ズベレフ、ナダルをストレートで撃破

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昨日行われた男子マスターズ1000大会のムチュア・マドリッド・オープンの準々決勝で、アレクサンダー・ズベレフがクレー・キングのラファエル・ナダルをストレートで下しましたね。

ズベレフは3月のメキシコはアカプルコで優勝して以降、右肘の痛みがあることを明かしていて、先週祖国ドイツはミュンヘンでのATP250大会の準々決勝でも予選を勝ち上がった世界ランク107位のイリア・イヴァシュカに敗退してこの大会へ臨んでいたの。

それでも、今大会初戦となった錦織圭選手との試合では、全くそんな痛みを感じさせないほどのフォアハンドを見せていて、錦織選手も脱帽するほどのプレーで圧倒していたのよね。

もちろん状態がそんなに良くなかったらダブルスにもエントリーしていないはず。肘の状態は問題ないようで、その証拠に同胞のティム・プエッツと組んだダブルスでもベスト4まで勝ち進んでいるの。

ズベレフはナダルと2016年の初対戦から5連敗して2019年のツアー最終戦、2020年のパリでのマスターズ1000とこの対戦まで2連勝していて臨んだ試合だったの。

これまでの2連勝はいずれもハードコート。ズベレフは初めてナダルからクレーコートで勝利。これで、ナダルをクレーで、ロジャー・フェデラーを芝で、ノヴァーグ・ジョコビッチをハードで下した3人目の選手となったの。(残りの二人はドミニク・ティエムとアンディ・マレー)

「これまで何度か彼(ナダル)を倒していたのは助けになった。もちろんそれはハードコートで、とても違うもの。ラファをスペインのクレーで倒すには、ベストのプレーをしなければならない。それができたことにかなり満足している。これからの試合がどうなるか見て行きたい。」

ってズベレフは喜びを語っていたわ。これでスペインはナダルに3連勝でいずれもストレート勝利となったの。

敗れたナダルは「出だしは試合をコントロールしていた。6ゲームくらいは良いプレーだったし、彼(ズベレフ)より良いテニスができていた。それから4ー2から5ー2へするサービスゲームで酷いプレーをしてしまった。30ー0から悲惨なプレーをしてしまった。」

「もちろん世界のトップ選手の一人との対戦、しかもこんな早いコートと言う状況で、自信を持ってプレーするのはとても難しい。努力はした。サービスをコントロールするのは今日は難しかった。彼は良くやった。」

と、良い形で試合に入りながらも、流れをズベレフへ渡してしまったことを振り返ってましたね。

そんなズベレフは決勝進出をかけてティエムと対戦するわ。両者は去年のUSオープンの決勝戦でフルセットの激戦を戦ってティエムがグランドスラム初優勝を飾っていたのよね、

「正しい道に戻ってきていると感じている。それへ向かって正しいことをしている。これからの試合でも、今日のようなプレーを続けられることを願っている。」

「簡単な試合にはならないだろう。ドミニクも素晴らしい選手。尊敬しているし、これまでの彼との対戦にも尊敬の気持ちでいる。またマドリッドで決勝へ行けるように願っている。」

ここまで絶好調のズベレフと、しばしの休養から復帰して万全な勝ち上がりを見せている次世代なクレー・キングと言われているティエムの準決勝。もしかしたら、事実上の決勝戦になるかもね。

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ストリツォバも引退!

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前回に引き続き今回もまたテニス人生にピリオドを打つ選手の紹介となってしまいました。元女子ダブルス世界ランク1位で、シングルスでも自己最高位の16位を記録したバーボラ・ストリツォバが引退を表明しました。

2019年のウィンブルドンのシングルスでベスト4入りを果たし、その女子ダブルスても優勝を果たしたストリツォバは、自身のツイッターでコメントを掲載してました。

「ファンの方々、または友達とでも言うべきか。聞いたかも知れないが、今日プロテニスからの引退を発表した。変な感じがする。今までは、自分が知っている世界はテニスだけだった。この素晴らしいスポーツにいつも多大な愛情を持っていた。痛み、涙、自制、そして汗などがありながらも、全ての最高の瞬間や勝利はそれに値するものだった。」

「パンデミックの中でテニス人生を終わらせる予定では全くなかった。しかしながら、人生のある瞬間はただ予定通りになど行かないもので、次の母としての役割に対してとても興奮している。それは、観客の前で最後の試合ができなかったと言う事実を受け入れたと言う意味ではない。」

「可能になる日が来たら、最後の1試合をするかも、みなさんの前で。きちんとしたさようならを言うために。テニス人生を通して全てのみなさんからのサポートに感謝する。また会いましょう。」

ストリツォバが最後に公式戦のコートに立ったのは全豪オープン。シングルスでは1回戦で、シェ・スーウェイと組んで第1シードで臨んだダブルスでも2回戦敗退を喫していたの。

そして3月に妊娠を公にして、9月に出産予定と言うことを明かしていたの。

そして地元チェコのメディアへのインタビューではこんな風に語っていたわ。

「観客の元で最後の試合がしたい。テニス人生にさよならを言いたい、最後の。そしてまたツアーに戻ってくるとは思っていない。でもファンの方々にはさよならを言いたい。それはテニス人生において必要だと思って来たこと。」

「カラフルでアップダウンのあったテニス人生だった。それには感謝しているし、これまで支えてくれは人々やスポンサー、そしてこれからも支え続けてくれる人々やスポンサーに感謝している。最高の道のりだった。」

「テニス人生を終わらせることに安らかな気持ちでいるし、母親になることにも安らかな気持ちでいる。そうあるべきこと。テニスが自分の全ての人生を導いてくれた。自分の全てだった。今はそれも終わりだ、他のものができるはず。それにも安らかな気持ちでいる。」

「そんな気持ちになるのに少し時間が必要だった。でも、そうなれたことにはとてもハッピーだし、これから待ち受けているこの新しい冒険に興奮している。」

「これまでのテニス人生で最大の成功を収めたのがウィンブルドンで、そこは自分に取ってもテニスの聖地だ。そこでの最後の試合が叶わなかったら、ここチェコで最後の試合をするだろう。でもそれは出産してから。体重が軽くなってから。」

そう語るストリツォバには、多くのテニス選手達や関係者から祝福のコメントがSNSで寄せられていて、彼女の人柄の良さが見えるわね。お母さんになっても素敵な人生を送って欲しいわね。そしてさよなら試合、楽しみね!

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、アメリカの60,000ドルのサーキット大会では、日比万葉選手が1回戦敗退でした。

クロアチアの60,000ドルでは、第6シードの奈良くるみ選手が1回戦敗退でした。

ポルトガルの25,000ドルのサーキット大会では、荒川晴菜選手、井上雅選手が1回戦で、桑田寛子選手が2回戦敗退でした。

トルコの15,000ドルでは、松田美咲選手が2回戦敗退でした。第2シードの秋田史帆選手がベスト4でした。

チュニジアの15,000ドルでは、西郷里菜選手が1回戦で、輿石亜佑美選手、坂詰姫野選手が2回戦敗退でした。第1シードの今西美晴選手がベスト8、第8シードの瀬間詠里花選手がベスト4でした。ダブルスでは、アメリカ人と組んで第2シードの瀬間選手が準優勝でした。

男子では、エクアドルの36,680ドルのチャレンジャー大会では、内田海智選手、関口周一選手が1回戦敗退でした。第5シードの守屋宏紀選手がベスト8でした。

トルコの15,000ドルのフューチャーズ大会では、山崎純平選手が1回戦敗退でした。第6シードの野口莉央選手がベスト8でした。

エジプトの15,000ドルでは、川上倫平選手が1回戦で、第4シードの望月慎太郎選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、川上&乾ペアーがベスト4でした。

スペインの15,000ドルでは、田島尚樹選手が1回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルでは、第1シードの今井慎太郎選手が2回戦敗退でした。川橋勇太選手がベスト4でした。ダブルスでは、韓国人と組んで第1シードの今井選手が優勝しました。

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ドルゴポロフ、引退!

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自己最高位の男子世界ランク13位を記録して、錦織圭選手とも親交のあるアレクサンドル・ドルゴポロフが引退を表明したんだって。

彼が最後に公式戦の舞台に立ったのは、2018年5月のイタリアはローマでのマスターズ1000大会。その1回戦でノヴァーク・ジョコビッチに敗れてからは、2度の手首の手術を受けて復帰を模索していたけど、痛みがなくならずラケットを置く決断に至ったようなの。

メディアからのインタビューにドルゴポロフはこう答えているわ。

「手首の怪我は(3年間前の)オーストラリアで起きてしまい、リターン練習でミスヒットした時だった。痛みを感じたがそこまで重大なものではなかった。全豪オープンでも3回戦へ進み、その後にヨーロッパへ戻ったが、これがテニス人生の終わりになるような怪我などとは思ってもなかった。」

「自分のプレーは見ていて楽しいものであると願う。テニスの歴史において何の記録も作れなかったが、ファンに取ってとても楽しんでもらえるプレーができていたんだと願っている。」

ドルゴポロフは、キャリアでトップ10からの勝利は10回を数え、その中でも2014年のインディアンウェルズでは当時世界ランク1位のラファエル・ナダルを下したり、2011年の全豪オープンでは当時世界ランク4位のロビン・ソダーリングを下し、キャリア唯一となるグランドスラムでのベスト8進出を果たしていたわ。

そんなドルゴポロフはしばらくはテニスから離れた生活が送りたいって思っているようなの。

「これからの5年とか10年はテニスに戻ってくるつもりはない。テニスボールから離れる必要がある。やっと歩き出したくらいからラケットを握っていた。今はテニスから離れた時間が必要。今はビジネスのキャリアを追及したいと思っている。」

幼少期からテニス漬けの毎日だったドルゴポロフ。今はテニスから離れてしばらくはゆっくりして、これからはビジネスの世界でのキャリアを求めて行くようね。第2の人生にも幸多かれ!

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大坂選手に軍配&錦織選手大丈夫そう

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今週マドリッドで行われている女子のムチュア・マドリッド・オープン1回戦では、大坂なおみ選手と土居美咲選手の日本人対決が実現しましたね。

第1セットは、約2年ぶりのクレーコートでの公式戦となった大坂選手にちょっとミスが出てたかなって印象だったけど、競う展開ながらもそのセットの先取に成功した大坂選手。

第2セットは安定したプレーに得意のサービスも好調で、マッチポイントもサービスエースで締めくくるなど、土居選手をストレートで退けましたね。

2回戦では世界ランク20位のカロリーナ・ムチョバとの対戦。

両者は去年のシンシナティで1度対戦していて、その時は大坂選手がフルセットの逆転で勝利を飾っていたの。

もちろんクレーでの対戦は初めてだから、どちらに軍配が上がるかは全く分からないわ。明日の2回戦にも期待しましょう。

土居選手もここへ来て調子は上向き。2月のアデレード大会、3月のカタール大会、ドバイ大会と3大会連続で予選決勝で敗れたもののラッキールーザーで本戦入りすると、いずれも初戦突破を果たすなど、ランキングも少しずつ上昇。

マドリッドではしっかり予選を勝ち上がっているし、全仏オープンへ向けて更に調子を上げて欲しいわね。

そして明日から始まる男子のムチュア・マドリッド・オープンに出場する錦織圭選手だけど、今週のエストリル大会を怪我のために直前でキャンセルしてその怪我が心配されたけど、大丈夫そうね。

現地の練習スケジュールには、9時~10時にコーチと、10時から10時30分にエルベールと、そして午後も13時30分から14時までククシュキンとの練習が組まれているみたい。

そこまでしっかり練習できるってことは、怪我の方も大丈夫ってことよね。

1回戦はカレン・カチャノフと厳しい相手だけど、ランキングを戻したいなら勝たなければならない相手。それに勝つと2回戦はアレクサンダー・ズベレフと。

ズベレフは今週祖国ドイツのミュンヘン大会では肘の痛みを明らかにしていて、準々決勝で予選勝者のイリア・イヴァシュカに敗れる波乱に見舞われているの。

もし、本調子でなかったら、錦織選手にもチャンスがあるはず。ラファエル・ナダルと同じ山だから、ナダルとの対戦まで少なくとも勝ち進んで欲しいわね。

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錦織選手欠場&大坂選手の意気込み

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錦織圭選手、今週ポルトガルはエストリルで行われているATP250大会を怪我のために欠場することが発表されましたね。

「エストリル大会から欠場しなければならないことを残念に思う。ここには早くに来て、休養を取って2日間の良い練習ができていた。昨日、不運にも踏み違えてしまい右外転筋を痛めてしまった。検査の結果、酷いものではないと思う。」

「しかしながら、残念なことに今後の48時間で試合をする準備ができない。ジョアンやそのチームにとって素晴らしい大会になることを祈っているし、将来のいつかまた戻って来れることを願っている。」

とりあえず、あまり大きな怪我ではない様子で良かったわ。来週スペインはマドリッドでのマスターズ1000大会を考えて取った決断かも知れないわね。

今は欠場を決めたことだし、来週へ向けてしっかり調整してもらいましょう。

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今週の木曜日からマドリッドで開催されるWTA1000大会のムチュア・マドリッド・オープンに第2シードで出場する大坂なおみ選手。

クレーコートの試合は、2019年の全仏オープン以来なの。約2年ぶりに戦うクレーコート。苦手としてるサーフェースでの久々の大会へ臨む気持ちは?

「自分にストレスをかけず大会で勝つんだと自分自身に言い聞かせると、より良いプレーができる。でも、何かを本当に欲しいと思っている時は、そんな気持ちと戦うのはとても難しい。」

「結局、約2年くらいクレー大会ではプレーしていない。クレーにも2年間触れてもいない。この大会には、楽しむことと全仏オープンでの試合でのプレーを築き上げるために来ている。」

とりあえず今の目標は全仏オープンのようで、それまでに2年間もプレーしていなかったクレーコートでの自身のプレーの向上を目指したいって思っているようね。

1回戦は予選勝者との対戦。ランキング的にはかなりの格下選手との対戦になりそうだけど、勝ちにこだわり過ぎず、今はクレーでの戦い方を身に付けることを目標にプレーするみたい。

クレーコートに慣れるためにも、とりあえず初戦は突破して、試合数をこなせると良いんだけど。

予選には土居美咲選手と日比野奈緒選手が出場していて、いずれも初戦を突破してるわ。もう1つ勝つと本戦入りだから、明日の試合も勝って大坂選手との日本人対決も見てみたいわね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、ポルトガルの25,000ドルのサーキット大会では、第2シードの奈良くるみ選手、第13シードの村松千裕選手が2回戦敗退でした。

トルコの15,000ドルでは、第1シードの秋田史帆選手が1回戦敗退でした。松田美咲選手がベスト8でした。ダブルスでは、スイス人と組んで第1シードの秋田選手がベスト4、韓国人と組んで第2シードの松田選手が準優勝でした。

エジプトの15,000ドルでは、清水映里選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルでは、第7シードの瀬間詠里花選手が1回戦で、第2シードの今西美晴選手、西郷里菜選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、ニュージーランド人と組んで第1シードの瀬間選手がベスト4でした。

男子では、アメリカの52,080ドル大会では、綿貫陽介選手が2回戦敗退でした。

エクアドルの52,080ドルでは、第1シードの内山靖崇選手、第7シードの守屋宏紀選手、内田海智選手が1回戦で、関口周一選手が2回戦敗退でした。

トルコの15,000ドルのフューチャーズ大会では、山崎純平選手、吉村大生選手が1回戦で、第4シードの野口莉央選手が2回戦敗退でした。三井駿介選手がベスト8でした。ダブルスでは、第2シードの野口&山崎ペアーがベスト4でした。

エジプトの15,000ドルでは、千頭昇平選手が1回戦敗退でした。第5シードの望月慎太郎選手がベスト8でした。ダブルスでは、ウクライナ人と組んで第2シードの望月選手がベスト4でした。

チュニジアの15,000ドルでは、第1シードの今井慎太郎選手が2回戦敗退でした。

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バボラがペールとフォニーニへ意見

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フランスの有名なラケット・スポーツ専門メーカーのバボラが、契約選手であるブノワ・ペールとファビオ・フォニーニに対して、最近の両者の振る舞いに対して公式なコメントをツイッターで掲載したの。

ペールと言えば先日、フランス・テニス協会から、彼の今季の行いに対してフランスを代表するオリンピック選手として相応しくないとの判断が下され、東京オリンピックへの参加資格は与えないと言う判断が下されたばかり。

ペールは今シーズンが始まってから、新型コロナウィルス感染予防策として選手に義務付けられた「バブル」と言う制限された一定期間の措置などについて不満を表していたの。

加えて、アルゼンチンの大会ではやる気のない試合をしたと判断されたり、線審のコールが不服として口論となり、コートに唾を吐いたりして問題になったの。

そしてモンテカルロでも試合結果などどうでも良いと語り、観客がいない大会は墓地で試合しているかのようで、選手はみんな思っているが口にするのは自分だけと、こんな状況下でのツアーにはやる気が出ないと語り物議をかもし出していたの。

フォニーニは先週のバルセロナ大会の初戦となった2回戦途中で、主審へ不適切な発言をしたとして失格処分となり敗戦が決まっていたわ。

本人はそれを不服として異議申し立てを起こす行動を取るなどとして反論しているんだけどね。

そんな度重なるバボラ契約選手のスポーツマンらしからぬ行為が続いたことから、今回のコメントに繋がったみたい。

「我々バボラは、我々のスポーツの強さを信じ、テニスにおける尊敬、フェアプレー、チーム精神、フレンドシップ、そしてファンの方々に関する価値観を守っている。時には契約メンバーが複雑な時間を強いられる時もあり、これらの価値観やテニスと言うスポーツのファンへ届けなければならないお手本を見失ってしまうこともある。」

「ブノワ・ペールとファビオ・フォニーニの最近の度を越えた振る舞いに心を痛め、我々は彼等に彼等の振る舞いは認められないと彼等に伝えた。本日、我々は自分達の価値観と彼等を尊重することの重要性を再確認した。ペールとフォニーニの今後取られる法的措置など更なる詳細を考慮し、彼等と共にどう対処して行くか見極めたい。」

選手の振る舞いに対しては厳しい意見もあるわ。コートであまりにも何回もラケットを叩き折ったりする選手には、ラケット契約を解除すべきだとかね。

契約選手は、契約しているスポンサーの顔であり、スポンサー各社は自社のイメージを壊すような行いや振る舞いをする選手とは契約を続けたくはないのは当然よね。

見ているファンやジュニア選手らのお手本になるような振る舞いをプロの選手はしなければならないわ。当然、真剣勝負をしている試合の中で感情が爆発してしまうことはあるのは分かるのは、バボラも語っている通りだけど、やっぱり限度ってあるものね。

セリーナ・ウィリアムズのコーチが、彼女が自身のプレーに不満を募らせラケットを破損しても、それは構わないって語っていたの。なぜなら、彼女はそれをした時は必ずそこから立ち直って挽回する選手だからって。

そうすることで吹っ切れるならまだ良しと考えても、怒鳴り散らしてラケットを投げまくって負ける姿が見られる選手もいるわ。本当に見ていても気分が悪い試合よね。そんな選手はスポンサーも契約を考えるくらいしても良いかも知れないわね。

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アンドレエスクに陽性反応が!

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今週の木曜日から1週間半に渡ってスペインはマドリッドで開催される、WTA1000大会のムチャア・マドリッド・オープンに出場予定だった世界ランク6位のビアンカ・アンドレエスクが、新型コロナウィルスの陽性反応が出てしまい、大会の欠場を強いられたことを公にしたの。

自身のSNSでそれを語ったアンドレエスク。彼女はスペインへ渡航する前に2度の検査を受けていずれも陰性だったにも関わらず、現地に到着して受けた検査で陽性が出てしまったんだって。

「マドリッドへ飛ぶ前の2度の検査で陰性でありながら、到着して受けた検査で新型コロナウィルスの陽性反応が出てしまったことを残念ながら知らされ、そのために今週から始まるマドリッド・オープンではプレーできなくなってしまった。」

「気分は良く、今は休みながら今後の健康面での決まりや安全性のガイドラインに従っている。またすぐにコートに戻れることを楽しみにしている。」

渡航前の複数回の検査で陰性ながら、到着後の検査で陽性となってしまうなんて。そんなこともあるのね。

アンドレエスクが最後に公式戦の舞台に立ったのは、先月アメリカはマイアミでのマイアミ・オープンの決勝戦で、世界ランク1位のアシュレイ・バーティと対戦中に右足首を負傷して途中棄権を強いられていたの。

怪我も癒えてヨーロッパのクレーコート・シーズンへ臨もうとした矢先の陽性反応。体調は悪くないようだから一安心だけど、次の大会がいつになるか、しばらくの休養は必須のようね。

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錦織、ダニエル来週も大会&日比野、二宮決勝進出

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セルビアはベオグラードで行われているATP250大会、ダニエル太郎選手の準決勝はフルセット負けでした。

第2シードで世界ランク10位のマッテオ・ベレッティーニに第1セットを先取されて第2セットも劣勢に立たされたものの、そこから反撃。タイブレークに持ち込み、何とか第2セットを奪い返してファイナルセットへ。

トップ10選手相手にフルセットへ持ち込んだものの、第3セットは力尽きてしまい、1ゲームも取れず敗退となってしまいましたね。

そして発表された来週のドイツはミュンヘンのATP250大会のドローでは、ダニエル選手は主催者推薦で出場の、世界ランク99位のヤニック・ハンフマンと対戦。

対戦相手としては勝利の可能性を期待しちゃうけど、問題はそれまでにどれくらいエネルギーの回復ができるか。

現地土曜日に試合を終えて、ベオグラードからミュンヘンへ移動して、月曜日か火曜日の1回戦へ臨まなければならないのは、ちょっと厳しいスケジュールね。試合が火曜日になってくれることを願うわ。

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今週トルコはイスタンブールで行われているWTA250大会では、ダブルスで第2シードで出場の日比野奈緒&二宮真琴ペアが決勝へ進んでますね。

今日の深夜(日付変わって明日)に予定されている決勝戦では、第1シードのヴェロニカ・クデルメトワ&エリーゼ・メルテンス組と対戦。

メルテンスはシングルスでも決勝進出していて、ソラーナ・シルステアとのシングルスの決勝戦をしてからダブルスの決勝戦へ臨むわね。

日比野&二宮ペアは、この際容赦なく疲れているであろうメルテンスにボールを集めるくらいの気持ちで、このペアでの初タイトル獲得を狙って欲しいわね。

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来週ポルトガルはエストリルでのATP250大会のドローも発表になりました。

錦織圭選手は、第4シードとなり1回戦が免除されているから、初戦の2回戦は火曜日か水曜日かな。ケヴィン・アンダーソンとフランセス・ティアフォの勝者と対戦。

2週連続での試合だから、初戦まで少しでも時間が持てるのは助かるわね。

当初、第1シードで出場予定だったディエゴ・シュワルツマンが欠場したことで第4シード入りしたラッキーを生かして、上位進出を果たしてもらいましょう。

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ダニエル選手、LLからのベスト4

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今週、セルビアはベオグラードで行われているATP250大会では、ダニエル太郎選手が予選に出場しつつも予選2回戦で敗退。それでも本戦での欠場者が出てラッキールーザーで本戦へと繰り上がるとどんどん勝ち進み!

昨日行われた準々決勝でも、フェデリコ・デルボニスに第1セット奪われながらも逆転で勝利し、今季初のベスト4進出。

今シーズン、ラッキールーザーがベスト4進出するのは、ダニエル選手が初なんだって。

今夜は第2シードで世界ランク10位のマッテオ・ベレッティーニとの準決勝。トップ10選手からの勝利はまだ上げたことがないダニエル選手。今大会の勢いで、ベレッティーニも撃破して欲しいわね。

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来週、ドイツはミュンヘンで行われるATP250大会には、地元ドイツからアレクサンダー・ズベレフがエントリーしているんだけど、3月のメキシコはアカプルコで優勝したあとは、マイアミで初戦敗退、先週のモンテカルロでも3回戦(シード選手は1回戦が免除)敗退と早期敗退が続いているの。

それには、こんな理由があったみたい。

「スポーツに怪我は付き物。自分も肘に負ってしまった。モンテカルロ大会の前は3週間テニスができなかったが、それでも出場することにした。そんな状態で、ゴファンとのまずまずの試合。彼のうな良い選手を倒すには、もっと練習が必要。」

「肘は毎週毎週良くなっている。先週の金曜日に特別な治療をした。それから良い方向へ向かっている。サーブやスマッシュではまだ妨げになっている。完治させなければならないし、それにはもっと時間がいる。今後はサーブの練習に注意が強いられる。」

「サーブが怪我の原因でもあった。2019年にサーブに問題が見付かってから、日々サーブの練習を何時間もやっていた。だから今は、より慎重な練習が必要。」

まだオーバーヘッドのモーションには違和感があるようだけど、それでも地元ドイツでの大会だけあって、出場するようね。

その大会にはダニエル太郎選手も本戦への出場となります。本来、ランキング的には予選からだけど、前の週の大会でベスト4以上へ進出すると、特例措置が取られて予選を免除されるの。

ダニエル選手は、今週のベオグラードでの準決勝進出によって、その特例措置が適用され、来週は本戦からのエントリーとなりますね。2週連続での好プレーに期待したいわ。

あ、まずは今夜の準決勝ね!

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ナダル、引退はまだまだ

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先週モンテカルロで行われた男子マスターズ1000大会に、全豪オープン以来となる公式戦の舞台に立ったラファエル・ナダルだけど、過去11回の優勝を誇るその大会への出場で、周囲は12回目の優勝かって話題になっていたわ。でも結果はベスト8。

その準々決勝で負けたのはATPツアーの若手であるアンドレイ・ルブレフ。これまでは2度対戦していた両者だけど、いずれもハードコートでの対戦でナダルがストレート勝利を飾っていたの。

そんな状況から、対戦前にルブレフはクレーコートを得意とするナダルとクレーコートでの試合に対して前向きなコメントはしていなかったのよね。

それが蓋を開けてみたら、ルブレフがフルセットでナダルを下したの。ファイナルセットは6ー2とナダルを引き離しての勝利。

そんな負け方をすると、わき出て来るのが引退の二文字。そしてナダルは引退をきっぱり否定しているわ。

「現時点では自分がしていることにハッピーだと感じている。楽しんでいるし、今後の数年間も大会を転戦し続ける機会があることを願っている。」

「もちろん、45歳までプレーしてはいないだろう。できる限りベストなことをしようと努めているし、できる限り長くプレーしようと努力している。」

「誰もが知っている通り、そんなことを続けられなくなる日がいつかは訪れるのは当然。将来のことは誰も予測などできない。自分のブランドとは全てスポンサー契約を結んでいて、その幾つかは45歳より先までのもの。」

「もちろん、まだまだグランドスラムを勝ちたい。それは疑いはない。ノヴァーク(ジョコビッチ)は、もっとそう思っているし、それにもっと集中している。良い意味で。それは彼に取って多くの意味がある。彼はよくそんなことを話しているし、記録についても語っている。でも、自分自身のテニス人生としては、それへ向かっているわけではない。」

そう語るナダル。45歳までって言う表現は、今年40歳になるのにまだ現役を続けているロジャー・フェデラーの存在があるから、敢えて45歳にしたように感じてしまうわ。

全仏オープンでは当然優勝候補の一角になるはずのナダル。今後のクレーコート大会でどんな結果を出してくれるかしらね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、トルコの15,000ドルのサーキット大会では、松田美咲選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、韓国人と組んで第2シードの松田選手が準優勝でした。

エジプトの15,000ドルでは、清水映里選手が準優勝でした。ダブルスでは、緒方&清水ペアーがベスト4でした。

チュニジアの15,000ドルでは、西郷幸奈選手が1回戦で、西郷里菜選手が2回戦敗退でした。第2シードの今西美晴選手がベスト8でした。

男子では、セルビアの132,280ユーロのチャレンジャー大会では、第6シードのダニエル太郎選手がベスト8でした。

アメリカの52,080ドル大会では、綿貫陽介選手が1回戦で、第2シードの内山靖崇選手が2回戦敗退でした。

スペインの25,000ドルのフューチャーズ大会では、望月慎太郎選手ベスト4でした。

トルコの15,000ドル大会では、第1シードの野口莉央選手、第6シードの山崎純平選手が1回戦敗退でした。エジプトの15,000ドルでは、川上倫平選手が2回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドル大会では、川橋勇太選手が1回戦敗退でした。第1シードの今井慎太郎選手、第5シードの島袋将選手がベスト8でした。

ロシアの15,000ドルでは、田島尚樹選手がベスト4でした。ダブルスでは、ロシア人と組んだ田島選手が準優勝でした。

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