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先週行われたモンテカルロでのマスターズ1000大会では、クレー・キングの異名を持つラファエル・ナダルが史上最多となる12回目の優勝なるか?と注目を集めたけど、なんと準決勝でファビオ・フォニーニにストレートで敗れてしまっての。
そしてそのフォニーニは決勝戦で、ドゥサン・ラヨビッチを下して自身初となるマスターズ1000大会での優勝を飾りましたね。
ナダルはその大会は、3月の前半にアメリカはインディアンウェルズで行われたマスターズ1000大会の準決勝を、膝の怪我を理由に戦わずして棄権して以来の大会だったの。
でも大会が始まってから不安なコメントをしていたから、ちょっと心配だったのよね。なぜかと言うと、まだ膝に痛みがあって、痛みがないことを装うことは難しいって語っていたからなの。
そしてモンテカルロの準決勝でフォニーニに敗れたあとには、この14年間でクレーコートでの最悪な試合の1つだったって振り返っていたの。
そんなナダルは休養を取ることもなく、祖国スペインはバルセロナでのATP500大会に第1シードでエントリーしているわ。
これまでも何度も怪我から復活して来たナダル。最近でも去年のUSオープンの準決勝を、膝の怪我で途中棄権してしまい、その後のツアーを全てキャンセルしたのよね。
そして今年は全豪オープン、アカプルコ、インディアンウェルズと出場3大会目でまたしても棄権。そして臨んだモンテカルロでも優勝候補筆頭だったにも関わらず準決勝で敗退と言う結果だったの。
ナダルは怪我からの復帰はそれほど簡単なものではないって語っていたわ。
「時には問題は我々がいつも絶え間なく抱えているもので、怪我から復帰し、どんどん勝利を飾ることは簡単ではない。1年半も連続して大会に出場する機会がなく、色々なことが起きたあとでは、大会を連続して出場したり、試合を連続して戦ったりする自信がないから、日々同じレベルを維持するのは難しい。」
「例え出場する大会全てにおいて、闘争心を持って臨んでいたとしても、その時の自分がベストの60%か70%だと分かっていると、不安定さが出てしまう。時には90%だったり、100%な日もあるが、それが70%だといつも不安定になってしまう。」
膝の痛みが消えていない中、こうして復帰しているナダル。先週に続いて今週も大会に出場するけど、その選択がどう出るか。