日曜日、観戦大好き友達に誘っていただいて・・・。
少し離れた町のテニス大会に観戦へ行きました。
アマチュア3名のグループで、競います。1試合目シングルス。2試合目ダブルス。1勝1敗になったら、3試合目がダブルス、ただし10ポイントタイブレークです。3試合目のダブルスは、組み換えがOK!
男子と女子がありまして。
初めて間近にみる、男子シングルス、男子ダブルス。球が速くて仕掛けも決めも早くて、目が離せない!サービスなんて、フォルトかネットかもよく解らないくらいです。アマチュアでこれなんだから、錦織クンは偉大だなぁと今さらながらに感心。
男子だから、というわけではないですが、アマチュアレベルのはずなのに、男子のサービスはめっちゃ本格的で(というか、私はよくわからないので、本格的にプロっぽくみえて)かっこよかったです。
女子のサーブは、よほどの方じゃないと、プロっぽいね、風に見えなかったりします。(縦に前にどっひゃ~~と跳ねていったりしないんですもん)
小柄な男性で、落ち着いててボレーが(他もだけど)めちゃ上手い方が、競って3試合目で負けてしまってちょっと残念でした・・・。(タイブレークでまさかのサーブをダブルフォルトしちゃってびっくり・・・それまでは全然ミスなくがんがん打っていたんですもん)。
ポイントかかってたから、やはりプレッシャーなのかなぁと思いつつ、別会場へ。
そこでは、朝の第一試合からすごく目立っていた女子のシングルスの方が、何とジュニア選手と試合を開始したところでした。(準決勝かその前か・・・)
ジュニア選手は、自信満々というか、可愛らしい少女3人組は、今日ずっとオバサン(?失礼ですよね、私じゃなくて少女たちからはそう見えるかなと)たちに勝ってきたのですから、いいイメージでウキウキ入場。
可愛い少女も応援したいし、朝からちょっと内心憧れちゃうな、のシングルスプレイヤー(たぶん40代以上)を応援もしたい、私もウキウキ、見ているだけってプレッシャーなくて楽しい!!という気持ちも・・・。
接戦で、すご過ぎて、最後は涙目で応援していました。どっちにも勝ってほしいなということは無理なんですが・・・。
結果をいうと・・・・4-6か、5-7でジュニアの負け・・・。負けが決まった途端、ラケット投げちゃおうかな、のようなしぐさをしそうになりましたが、思いとどまって(見ている私はほっとしました)。でも、たぶんすごく悔しかったかなと思います。
序盤から40代以上さんは、全開、でした。すごくサーブが早いわけではないのですが、いいところに入っていました(さすがにセカンドは叩かれたりしてリターンエースきめられらり・・・)。なんと、ボレーヤーではなく、ストローカーでした。スペインのフェレールみたいな感じで、毎球、がっつり打つんです。よほど追い込まれないと、球が弱くならないのです。(変にドロップショットとかしないんです・・・ジュニアじゃ走ってきちゃいますからかしら)。
私はシングルスとかやったことないのですが、クロスばかり打たないで、ストレートも多く(センターに集めてからしかけ?)、序盤トントンゲームを取り、でもジュニアも追いついてきたし、落ち着いてその方を走らせたりするショットをガンガン打ってきたのです。でも、年長者のほうは、大き目のムーンボールを使ったり、そして深めのガッツリボール、我慢して我慢して”クロス、(逆地点に決め)”から、
”クロス、逆のクロス、もう一度最初の地点に振ってからの、逆ショートクロス決め”にしてずっと打ち合っていくなかでポイントを重ねました。
4オールの時に、1ストサーブフォルtして、相手にセカンド打たれても、全然崩れないんです。
淡々と、言い訳なしに、ただ走る、ただフォアをバックをきちんと打つ。
終わったときも、まだ試合があるし、嬉しさ全開もなくて、ただ淡々と、でした。
とにかく、フォームがきちっと型にはまっていて、毎回膝をかなり曲げて腰を落として、きちんと丁寧に同じようにがっつり打っているのです。
あの方は、このあと決勝が終わっても、もし自分の練習があれば、あと100回以上、あのストロークを打つに違いない、(しかも、ああ、疲れた~~じゃなくて、淡々と同じようなフォームで、クロス、センター、逆クロスと打ち分けていくに違いない)、そう思いました。
私は、以前本で読んだ言葉、ソリッドテニス(崩れないテニス)という言葉が好きでした。頭の中で漠然と、いいイメージだな、私も今度、崩れないテニスを目指すとか言っちゃおうとか思ってました。
はい、本物は違います。ジュニア選手は崩しきれなかったから、悔しかったのだなぁと思います。
自信がなくて、どんどんラリーしていくうちに追い込まれていく私のストローク、ちょっと改良して、たまに、ええい、打っちゃえとか思って、一種のカケみたいにうつ私のストローク、外すとか、はみ出て、「ごめん、○○地点に打とうと思ったのに」という言い訳つきのストローク。
これは、絶対に次がない、成長がないのです。だから、昨日は、怖かったけど失敗もしそうだったけど、本当は自信もまだなかったけど、あるつもりでがっつり構えて、ええい!という気持ちでつなぎ球を打ちました。(ポーチに出るんなら出てみろ!・・・というつもりで)
いつもの中ロブばかりじゃなく、ガッツンと打つ代わりにきちんと回転をかけようと、それでいて、持ち上げようと、膝を早めに落として打ちました。(多少の打点遅れは、仕方ない、あわせていこうと思っていました)
まだまだ狂いはありますが、ちょっと弾道の低い(実は、イメージより低くなって、ネットぎりぎりになってしまいましたが)攻め込まれないがっつりつなぐ球のイメージで打てました。
後は、落ち着いて、そこでいきなり、ほわっとロブしてみたり、ちょっと工夫して短くしてみたり、またそのあとガツンと深く打っていけたらと思いますが、まだまだ先かも。
でも、フォアハンドがだんだん誤差が減ってきたかもしれません。打点も少し慣れてくれば、一番打ちやすい打点で打てるようになるかもです(もちろん、相手の球しだいですから、対応していかねばなりませんが)。
去年は、先輩がたとラリーしていたら、どんどん追い込まれるだけ・・・のイメージしかありませんが、これからは、打ち合っていこう、追い込まれないように打ってみよう、あわよくば・・・ラリーで打ち勝とう!と思って打ちたいです。
あの女子シングルスプレイヤーさんは、1球も”負けるかも”という風に打っていなかったのです。(結果的に取られても、自分は100%出したと、胸を晴れるからこそ、次のポイントには、もう切り替えておられたみたい)
弱くても、結果的に負けていても、弱虫ではない!というブリ婆さんになります!!