトーレ・サルーソ、準々決勝でも第14シードのマルコス・ギロンと、次々にシード選手を下していたわ。
準決勝では、ソックの前にフルセットの末に敗れていたけど、その実力は既に証明されているわね。
さらには、男子ダブルスにも、ノヴァーク・ジョコビッチ&ヴィクター・トロイツキ組、ラファエル・ナダル&マルク・ロペス組、アンドレイ・ルブレフ&カレン・カチャノフ組などがオリンピックを見据えてかエントリーしていたみたいなの。
更には、ドミニク・ティエム&グリゴール・ディミトロフ組、スタン・ワウリンカ&アレクサンダー・ズベレフ組、フェリックス・オジェ=アリアシム&ファビオ・フォニーニ組など、普段はシングルスにしか出場しない選手もダブルスにエントリーして、ダブルスもおもしろそうだったのに、本当に残念。
早く収まって、普段の生活に戻りたいわね。