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全仏オープンが大会の日程を延期する決断を下して、延期日時を独自で決めて発表してしまって、テニス界に困惑と論争を巻き起こしたのはついこないだ。
そしてここへ来てこんなことも明らかに。
今回の決定を踏まえて、大会主催者であり、かつてシングルスでは自己最高位の4位に、ダブルスでも3位にまで上り詰めたギー・フォルジェ氏が男子シングルスで史上最多優勝を持つラファエル・ナダルに、日程変更についてコンタクトを取っていたんだって。
それはフランス・テニス連盟のベルナール・ジウディセリ会長が明らかにしたもの。
「我々はラファと電話で連絡を取り、他の選手とも連絡を取ろうとした。ラファと電話で話をしたのはギーで、彼の感触としては、クレー・シーズンをツアー・カレンダーに残せることは良い決断だと言うものだった。」
しかしながら、自身初のグランドスラム優勝を昨年の全仏オープンで飾った女子シングルス・チャンピオンのアシュレイ・バーティは、何の連絡ももらっていなかったらしいの。
それでもバーティは前向きなコメントをしているわ。
「ギー・フォルジェとは話をしてはいないけど、大会がいつ開催されても大会へ出場できることを嬉しく思っている。9月に大会を連覇する機会を持てると願っている。試合ができるどんなチャンスでさえ、両手で掴みたいもの。」
って、大会へ意欲的な思いを伝えつつ「しかしながら今現在は、世界ではより大切なことがある。我々みんなが安全で健康でいられるためなら、何でもやりたい。」って締めくくってました。大人な対応ね。
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そして毎週水曜日(時には木曜日)にお伝えしている、日本人選手のツアー下部大会での活躍だけど、先週は全ての大会が途中で終わってました。
なので、その途中までの結果をお伝えしようと思います。
女子では、メキシコの25,000ドルのサーキット大会では、大坂まり選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、スロベニア人と組んで第2シードの加藤選手が準決勝進出でした。
メキシコの15,000ドルでは、清水映里選手が1回戦敗退でした。予選を勝ち上がった吉岡希紗選手が2回戦進出でした。
ギリシャの15,000ドルでは、カジュール・アンジュ選手が1回戦敗退でした。
男子では、チャレンジャー大会に出場していた日本人選手はいませんでした。
オーストラリアの25,000ドルのフューチャーズ大会では、河内一真選手、竹内研人選手、住澤大輔選手、田島尚樹選手が1回戦敗退でした。第4シードの野口梨央選手が準々決勝進出でした。
メキシコの15,000ドルでは、望月慎太郎選手が2回戦敗退でした。ダブルスではブラジル人と組んだ望月選手が準々決勝進出でした。
エジプトの15,000ドルでは、小倉孝介選手が1回戦敗退でした。谷総一郎選手、主催者推薦の岡村一成選手が2回戦進出でした。ダブルスではアメリカ人と組んだ小倉選手が準々決勝進出でした。