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ズベレフ、ナダルをストレートで撃破

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昨日行われた男子マスターズ1000大会のムチュア・マドリッド・オープンの準々決勝で、アレクサンダー・ズベレフがクレー・キングのラファエル・ナダルをストレートで下しましたね。

ズベレフは3月のメキシコはアカプルコで優勝して以降、右肘の痛みがあることを明かしていて、先週祖国ドイツはミュンヘンでのATP250大会の準々決勝でも予選を勝ち上がった世界ランク107位のイリア・イヴァシュカに敗退してこの大会へ臨んでいたの。

それでも、今大会初戦となった錦織圭選手との試合では、全くそんな痛みを感じさせないほどのフォアハンドを見せていて、錦織選手も脱帽するほどのプレーで圧倒していたのよね。

もちろん状態がそんなに良くなかったらダブルスにもエントリーしていないはず。肘の状態は問題ないようで、その証拠に同胞のティム・プエッツと組んだダブルスでもベスト4まで勝ち進んでいるの。

ズベレフはナダルと2016年の初対戦から5連敗して2019年のツアー最終戦、2020年のパリでのマスターズ1000とこの対戦まで2連勝していて臨んだ試合だったの。

これまでの2連勝はいずれもハードコート。ズベレフは初めてナダルからクレーコートで勝利。これで、ナダルをクレーで、ロジャー・フェデラーを芝で、ノヴァーグ・ジョコビッチをハードで下した3人目の選手となったの。(残りの二人はドミニク・ティエムとアンディ・マレー)

「これまで何度か彼(ナダル)を倒していたのは助けになった。もちろんそれはハードコートで、とても違うもの。ラファをスペインのクレーで倒すには、ベストのプレーをしなければならない。それができたことにかなり満足している。これからの試合がどうなるか見て行きたい。」

ってズベレフは喜びを語っていたわ。これでスペインはナダルに3連勝でいずれもストレート勝利となったの。

敗れたナダルは「出だしは試合をコントロールしていた。6ゲームくらいは良いプレーだったし、彼(ズベレフ)より良いテニスができていた。それから4ー2から5ー2へするサービスゲームで酷いプレーをしてしまった。30ー0から悲惨なプレーをしてしまった。」

「もちろん世界のトップ選手の一人との対戦、しかもこんな早いコートと言う状況で、自信を持ってプレーするのはとても難しい。努力はした。サービスをコントロールするのは今日は難しかった。彼は良くやった。」

と、良い形で試合に入りながらも、流れをズベレフへ渡してしまったことを振り返ってましたね。

そんなズベレフは決勝進出をかけてティエムと対戦するわ。両者は去年のUSオープンの決勝戦でフルセットの激戦を戦ってティエムがグランドスラム初優勝を飾っていたのよね、

「正しい道に戻ってきていると感じている。それへ向かって正しいことをしている。これからの試合でも、今日のようなプレーを続けられることを願っている。」

「簡単な試合にはならないだろう。ドミニクも素晴らしい選手。尊敬しているし、これまでの彼との対戦にも尊敬の気持ちでいる。またマドリッドで決勝へ行けるように願っている。」

ここまで絶好調のズベレフと、しばしの休養から復帰して万全な勝ち上がりを見せている次世代なクレー・キングと言われているティエムの準決勝。もしかしたら、事実上の決勝戦になるかもね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 06:47 | コメントをどうぞ
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