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男子ツアーも先週イギリスはロンドンのO2アリーナで開催された最終戦で今シーズンの幕が閉じました。
その最終戦の決勝戦は、ダニイル・メドベーデフとドミニク・ティエムと言う、次世代を代表する選手の対戦カードとなり、メドベーデフがティエムを下して初優勝を飾りましたね。
そしてメドベーデフは、予選ラウンドロビンでは世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチを、準決勝では世界ランク2位のラファエル・ナダルを、決勝戦では世界ランク3位のティエムを下して、同一大会で世界のトップ3を下した初めての選手になったの。
そして2009年からロンドンのO2アリーナで開催された最終戦は、予定通り12年間をもって来年からはイタリアのトリノへ会場を移すこととなっているわ。
メドベーデフは大会当初から、会場がイギリスになった最初のチャンピオンがニコライ・ダビデンコだったことで、最後のチャンピオンに自身がなれたら、最初と最後のチャンピオンがロシア人になれると、夢を語っていたんだけど、それが現実となったわね。
何と言っても優勝の鍵となったのは準決勝のナダルからの勝利。第1セットをナダルに先取されたメドベーデフは第2セットを4ー1とリードしながらもナダルの反撃に合い、そこからナダルが4ゲームを連取。
ナダルは5ー4からサービング・フォー・マッチを迎え、メドベーデフはピンチに立たされたの。
これまで長年男子テニス界を牽引して来た『ビッグ3』の一人のナダルだから、これで勝利を手にするかと思われたけど、メドベーデフはそのゲームをラブゲームでブレーク!
そして迎えたタイブレークでは、ネットへ出たナダルに対して放ったショットがフレームショットとなり、それがナダルの頭上をきれいに抜くラッキーもあり、7ー4で取り試合はフルセットへ。
第3セットではナダルから2度のブレークを奪い、これまで3度の対戦全てで敗れていたナダルから初勝利を飾って決勝進出を決めたわ。
そして決勝戦では、準決勝でジョコビッチを接戦の末に下したティエムをもフルセットの逆転で下す粘り強さを見せて自身のテニス人生で最大のタイトル獲得となったの。
そんなメドベーデフの活躍に、プーチン大統領からも祝福のコメントが送られるほど、ロシア国内でも大きなニュースになったんじゃないしら。
ナダルは念願の最終戦初優勝はまたしてもお預けとなったけど、来年はロジャー・フェデラーもツアーへ戻って来て『ビッグ3』が揃う中で、台頭著しい若手がどんな活躍を見せてくれるか楽しみね。
個人的には、日本のエースである錦織圭選手の復活も、もちろん期待したいし、開催されたのなら東京オリンピックで、大坂なおみ選手と男女揃ってのアベック優勝なんて見たいものだわ。
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そしてこのブログでもお伝えしている来年の全豪オープンについてだけど、3日前に大会ディレクターであるクレイグ・タイリー氏がコメントを発表してました。
それによると、オーストラリアテニス協会は、来年の夏のテニス大会の開催へ向けて努力を続けていて、ビクトリア州政府、保険機関と議論を重ね、詳細が決定次第発表するとのこと。そして、チケット発売日に関しては2週間以内に発表できる見込みだと。
つまり、かなり前向きな意向を示しているんだけど、全豪オープンやATPカップなどの大会で、コート上でインタビューなどをしているブレッド・フィリップ氏は、自身の見解をSNSに綴っていたの。
それによると、海外からの選手は1月7日から21日までヴィクトリア州警察の監視のもと隔離措置が強いられ、その間は練習は可能だけど試合などはできず、全豪オープンは1月25日か2月1日のスタートになるのではと。
もちろん、まだ何も正式には決まっておらず、全豪オープンへの前哨戦や予選などについてもまだ正式には決まっていないと加えているわ。
なかなか地元政府との折り合いが付かないみたいね。来年のツアー・スケジュールも、全豪オープンからの発表がないと決められないわよね。一体どうなるのかしらね?!
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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。
女子では、ギリシャの15,000ドルのサーキット大会では、井上雅選手が1回戦で、予選を勝ち上がった輿石亜佑美選手が2回戦敗退でした。
男子では、アメリカの52,080ドルのチャレンジャー大会では、守屋宏紀選手が2回戦敗退でした。イタリアの44,820ユーロ大会では、第1シードの内山靖崇選手が1回戦敗退でした。
ギリシャの15,000ドルのフューチャーズ大会では、ラッキールーザーの田島尚樹選手が1回戦で、島袋将選手が2回戦敗退でした。