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現在男女プロテニス・ツアーの活動が停止しているけど、ここへ来てツアー停止前に受けたドーピング検査で禁止薬物に陽性反応が出てしまい、暫定的に出場停止措置が取られることになった選手が。
それは、今年の2月8日に21歳になったアシュレイ・クラッザー。アメリカ出身の彼女は現在世界ランク492位だけど、2018年8月には自己最高位の200位を記録して将来を嘱望されていたの。
そんな彼女は今季唯一出場したアメリカのニューポート・ビーチで1月27日から行われた125K大会で受けた検査の結果で陽性反応が出たの。
二十歳だったクラッザーはその大会では1回戦敗退だったんだけど、1月27日に受けた検査で尿サンプルを提出。それがカナダのモントリオールにある研究所へ送られてると、GHRP-6(成長ホルモン放出ペプチド-6)が検出されたの。
これは世界反ドーピング機関で禁止されている物質のため、クラッザーは3月18日から暫定的な出場停止処分が下されたの。クラッザーは異議申し立てする権利を持ってはいるものの、その権利を行使しないことを選択しているんだって。その出場停止処分期間はどれくらいになるかは、今後決まるものとみられているわ。
クラッザーはまだ若いし、しっかり処分を受けて復帰して欲しいわね。
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引退を発表した選手がいるの。それは、アンナ・タチシュビリ、30歳。
彼女はジョージアで生まれて13歳の時にフロリダにあるクリス・エバート・アカデミーでテニスに専念するためにアメリカへ移住。そして2014年に国籍をジョージアからアメリカへ変更していたの。
木曜日に自身のSNSで引退を表明したタチシュビリ。怪我のためにこれ以上プロとしてツアーを戦い続けることは出来なくなってしまったようね。
「残念ながら、怪我の再発のために、自分の体はこれ以上プロとして競技テニスをすることができなくなりました。この決断が自分に取ってどれほどの痛みがあることであっても、プロテニス選手としての人生から離れる決断を下さなければならず、コートから離れた人生に集中しなければならなくなりました。」
「何よりもテニスが大好きでした。テニスが自分に与えてくれた全てのことに感謝しています。忘れられない全ての思い出をこれから永遠に大切にしていきます。」って思いを綴ってました。
タチシュビリの第2の人生にも座長多かれ!