月別アーカイブ: 2021年10月


チチパス、トイレット・ブレイクが減るかも

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現在アメリカはカリフォルニア州インディアンウェルズで開催されているBNPパリバ・オープンの男子シングルス第2シードのステファノス・チチパスは、その乾燥した砂漠地域での大会では、これまでほど汗をかかずに済むからトイレット・ブレイクをあまり取らずに済むって冗談混じりにインタビューに答えていたの。

チチパスは先月行われたUSオープン中に、毎試合ごとに取るトイレット・ブレイクで物議をかもし出していたの。それはその長さや、バッグを持って行ったことでそこに携帯電話を隠していて、トイレット・ブレイク中にコーチと連絡を取っているのでは?って疑われたりもしたの。

長いトイレット・ブレイクに関しては、意図的に長くして悪い流れを断ち切ったり対戦相手の体をわざと冷やしてしまうようにしているのでは、、、などなど言われていたのよね。

「ここはとても乾燥している。それは自分に取って良いこと。なぜなら、あまり汗をかかずに済むしそのことでトイレット・ブレイクも少なくて済む。つまり、文句も減るわけだ。それはとても良いサイン。」

そしてワクチン接種についても問われていたの。それは、彼が8月に受けたインタビューで、ワクチン接種に前向きではなかったから。

その時チチパスは「ワクチンを打った人を何人か知っている。ワクチンに反対しているわけではない。ただ、自分達の年齢の若者にワクチンを打つ理由がただ分からないだけ。」って語っていたの。

それがちょっと意見が変わってきたようなのよね。

「悪いけど自分の医療関係についての詳細を教えることはできない。でも年内には確かにワクチンを打つだろう。」そしてその理由について、そうすることで普通の生活に戻れるからなのか?って問われると「そう。それが理由。」って答えていたの。

このブログでも紹介したけど、来年の全豪オープンでは、出場する選手はワクチン接種済みであることが義務付けられる可能性もあることから、ワクチン接種反対派の選手の動向に注目が集まっているところだったの。

初戦を逆転勝利で飾った錦織圭選手も、大会中のインタビューでワクチン接種を終えたことを語っていたわ。

ワクチン反対派の選手も、ワクチン接種を終えていなければ全豪オープンなどの大会に出られないとなると、特別な理由があってワクチンを受けられないような選手以外はワクチン接種に対する気持ちも変化して来るかも知れないわね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 08:35 | コメントをどうぞ
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サバレンカがファンとリモートで交流

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今週アメリカはインディアンウェルズで開催されるBNPパリバ・オープン女子を新型コロナウイルスの陽性により欠場を強いられた世界ランク2位のアリーナ・サバレンカが、隔離措置を取っているホテルから、リモートでファンとのQ&Aセッションを行ったんだって。

それは英語とロシア語で行われたて、新型コロナウイルスの陽性反応が出てから初めてファンと交流したの。

もしサバレンカが出場していたら、女子シングルスの第1シードになるはずだったわ。そんな彼女は一人でホテルに隔離されていて、彼女のチームは彼女が大会を欠場することが決まってすぐにインディアンウェルズを去ったらしいの。

彼女は軽症で匂いや味がしないと言う症状があったらしいけど、窓を開けることができて新鮮な空気を吸えることには感謝しているみたい。

「外はとても美しい。テニスがしたい。大会でプレーしたい。何もせずにいることに飽きてしまった。外へ出てプレーしたい。」

「なぜ自分を他の選手から遠ざけて、プレーさせてくれないのか?しっかり距離を取り続けるし、他の人達から離れていられるのに。でもそれは上手く行かないのかもしれない。だってそれでも試合をしたら同じボールを触らなければならないし、それは危険なものかもしれないから。」

サバレンカはこれまでワクチン反対派で、ワクチン接種が始まった頃は接種に前向きではなかったけど、こんな状況に陥った今は今シーズンが終わるまでにはワクチンを打つかもしれないと気持ちの変化を示唆していたの。

既に出場権を獲得しているWTAツアー最終戦への出場には意欲的ではいるものの、その後に行われるビリー・ジーン・キング・カップ決勝はスキップすることになりそうだとしているの。

「全てがそのビリー・ジーン・キング・カップから始まった。そこで最初の大きな試合を行って、自分のレベルを知ることができた。それはこれまでの自分のテニス人生においてとても大きな瞬間だった。来年は必ず出場する。」ってビリー・ジーン・キング・カップへの思いも語っていたようね。

そして彼女の陽性反応が出てから最初に彼女に連絡をしてきた選手はと問われると、それはチュニジア女子テニスの歴史を塗り替え続けているオンス・ジャバーだったんだって。

メールをしてきてくれたようで、「Stay safe, girl!’」健康でいてね(頑張ってね)って言ってくれたようよ。

サバレンカの隔離措置は、症状が悪化したりなどしなければ、予定では10月11日まで。何もできない日々は、まだまだ続きそうね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、フランスの80,000ドルのサーキット大会では、予選を勝ち上がった小堀桃子選手が1回戦敗退でした。

アメリカの60,000ドル大会では、岡村恭香選手、予選を勝ち上がった桑田寛子選手、加治遥選手が1回戦敗退でした。第4シードの奈良くるみ選手、第7シードの日比万葉選手がベスト8でした。ダブルスでは、スロベニア人と組んで第1シードの桑田選手がベスト4でした。

南アフリカの25,000ドルでは、第2シードの村松千裕選手、第8シードの大前綾希子選手、今西美晴選手、秋田史帆選手が1回戦敗退でした。

エジプトの15,000ドルでは、リュー理沙マリー選手、予選を勝ち上がった秋山みなみ選手が1回戦敗退でした。

アメリカの15,000ドル大会では、宮本愛弓選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルでは、佐藤久真莉選手が1回戦で、小林ほの香選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、中国人と組んで第2シードの小林選手が準優勝でした。

男子では、ポルトガルの44,820ユーロのチャレンジャー大会では、第2シードのダニエル太郎選手が1回戦敗退でした。

スウェーデンの25,000ドルのフューチャーズ大会では、徳田廉大選手が1回戦で、高橋悠介選手が2回戦敗退でした。第3シードの清水悠太選手がベスト8、第6シードの今井慎太郎選手が優勝しました。ダブルスでは、ウズベキスタン人と組んだ清水選手がオーストラリア人と組んだ徳田選手を下して優勝しました。

南アフリカの25,000ドル大会では、仁木拓人選手が1回戦で、第6シードの越智真選手が2回戦敗退でした。第3シードの野口莉央選手が優勝しました。

マケドニアの25,000ドル大会では、山崎純平選手が1回戦敗退でした。

エジプトの15,000ドル大会では、磯村志選手が1回戦敗退でした。メキシコの15,000ドル大会では、渡邉聖太選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、タイ人と組んで第3シードの渡邉選手が優勝しました。

アメリカの15,000ドル大会では、三井駿介選手が1回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、竹内研人選手、斎藤貴史選手、予選を勝ち上がった松村亮太郎選手が1回戦で、西脇一樹選手、予選を勝ち上がった住澤大輔選手2回戦敗退でした。第4シードの田沼諒太選手、予選を勝ち上がった小倉孝介選手がベスト8でした。ダブルスでは、西脇&小倉ペアーが優勝しました。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 12:44 | コメントをどうぞ
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全豪ではワクチン義務化か?!

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今週水曜日からスタートする男女共同開催のBNPパリバ・オープン。女子世界ランク2位のアリーナ・サバレンカが検査の結果、新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまい、隔離措置に入らなければならないために、大会を欠場せざるを得なくなってしまったわよね。

各選手はきっともう現地カリフォルニア州のインディアンウェルズ入りしていて、検査を繰り返し受けているはず。

今年の大会は会場入りする全ての人、つまり大会ボランティア、スタッフ、スポンサー、メディア、売店の売り子さんなどなど、ワクチン接種が終了しているヘルス・パスがないと会場入りできないと言う厳しい決まりになっているんだって。

来年初めに開催されるシーズン最初のグランドスラムである全豪オープンでも厳しい決まりが定められることになりそうなの。

それは、大会が開催されるメルボルンがあるヴィクトリア州の州政府が、州内で働くプロの労働者は11月の終わりまでに2度のワクチン接種が終了することを義務付けると発表したの。もちろんそれにはプロのアスリートも含まれるとのこと。

この発表の時、ヴィクトリア州に来て働くには、1回目のワクチンを10月15日までに済ませることってコメントしていたの。

このことは大会主催者のクレイグ・タイリー氏に取って不安要素に成り得るわ。なぜなら、トップ選手の中にも、ワクチンに対して疑問を抱いたり問題視する選手もいて、ワクチンは打たないと明言してる選手もいるからなの。

有名なのは、男子世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチ。アンドレイ・ルブレフやサバレンカも同じような見解を示しているの。ステファノス・チチパスも、自身の年齢でワクチン接種が必要だとは思わないとかつては語っていたのよね。チチパスはその後にそのスタンスを変えることにしたらしいんだけどね。

ヴィクトリア州政府は、現時点では全豪オープンなどのスポーツ・イベントに関してはまだ検討中であるとしているものの、ワクチン接種終了者に限る労働と言う決まりは、必須事項になるものと見られているわ。

今年の全豪オープンでは、選手はオーストラリア入りしてから14日の隔離措置を強いられていたの。選手の中には、もし2022年も同じような措置が義務付けられるのなら、全豪オープンには出場しないと語っている選手もいるのよね。

日本ではだいぶ収まりを見せて来ている新型コロナウイルス。もちろん、いつ再び感染が拡大するか誰も分からないけど、各国や街、大会などは世界中から多くの選手を受け入れなければならないから、まだまだ試行錯誤しながらになりそうね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:13 | コメントをどうぞ
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ゴールデンセット達成のシュウェドワ引退

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今週、カザフスタンの首都であるヌルスルタンで行われているWTA250大会のアスタナ・オープンで、準決勝が戦われる前にカザフスタン出身で世界の舞台で戦って来たヤロスラバ・シュウェドワの引退セレモニーが行われたの。

シュウェドワはシングルスでもダブルスでも活躍した選手で、シングルスでは2012年10月に25位を、ダブルスでは2016年2月に3位を記録したの。

彼女が一番の思い出と語るのは、2010年にヴァニア・キングと組んでウィンブルドン女子ダブルスでグランドスラム初優勝を飾ったことなんだって。

「ウィンブルドンから数週間経ってもまだまともに考えられなかった。私達がウィンブルドンで優勝したの考えられる?って言い合っていた。」

「ウィンブルドンで優勝したなんて、頭の中では信じることができなかった。なぜなら、子供の頃からそれはとても遠いもので、たどり着けないものだったから。そして、そこにたどり着いたら、それが理解できないし、ある意味消化できなかった。」

そしてシングルスでは、1セットで1ゲームも与えないセットを「ベーグル」って呼ぶけど、1セットで1ポイントも与えないことを「ゴールデン・セット」と呼ぶんたけど、実は彼女それをやってのけていたの。

それにはこんなストーリーが。

2012年のヨーロッパ・シーズン。全仏オープンへは142位で臨んでいたシュウェドワは、当然予選からの出場だった。その夏に行われるロンドン・オリンピックへの出場も、その大会後のランキングで決まるけど、ほぼ可能性はないと思って全仏オープンへ臨んでいたんだって。

すると、予選3試合を勝ち上がり本戦の舞台へ。1回戦、2回戦、3回戦と勝ち上がり4回戦では、前年度チャンピオンで第7シードのリー・ナとの対戦。

するとその試合前にシュウェドワは、その試合に勝つとロンドン・オリンピックへの出場権を獲得できることを伝えられたんだって。それでエネルギーがわいて、何とリー・ナをフルセットで下してベスト8進出を決めて、オリンピックへの切符も獲得したの。

そんな彼女は、全仏オープン後に世界ランク65位まで上昇させたものの、オリンピックの会場にもなるウィンブルドンのエントリー時にはランキングからは本戦入りできずにいたんだけど、全仏オープンでの活躍もあり主催者推薦をもらえてウィンブルドンの本戦へ。

そして1回戦、2回戦と勝ち上がると、3回戦では第10シードのサラ・エラーニとの対戦となったの。

「曲は覚えていないけど、ある音楽を聴いていてリラックスしていた。そしてコーチが、何をしたら良いとかどんなプレーをするべきとか自分に言っていた。全ては上手く行っていて最高の気分だった。でも一方的な試合だとは気付かなかった。1ポイントごとに彼女のコーチやチームが手を叩きながら彼女を鼓舞していた。」

「そして第1セットを取り、第2セットが始まった。そしてその最初のポイントで、自分が簡単なミスを犯してしまった。本当に馬鹿げたミスだった。すると誰もが拍手を始めた。どうしてみんな自分のこんな変なミスで興奮しているんだろうと不思議だった。そして気付いたの。それがその試合で彼女が取った初めてのポイントだって。」

そんな偉業を成し遂げたシュウェドワは、2018年に双子を出産したの。その後に復帰を目指していた彼女の前に起きたのが新型コロナウイルスによるパンデミック。そのために2020年に復帰を果たすも、思うように復帰の道を築くことができなくなってしまったの。

そんな彼女も2021年にはまた世界の舞台に戻って来たもののなかなか勝てず、今年のUSオープンを最後に現役生活にピリオドを打つ決断を下したわ。

それでもカザフスタン女子のビリー・ジーン・キング・カップ(元フェドカップ)のキャプテンは引き続き務めるらしく、後進の指導などまだまだテニスには関わって行くようね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 17:15 | コメントをどうぞ
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