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1994年7月に自己最高位の男子世界ランク2位を記録し、2001年のウィンブルドンでは主催者推薦で出場しながら、グランドスラム初優勝を飾ったゴラン・イヴァニセビッチ。
先日行われた全豪オープンのYouTubeチャンネルでのトッド・ウッドブリッジとの対談で、オーストラリア出身のニック・キリオスについてこんな風に語っていたの。
キリオスは、その才能は誰からも認められながらも、彼の自由奔放で気性の荒い性格がコートの上でも顔を見せてしまい、なかなか思うような成績に結び付けられずにいるけど、イヴァニセビッチはそんなキリオスは変わる必要があると、自身の経験を踏まえて語っていたの。
「(現役の頃)自分の中の2つを分けることができた。良いゴランと悪いゴラン。そして(ウィンブルドンでの初優勝では)初めてその2つが互いに助け合っていた。いつもはその2つは反抗し合っていて、多くの敗戦を招いていたし、多くのくだらない負けを作っていた。」
「たくさんの試合に負けていた。特にピート(サンプラス)、アンドレ(アガシ)、ジム(クーリア)などのビッグ・プレーヤーに。接戦しながらも彼等は自分が馬鹿げたミスをし始めるのを待っていた。」
「でもあの2週間は、良いゴランと悪いゴランが友達になっていた。敵だけど友達だった。そして互いに助け合っていたんだ。」
「彼(キリオス)は奥底に問題がある。彼は彼自身に取って最悪の存在。彼がどう感じているか自分は分かる。彼は100人と対戦している。時には証明するのが不可能なことを証明したがっている。しかし、彼の才能について話す意味がない。なぜなら、彼は最大の才能の持ち主の一人だから。彼はグランドスラムで優勝できる選手。」
「いつかきっと彼は誰でも倒すことができる。自分としては彼はテニス界で最高のサーバー。彼はボールにどんなことでもできる。彼はどんどん良くなっているし、もし変わらなかったらきっといつか後悔するはず。彼は本当に才能豊かだから、グランドスラムで優勝しなかったら、テニス界に取って非常に惜しまれることになるはず。」
「彼が変わってくれて成し遂げて欲しい。彼は心の底ではとても良い人だし、テニス界がニック・キリオスを必要としているし、ニック・キリオスもテニスを必要としているから。彼がコートでどうにかより良い振る舞いができたら、彼は将来確実にグランドスラムで優勝できるはず。」
キリオスの才能はかなり前からとても高く評価されていたけど、イヴァニセビッチも同じように感じていたのね。キリオスは自分自身を変えることができるかしらね。