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3月5日にアメリカはラスベガスで予定されているカルロス・アルカラスとのエキシビションを拒否したラファエル・ナダル。まだ公式な発表はないものの、そうなるとその数日後から始まる今季最初のマスターズ1000大会のインディアンウェルズ大会も欠場する公算が高いと言われているわ。
ナダルは今季ここまであまり良い結果を出せていないの。シーズン開幕と同時に開催されたユナイテッド・カップにスペイン代表として出場し、シングルス2試合に登場するもいずれも敗退。
前年度チャンピオンとして出場した全豪オープンも2回戦で姿を消して、それ以降公式戦の舞台に立っていないの。
その敗退の原因となったのが腸腰筋の怪我。そのために、今週行われているカタールはドーハ大会と、来週行われるアラブ首長国連邦はドバイ大会の欠場も発表されているの。
もし、インディアンウェルズも欠場となると、去年の準優勝ポイントである600ポイントを失い、当然その前に出場したメキシコのアカプルコ大会で優勝した500ポイントも失うわけで、トータル1100ポイントが消えてしまう計算になるの。
つまり、単純計算でナダルはインディアンウェルズ明けに発表の世界ランキングで、約19年ぶりとなるトップ10陥落が濃厚となってしまうのよね。
もちろん、インディアンウェルズの後にあるマイアミのマスターズ大会も、2017年を最後に出場しておらず、ナダルはその期間を使ってその後のクレーコート・シーズンへ向けて万全な体作りをして来たから、今年もマイアミに出場する可能性は極めて低いはず。
つまり、ナダルの一番の目標であろう5月末から始まる全仏オープンへ向けて、4月のモンテカルロのマスターズ大会から公式戦の舞台に帰って来るのではと考えられているわ。
ナダルとのエキシビションが成立しなかったアルカラスだけど、やっと先週のアルゼンチンはブエノスアイレス大会から今季をスタート。そして優勝を飾り、怪我からもすっかり回復したことをアピールしたわ。
そして今週ブラジルはリオデジャネイロでのATP500大会にも第1シードで出場しているアルカラス。この大会は前年度チャンピオンとして臨んでいるんだけど、1回戦を勝利したあとに、今後へ向けた目標などを語っていたの。
「これから素晴らしいシーズン、素晴らしい大会が待っているのは事実。大切なタイトルを守らなければならないプレッシャーが少しあるのも事実。良いレベルでプレーしなければならないけど、これまでも言っているように、どの試合も楽しまなければと考えながらプレーしている。結果よりも。もっとグランドスラムで優勝して、また世界一にならなければならない。それが今シーズン、自分が願っていること。」
去年アルカラスがタイトルを獲得したのが、今週のリオデジャネイロ、マイアミ、バルセロナ、マドリッド、そしてUSオープン。
そのタイトルをどこまで連覇できるか。そして、より多くのタイトルを獲得できるかに、世界ランク1位への返り咲きがかかっているはず。
日本時間の今日行われたリオデジャネイロ大会の2回戦で、アルカラスはファビオ・フォニーニにフルセットの逆転勝利を上げてベスト8進出を決めたわ。大会連覇まであと2勝。
今後のアルカラスは、ノヴァーク・ジョコビッチとの世界ランク1位争いに注目したいわね。