月別アーカイブ: 2021年10月


40歳のメルツァーが引退

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今週、オーストリアはウィーンで行われているATP250大会に、アレクサンダー・ズベレフと組んでダブルスに出場していたユルゲン・メルツァーは残念ながら1回戦敗退を喫し、その試合をもって現役引退することになったの。

40歳のメルツァーは、今年の序盤には既に祖国の大会をもって引退する意思を示していたわ。

そのダブルスの1回戦では、第3シードのフィリップ・ポラセク&ジョン・ピアーズ組にストレートで敗れてしまったの。

メルツァーはこの大会では、シングルスで2009年と2010年で2連覇する成績を収めていて、ダブルスでも2014年にフィリップ・ペッツシュナーと組んで優勝しているの。

メルツァーはズベレフにペアを組むオファーをしたところ、ズベレフはためらうこともなく快諾してくれたんだって。それには感謝の気持ちを表していたわ。

メルツァーはジュニア時代から期待されていたの。1999年のウィンブルドン・ジュニアを制した彼はその後はプロとしてATPツアーに参戦。

グランドスラムは実に53回も出場して、2010年の全仏オープンでのベスト4が最高成績。シングルスでは5度の優勝を飾り、ビッグ3と言われるノヴァーク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラーからも勝利を飾ったことがあり、トップ10選手から13回も勝利を上げているの。

メルツァーは1999年のウィーン大会がATPツアー・デビューし、シングルスに加えダブルスでも活躍。2010年のウィンブルドン、2011年のUSオープンをペッツシュナーとのペアで優勝し、2011年のウィンブルドンでは元奥さんであるイヴェタ・ベネソワと組んでミックスダブルスでも優勝しているの。

そんなメルツァーは22年間のプロテニス人生に幕を降ろしたわ。それでも今後もテニス界に関わって行くらしく、今年の1月に就任したオーストリア・テニス連盟のスポーツ・ディレクターの職を続けていくんだって。

今後の人生にも幸多かれ!

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ベルテンスがママに!

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今年行われた東京オリンピックを最後に29歳で現役引退した、元女子世界ランク4位のキキ・ベルテンスが、引退から約2ヶ月が経った今、第1子を妊娠していることを自身のSNSで明らかにしたの。

そこには、2022年4月と記されていて、来年の4月が予定日らしいわ。

ベルテンスは新型コロナウイルスのパンデミックからツアーが明けてから、度重なる怪我に泣かされていて、今年の夏で現役引退を決意したの。

その時彼女は「これまで常に全力を尽くして来たけど、もうタンクが空っぽ。日々の激しい練習やトレーニングと、その日の終わりに得られる満足度のバランスが、もうそこには存在していない。」って、引退を決断した気持ちを語っていたの。

「小さくてシャイな少女から、多大な恐怖と共に世界の大舞台で戦う一人の大人の女性となった。今がさよならを言う時。自分自身について多くを学ぶことができ、世界を学び、素晴らしい人々と巡り会うことができたこの美しいスポーツに感謝したい。その事を自分と共に永遠に持ち続けたい。」

そう7月に語っていたベルテンス。元気な赤ちゃんを産んで、第2の人生も幸せを祈るわ!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、アメリカの60,000ドルのサーキット大会では、奈良くるみ選手が1回戦敗退でした。

イスラエルの25,000ドル大会では、第5シードの村松千裕選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルでは、第1シードの鮎川真奈選手、江藤直子選手が1回戦で、川口夏実選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、タイ人と組んだ荒川選手がオーストリア人と組んで第1シードの鮎川選手を下して優勝しました。

エジプトの15,000ドル大会では、清水映里選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、香港人と組んで第4シードの清水選手が準優勝でした。

男子では、チャレンジャー大会に出場した日本人選手はいませんでした。

ポルトガルの25,000ドルのフューチャーズ大会では、高橋悠介選手、野口莉央選手が1回戦敗退でした。第3シードの内田海智選手がベスト4、中川直樹選手が準優勝でした。

メキシコの15,000ドル大会では、田頭健斗選手が1回戦敗退でした。チュニジアの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった高見澤岳飛選手が1回戦敗退でした。

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カラツェフ、まだまだ上へ!

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先週ロシアのモスクワで行われたATP250大会のVTBクレムリン・カップで地元優勝を飾ったのがアスラン・カラツェフ。

彼の名前を最初に目にしたのが今年の全豪オープン。彼は当時、世界ランク114位で予選を勝ち上がって本戦に勝ち進んだの。そしてあよれあよれと勝ち上がり、なんと初出場したグランドスラムでベスト4まで勝ち上がってしまったの。

その時はロシアからまた強い若手が出てきたのかと思ったんだけど、彼はその時27歳。今年の9月に28歳になった選手で、決して新人ではなかったの。

そんな彼の全豪オープンでの躍進がたまたまの出来事ではなかった事を証明したのが、その後3月に出場したアラブ首長国連邦はドバイでのATP500大会。そこでも見事な勝ち上がりを見せてツアー初優勝を飾ったのよね。

全豪オープンでの勝ち上がりで、大会後に発表になった世界ランクでは、トップ50入りに成功。そしてドバイでの優勝でトップ30入りも果たしたカラツェフ。

それからは20位台を維持していた彼だけど、先週の優勝で今日発表の最初の世界ランクで自身初のトップ20入りとなる19位となったの。

トップ100圏外から今シーズンをトップ20で終えることが濃厚となったカラツェフ。決勝戦のあとにこんな風に語っていたわ。

「準決勝にたどり着けばトップ20入りできるのは分かっていたし、それを決勝戦の勝利で確実なものにした。この目標をチームと定めていた。それが達成できてとても嬉しい。」

カラツェフは当然次の目標はトップ10入りなはず。それには今週、同じロシアはサンクトペテルブルグでのATP250大会と、11月1日から開催される今季最後のマスターズ大会であるフランスはパリ大会での好成績が必要になるわ。

「あまりお祝いはしない。チームでディナーを取って、明日か明後日にサンクトペテルブルグへ移動するつもり。疲労はあるが、今は大きな自信を持っている。」ってカラツェフは連戦へ向けても十分やる気を見せているわ。

今季獲得したポイント・レースでは13位にいるカラツェフ。残る大会の結果次第では今シーズンのトップ10フィニッシュもあるかもね。

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バーティ、最終戦欠場と今季終了

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女子世界ランク1位のアシュレイ・バーティが、WTAツアー最終戦への欠場と今シーズンの終了を公にしたの。

バーティは最終戦へ向けての今季獲得ポイントレースで断トツの1位で、2位のアリーナ・サバレンカにも1800ポイント近く離していて、とっくに最終戦への出場権を獲得していたの。

そんな彼女は2019年に最終戦で優勝。昨年は新型コロナウイルスのパンデミックにより最終戦が行われなかったために、今シーズンの最終戦にはディフェンディング・チャンピオンとして連覇がかかるはずだったの。

「メキシコでの最終戦を含め、2021年はこれ以上大会に出場しないことを皆さんへお知らせしたかった。難しい決断だったけど、2021年シーズンからの体の疲労や回復に重点をおく必要がある。そして、来年のオーストラリアの夏へ向けて最強のオフシーズンを取ることに集中する必要がある。」

「海外からクイーンズランドへ帰国するために未だに課されている課題や必要とされる隔離措置などを踏まえ、1月へ向けての準備の妨げになるようなことはしたくはない。」

今年の最終戦は、本来行われる中国の深センではなくメキシコのグアダラハラで開催されることがWTAから正式に発表されているの。

その開催地の選択もバーティが最終戦へ行かない理由なのではと考えられているわ。

実は約1ヶ月ほど前にバーティのコーチであるクレイグ・タイザーは、WTAが開催地をグアダラハラに選らんだことや、大会で使用するボールなどに対して激しく非難する発言をしていたの。

「我々は標高1500メートルのメキシコで最終戦を行うこと、そしてノンプレッシャーのボールを使うと言うことを知ったところ。」

「ノンプレッシャーのボールは本当に飛んで行ってしまう。通常の場所で使うとそのボールはあまり弾まない。つまり、世界のトップ選手達が、今まで使ったこともないようなものでプレーするのは、最高の宣伝とはならない。」

「プレーしたこともないような状況、プレーしたこともない国や標高での最終戦には、ただただ不思議でならない。そんな光景は、単に恐怖でしかない。」

11月10日から17日まで行われる予定の最終戦。それから帰国して約2週間の隔離措置を必要とされたなら、12月の頭まで満足に練習もトレーニングもできないってことになってしまうわね。

大会へ向けてのコーチの不満や、帰国した時のことを考えると、バーティ本人もメキシコまで行くことに前向きにはなれなかったんじゃないかしら。

ノンプレッシャーのボールを使うこともPinkyは知らなかったけど、標高が高いとボールが飛んでしまうから、低いところではあまり飛ばず弾まないノンプレッシャーのボールを使う判断になったのかしらね。

いずれにせよ、最終戦のシングルスにはもう1枠の空きができたってことね。

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ラドュカニュのコーチ探し

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今年のUSオープン女子シングルスで、予選を勝ち上がった選手として男女通して史上初めて優勝を飾ってテニス界の歴史を塗り替えたエマ・ラドュカニュ。

彼女はその後、それまでのコーチとの関係に終止符を打ってその後のコーチを探していたんだけど、今は同じイギリス人選手のジョハンナ・コンタの元コーチだったエステバン・キャリルと共に練習しているんだって。

前のコーチとの関係を終わりにした時にラドュカニュは、これから世界のトップレベルの舞台で戦って行く上でより経験のあるコーチを今後は付けたいと、その理由を語っていたの。

それを受けてマリア・シャラポワの元コーチであるマイケル・ジョイスがこんなコメントをしていたの。

「ラドュカニュが前のコーチとの関係を終わりにした時に彼女が出した声明の言い回しには本当に驚いた。そこにはツアーレベルの経験の豊富な誰かが必要だと感じていると言うものだった。」

「あの声明は好きではない。良いコーチが付いてそして上手く行っているのなら、その人とやって行きたくなるはずだと感じるはず。なぜ、ビッグネームのコーチを欲しがるのか?彼女は素晴らしい選手だが、次のコーチはとても厳しい仕事を任されることになる。それは期待値が高いから。」

「もし彼女が来年の全豪オープンへ行って早期敗退を喫したとしたら、人々はそれは新しいコーチのせいだと言うだろう。」

「自分はマリアのコーチになる前に、マリアのことを長く知っていた。自分はずっと彼女のヒッティング・パートナーだったから。我々はお互いを良く知り、ツアーも共に回っていた。」

「そんな関係がラドュカニュとない誰かがコーチとして招かれ、人々から多大な注目を集めた中ではとても厳しい事になる。」

コーチ探しは、色んな面を考えないとならないから、大変よね。それにコーチ解任には、語られた言葉以外の公で語れない理由もあるかも知れないしね。

ラドュカニュは、USオープン優勝後に出場した初めての大会だったBNPパリバ・オープンは初戦敗退。当然次に出場する大会でも注目を集めるはずだし、期待やプレッシャーに負けないで戦い続けて欲しいわ。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、アメリカの60,000ドルのサーキット大会では、第5シードの土居美咲選手が1回戦で、日比万葉選手が2回戦敗退でした。

アメリカの25,000ドル大会では、宮崎百合子リリー選手、華谷和生選手、予選を勝ち上がった内島萌夏選手が1回戦で、第2シードの奈良くるみ選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、イギリス人と組んだ宮崎選手が優勝しました。

ポルトガルの25,000ドル大会では、ラッキールーザーの村松千裕選手が2回戦敗退でした。メキシコの25,000ドル大会では、予選を勝ち上がった荒川夏帆選手が1回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルでは、川口夏実選手が準優勝でした。ダブルスでは、中国人と組んで第4シードの川口選手がベスト4でした。

アメリカの15,000ドル大会では、第5シードの奥野彩加選手、宮本愛弓選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、タイ人と組んで第3シードの宮本選手がベスト4でした。

エジプトの15,000ドル大会では、第8シードの清水映里選手がベスト4でした。

男子では、チャレンジャー大会に出場した日本人選手はいませんでした。

ポルトガルの25,000ドルのフューチャーズ大会では、高橋悠介選手がベスト8でした。第3シードの内田海智選手が優勝しました。ダブルスでは、ポーランド人と組んだ内田選手がベスト4でした。

メキシコの15,000ドルでは、第7シードの田島尚樹選手が2回戦敗退でした。第3シードの島袋将選手がベスト4でした。ダブルスでは、第2シードの田島&島袋ペアーが優勝しました。

スペインの15,000ドル大会では、予選を勝ち上がった川上倫平選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、スペイン人と組んだ川上選手がベスト4でした。

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ジョコに変化なし&豪からの最新情報

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10月4日のブログで紹介した、来年の全豪オープンへ出場するには選手はワクチン接種が義務化される可能性があると言うお話し。

それを受けてこれまでずっとワクチンに対して反対派だと名言しているノヴァーク・ジョコビッチの動向が、その発表以降注目されているのよね。

そんな彼は、今後のスケジュールへ向けて練習を再開したらしいんだけど、「自分の信念は変わっていないし、気持ちはいつも同じ。自分のワクチンに関する詳細は明らかにはしたくない。それは個人的な情報。」って、祖国セルビアの新聞社のインタビューに答えていたの。

「オーストラリアの状況に関しては情報を追っていて、理解している範囲では、ヴィクトリア州政府とオーストラリア・テニス協会の最終決断は2週間以内に出されるはず。我々は11月の第1週か第2週に注目している。」

「これまで知らされていることと比べて、大きな変化は起きないと思っている。今年の大会でもそうだったように、多くの制限が課されるだろう。マネージャーから聞いたところによると、オーストラリア・テニス協会はワクチンを打った選手にも打たなかった選手にも状況を改善させるように努めているとのこと。」

「オーストラリアへ行くかは分からない。何が起こるか分からない。現時点においては、状況は明るくはない。」

そう語っているのを考えると、オーストラリアのヴィクトリア州政府がワクチンについて接種を終えた選手のみに出場を許可したとしても、ジョコビッチのワクチンは打たない方針を変えるつもりはなさそうね。

つまり、来年の全豪オープンにジョコビッチの姿が見られない可能性も出てきたわね。自分の信念ではなくて、体調とかアレルギーとかの理由で受けない選手もいるはずだから、受けない選手への措置も設けられるはずだわ。それがどんなものになるかにもよるかもね。

そんなジョコビッチは、今後のスケジュールを明らかにしたの。11月1日から開催される今季最後のマスターズ1000大会であるフランスはパリでのマスターズ大会、イタリアのトリノで11月14日から開催されるATPツアー最終戦、11月25日から行われる男子国別対抗戦であるデビスカップ決勝戦の3つのイベントに出場する予定なんだって。

そして最新情報として今日ヴィクトリア州のダニエル・アンドリュース首相がこんなコメントをしていたの。

「ワクチンを接種していないテニス選手はこの国へ入国するビザを取得できない。もしビザを取得したのであれば、他の選手には課されない数週間の隔離を課されなければならなくなるだろう。」

「他のテニス選手やゴルフ選手などはここへのビザさえ取得できないと思う。プロのスポーツは、ワクチン接種者として認可された労働者に含まれ、2度のワクチン接種が必要とされる。」

そう語るアンドリュース首相だけど、実は彼にはその決定権はないようで、その決定権はオーストラリア政府に権限があるとのこと。どんな決断が下されるかしらね。

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男子はノーリー、女子はバドーサが優勝

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先週まで行われていたBNPパリバ・オープンは、男子はキャメロン・ノーリーが、女子はパウラ・バドーサがいずれも1000大会レベルでの初優勝を飾ったわね。

イギリス人のノーリーは、実はこのBNPパリバ・オープンを制した初めてのイギリス人なの。

1998年はグレッグ・ルゼッドスキがマルセロ・リオスに敗れ準優勝、2002年はティム・ヘンマンがレイトン・ヒューイットに敗れ準優勝、2004年もヘンマンがロジャー・フェデラーに敗れ準優勝、2009年にはアンディ・マレーがラファエル・ナダルに敗れ準優勝だったの。

ニコラス・バシラシュビリを下して優勝したノーリーは「今自分が何を経験しているのか、まだはっきり理解していない。信じられない2週間だったし、全ての状況、全ての大切な瞬間、全ての試合での対処の仕方には本当に満足している。」って、今大会での自分自身への思いを語っていたの。

26歳のノーリーは、着実にキャリアを積んでここへ来てブレーク・シーズンを迎えたわ。

「テニスにおけるここまでの自分の進歩はとても安定していると思う。明らかにあっと言う間に起きたことではない。チャレンジャー・レベルではかなり早く通り抜けることができた。世界ランクも80位から60位くらいで停滞していたけど、それからジャンプアップすることができた。自分のテニスとランキングに小さな改善をしながら、一生懸命練習し順調に進歩していると思う。」

世界ランク26位でこの大会へ臨んだノーリー。実はこれには面白い傾向が。これまでのチャンピオンでトップ25以外で優勝した選手はみんな世界ランク26位だった選手らしいの。

1991年のジム・クーリエ、2000年のアレックス・コレチャ、2010年のイヴァン・リュビチッチ、そして2021年のキャメロン・ノーリー。

今週発表の世界ランクでは15位へジャンプしたノーリーは、これでイギリス人男子ナンバー1にも躍り出たわ。

そして女子チャンピオンのバドーサは、ヴィクトリア・アザレンカをファイナルセットのタイブレークを制する3時間越えの接戦の末にビッグ・タイトルを獲得。

この大会は初出場だったバドーサ。初出場で優勝したのは、1999年のセリーナ・ウィリアムズ、2019年のビアンカ・アンドレエスクに次ぐ3人目の快挙。

「この大会で学んだ最初のことは、不可能なものはないと言うこと。この数年間、戦い続け、練習し続ければ、何でも達成できる。」

「簡単な道のりではなかったけど、激しい練習、情熱、信念からの報い。何も成し遂げられないなんて誰にも言わせない。もしそう言われたら、それが間違っていることを証明すればよい。今日、自分の夢の1つを叶えられた。テニス界の最大の大会の1つである大会の決勝戦を戦い抜いた。」

「信じられない。まだ起きたことに少しショックを受けている。それでもとても興奮しているし、3時間ものコートでの戦いを勝ちきったことに本当に誇りに思っている。」

そう語るバドーサは、優勝まで4人のトップ20選手を下して、同時にバーボラ・クレイチコワ、アンジェリック・ケルバー、アザレンカと3人のグランドスラム・チャンピオンも下しての優勝だったの。

世界ランクも27位から13位へと大きくジャンプ。ツアー最終戦へのポイント・レースも8位へとジャンプして、その可能性も現実味を帯びて来たわね。

ノーリーもバドーサも、今後の活躍にも来たいしたいわ。

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ジャバー、新たな歴史に名を刻む

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先週から今週にかけて、アメリカはカリフォルニア州インディアンウェルズで行われているWTA1000大会のBNPパリバ・オープン、シングルスでWTA1000大会で初めてベスト4進出を果たしたチュニジアのオンス・ジャバー。この勝ち上がりで週明けに発表される世界ランクでトップ10入りすることが決まったの。

日本時間の今日行われた準決勝では惜しくも敗退しちゃったけど、27歳のジャバーはアラブ系選手として、男女通して初めて世界のトップ10入りを果たし、新たな歴史に名を刻むことになるの。

ジャバーは今季、6月のイギリスのイーストボーン大会でツアー初優勝。その後のウィンブルドンでもベスト8進出。加えてWTA250大会では2度の準優勝を飾るなど、キャリア・ベストのシーズンを送っているの。

準決勝進出を決めたあとのインタビューでジャバーは、喜びを語っていたの。

「これは夢が叶っていること。ずっと望んでいたこと。ここへたどり着きたいといつも思っていた。世界1位になりたいと。トップ10入りはその始まり。良いプレーができ始めてから、この場所に相応しいのは分かっていた。ここに相応しいと、トップ10選手に相応しいと言うことを証明したかった。まだまだ向上させなければならないことがたくさんある。」

「とてもハッピー。多くの感情が入り交じっているけど、まだ大会期間中だから冷静になって、トップ10のことばかり考えないようにしたい。大会が終わったあとにお祝いをするつもり。自分自身を信じ、激しいトレーニングをし、これが素晴らしいことの単なる始まり。」

「メンタル・コーチと話をして、彼女にこれは大き過ぎると伝えた。でも、彼女にこうも言った。これをする必要がある。いつかグランドスラムで勝つためにはここをくぐり抜ける必要があると。グランドスラムで優勝するためには、このステップは越える必要があるもの。」

「このステップを一歩一歩踏もうとしている。自分自身を必死に落ち着かせ、このストレスに上手く対処するように努めている。なぜのらグランドスラムのチャンピオンになりたいから。もしそうなりたいのなら、このステップは越えなければならないもの。心臓発作を起こさずに越えられたらと願っている。」

「アメリカ人やフランス人やオーストラリア人などと違って、自分の国から世界へ出るのはかなり違うこと。みんなの前でプレーしている選手をお手本などにはできないし、たくさんのテニスクラブや大会もない。」

「出身のことでスポンサーに拒否されたこともある。それはフェアじゃない。以前はそれが理解できなかった。今は受け入れた。対処している。他のことに頼るのではなく、今の自分であることに本当に誇りに思っている。」

「みんなそれぞれ難しいことを抱えているはず。自分のキャリアが最も難しいだなんて言おうとしてはいない。本当にテニスがしたいだけ。それが夢。スポンサーやテニスにあまり関心がないような人に頼りたくはない。そのことが目標へ向かって突き進み、達成する勇気を与えてくれて、今こうしてトップ10にたどり着いた。」

「イッサムは優秀なコーチ。彼は自分をここまでにしてくれたことでそれを証明している。自分のことを良く理解してくれている人。一生懸命コミュニケーションを取るようにしてくれている。自分を知ろうとしてくれている。簡単なことではない。彼がこれまでどんな選手をコーチしていたとか何をやってきたかは関係ない。彼が自分にしてくれていることが重要。」

「夫をフィットネス・コーチにしていることで、感情はさておき、自分のフィジカルは成長した。きっと今のWTAツアーではもっとも多く試合をしている選手が自分なのでは?嬉しいことに体調は良い。」

「こんな状況に陥ったことがない。こんなに長くプレーしていたこともない。トップ10にいたこともない。たくさんの事が一気に起きている。このことへ向かって一生懸命やって来た。これが信じたいことだし、達成したいこと。」

「十分に成長して十分な経験を積んで、とうとう受け入れている。こんなプレッシャーは光栄なこと。そんなプレッシャーを持てるなんて嬉しいこと。若い時には分からなかった。ストレスが多すぎて、そのことばかり考えてしまう。でも、それは良いこと。」

「日々学んでいる。何とかなるように。簡単ではない。残念なことに、ある選手は簡単ではないと言うことを理解していない。ベストを尽くしている。自分のテニスをプレーしようとしている。楽しもうとしている。プレッシャーをコートでの楽しみだと受け止めている。」

27歳にして経験している初めてのトップ10と言う状況に、その年齢だから苦しい状況やプレッシャーを楽しんで対処することができるようになったのね。

これまでの彼女の経験やバックグラウンドなどから、今の成長した彼女があるのね。

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ツルスノフ、コーチとしての自信

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現在アメリカはカリフォルニア州インディアンウェルズで行われているWTA1000大会のBNPパリバ・オープンで、今朝行われたシングルス4回戦では、ラッキールーザーで本戦入りしたベアトリス・ハダト=マリアをストレートで下してベスト8進出を決めたアネット・コンタベート。

彼女はUSオープンへ向けた北米シーズンのシンシナティ大会から、元男子世界ランク20位のドミトリー・ツルスノフをコーチに招いているの。

そのシンシナティ大会では初戦敗退だったコンタベート。実は彼女、それが4大会連続となる初戦敗退だったの。そんな彼女をその後復調させたのがツルスノフだったの。

コンタベートはシンシナティのあと、アメリカはオハイオ州クリーブランドでのWTA250大会で2017年6月以来となる自身2度目の優勝を飾ると、USオープンでは3回戦で姿を消したけど、その後に出場したチェコ共和国オストラバのWTA500大会でも優勝。

シンシナティ後は世界ランク30位まで下げたけど、現在は20位まで上げていて、今行われているBNPパリバ・オープンの結果次第では更に上げる可能性も十分にあるわ。

ツルスノフは2017年に現役を引退した後は、エレーナ・ヴェスニナやアリーナ・サバレンカのコーチをして着実にキャリアを積んでいて、今ではコーチとしての自信も付いて来たらしいわ。

「彼女は多少より攻撃的になっているし、それは彼女を立て直した特徴のようなものだと思っている。彼女はそもそも、今の攻撃性は持っていたと感じていた。それがある意味隠れてしまっていたから、それを引き出すべきだと感じたんだ。」ってツルスノフは今週の大会会場でのインタビューに答えていたの。

「だから、そんな攻撃的なアネットをもっとコートで出せるようにしたかったし、攻撃的になる自信を与えられるようなことをすることに努めていた。攻撃的になろうとしても、それを支えてくれるものがなければ安定はしないし、大きくボールをアウトしてしまう。彼女にそうさせることが自分の最大の仕事だと思いたいが、それを決めるのは自分ではない。」

オストラバで優勝したあと、25歳のコンタベートは疲労がありながらもアメリカへ戻りシカゴのWTA500大会に参戦。しかし、2回戦の本玉真唯選手との試合の前に棄権を申し入れたの。

ツルスノフは現役の頃、怪我などで棄権をすることは好きではなかったらしいの。でも、彼のキャリア終盤の数年間は怪我に泣かされ続けてもいたのよね。

そんなツルスノフはコーチとなった今、指導している選手に無理はさせない方針になっているんだって。

「時には小さい怪我をしながら試合を続けることが、より重大な怪我を導いてしまう可能性がある。」と言う考えから、シカゴでは無理をさせずに休養を取ることを優先させたらしいわ。

「良い仕事をしていると感じている。以前はこんなことを言うのをためらっていた。ふざけた態度を取ったりするし、時にはそうしていることを楽しんでいる。しかしながら、自分が語っていることを本当に分かっているし、そうすることに情熱を感じている。もっと良くなる余地がある選手がたくさんいると思っているが、その多くの選手はそれを生かせていない。」

ツルスノフはコンタベートをより高いレベルでプレーさせたいと考えているんだって。

「もし彼女がトップ10に入りたいと言うなら、またWTA250大会で優勝することに焦点を合わせたりはしないだろう。それはそこまでランキングを上げることにはそれほどの助けにはならない。」

「今日の試合だけをどうしても勝てるようなことに焦点を合わせないだろう。もっと高いレベルでも彼女のテニスが通用するために役立つようなことに焦点を合わせるだろう。」

ツルスノフは、もっと上を見据えてコンタベートのコーチを務めているのね。

2019年4月に自己最高位となる世界ランク14位を記録したコンタベート。ツルスノフの指導の元、それを更新してトップ10の壁を越えることはできるかしらね?!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、アメリカの60,000ドルのサーキット大会では、第8シードの華谷和生選手が1回戦で、桑田寛子選手が2回戦敗退でした。第3シードの宮崎百合子リリー選手が準優勝でした。

フランスの25,000ドル大会では、小堀桃子選手、予選を勝ち上がった佐藤久真莉選手が2回戦敗退でした。

ポーランドの25,000ドル大会では、村松千裕選手、予選を勝ち上がった山口芽生選手が1回戦で、予選を勝ち上がった秋田史帆選手が2回戦敗退でした。

アメリカの25,000ドル大会では、第7シードの岡村恭香選手、加治遥選手、牛島里咲選手が1回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルでは、川口夏実選手、小林ほの香選手が2回戦敗退でした。エジプトの15,000ドル大会では、第4シードの清水映里選手がベスト4でした。

男子では、チャレンジャー大会に出場した日本人選手はいませんでした。

ポルトガルの25,000ドルのフューチャーズ大会では、第1シードの内田海智選手、山崎純平選手、徳田廉大選手が1回戦敗退でした。高橋悠介選手がベスト8でした。

メキシコの15,000ドルでは、第6シードの田島尚樹選手が1回戦で、第3シードの島袋将選手が2回戦敗退でした。予選を勝ち上がった渡邉聖太選手がベスト8でした。ダブルスでは、インド人と組んで第3シードの渡邉選手が第1シードの島袋&田島ペアーを下して優勝しました。

チュニジアの15,000ドル大会では、西脇一樹選手、予選を勝ち上がった小倉孝介選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、西脇&小倉ペアーがベスト4でした。

スペインの15,000ドル大会では、川上倫平選手が1回戦敗退でした。

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ラドゥカニュ、もっと寛容に見て!

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約1ヶ月前に行われたUSオープン女子シングルス決勝戦で、予選から勝ち上がったエマ・ラドゥカニュが優勝を飾り、オープン化以降53年のプロテニスの歴史で、男女通して初めて予選勝者のグランドスラム・チャンピオンとなり、歴史にその名を刻んだの。

そんな彼女は、現在アメリカはカリフォルニア州インディアンウェルズで開催中のBNPパリバ・オープンでは、初出場ながら第17シードでエントリー。しかしながら、初戦となった2回戦で世界ランク100位のアリアクサンドラ・サスノビッチの前にストレート負けを喫して姿を消してしまったの。

「私は18歳。自分自身をちょっと寛容に見てもらう必要がある。」って、敗戦の後に語っていたラドゥカニュは、USオープンでは予選3試合含め10試合全てストレート勝利で優勝し、その後初めての公式戦に臨んだBNPパリバ・オープンでは、その期待と注目度はかなりのものだったはず。

2017年の全豪オープンで優勝したのがセリーナ・ウィリアムズが最後のグランドスラム優勝。彼女はそれまで全てのサーフェースのグランドスラムで複数回の優勝を持ち、オープン化以降の最多グランドスラム優勝回数を誇っているの。

でもそれ以来、18回のグランドスラムが開催しれ、その中の13回で新しいチャンピオンが誕生し、その度にニュー・ヒロインの誕生と世間を騒がせていたの。でもセリーナのようにグランドスラム初優勝の後も圧倒する強さを見せる選手は現れていないのよね。

2017年の全豪オープンの次のグランドスラムとなった全仏オープンでは、ノーシードから頂点に立ったのがイェレーナ・オスタペンコで、当時20歳。

彼女はその後のグランドスラムでは、次のウィンブルドンでベスト8、翌年2018年のウィンブルドンでベスト4の成績があるものの、初優勝した全仏オープンでも2020年の3回戦進出が最高成績で、それ以外は全て初戦敗退と苦戦を強いられているの。

彼女の他には、スローン・スティーブンス、大坂なおみ選手、ビアンカ・アンドレエスク、ソフィア・ケニン、イガ・シュフィオンテク、バーボラ・クレイチコワ、そしてラドゥカニュなどが世間をあっと言わせるグランドスラム初優勝を飾ったわ。

既にトップ10にいて、グランドスラムでの優勝も時間の問題と言われていたアシュレイ・バーティさえも、2019年の全仏オープンで初優勝を飾った時にはクレーコートを得意としていなかった彼女がググランドスラムの初優勝を全仏オープンで飾ったことでも世間を驚かせたの。

そんな新女王の中で、初優勝後もグランドスラムで活躍したのは、大坂選手が優勝3回(合計4回)、バーティが得意としている芝のウィンブルドンで今年優勝(合計2回)だけ。

スティーブンスとケニンはその後、1度ずつ準優勝があるけどそれ以外では苦戦を強いられているわ。アンドレエスクは初優勝後は怪我に泣かされ、最近やっとツアーに戻って来たばかり。去年の全仏オープンで初優勝を飾ったシュフィオンテクは、今年のグランドスラムでは全て4回戦以上の成績を残す安定した活躍を見せたけど、2度目の決勝戦の舞台にはたどり着けてはいないわ。

そう考えると、かつてのチャンピオンのほとんどがその後も複数回の優勝や他のサーフェースでの優勝を飾っているけど、複数回の優勝がある大坂選手もハードコート以外での強さはまだ証明することができていないのが現状。

古くはクリス・エバート、マルチナ・ナブラチロワ、シュテフィー・グラフ、モニカ・セレス、ヴィーナス・ウィリアムズ、ジュスティーヌ・エナンらが全盛期の頃は、ここ数年のような突然新女王が現れるような現象はほとんど見られなかったのよね。

最新女王のラドゥカニュも、彼女が語るようにまだ18歳。過度な期待や周囲からの雑音に振り回されて、それまでの新女王達のようなスランプとも言える苦戦を強いられる時期に陥ってしまわないか、本当に心配になってしまうわ。

良い成績が出せた時は何の問題もないけど、早期敗退を喫したりした時は、ラドゥカニュが言うように「ちょっと寛容に見てもらう必要がある」わね。

そう考えると、1つのサーフェースだけとは言え、初優勝した後に3度ものグランドスラム優勝を果たした大坂選手は、かなり優秀ってことよね。

彼女だってまだ23歳なわけで、何年か後に全仏オープンやウィンブルドンでも活躍しないとも限らないわ。どの選手にももっと寛容な気持ちで見てあげましょう。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 14:00 | コメントをどうぞ
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