自分を保つ。

私にとって、一番難しいのはまさにこれ。

性格がセコイので、何でも一番!が良いと思って、生きて来ました。
小学生の頃は、テストが100点の人から《お代わり》が出来るというルールを小学三年生の担任が決めて以来、勉強頑張りました。90点を取った時に先に大好きなオカズをA君が沢山取って以来、負けるものかと。同級生が皆、スポーツも出来てハンサムなA君をステキなどという中で、私はフルーツヨーグルトの仇をとる事しか考えていませんでした。一人だけ100点の時にA君の大好物のカラアゲとかたくさん取って、「止めてくれよ〜」と懇願させた時は心の中でガッツポーズ!

あ、完璧に横道に逸れてしまいました。

今、普通の主婦としても、テニス愛好者としても、一番はおろか、迷惑過ぎる劣等生でありまして。
と、そうなれば、せめて自分の今出来る範囲の最高!スペシャル!を出さねば‼️と思うようになりました。

で、『練習は、試合のようにやる』とばかりに気負って頑張り…。まあ、頑張りたいという気持ちは周囲の皆様も温かい目で見てくれるのですが。
下手クソなので、思うように上手く出来ない事も膨大にありまして。で、最初は1/100しか出来ない初心者だと自分でも理解していますから、少しまぐれがあると「やった〜!」と嬉しい気持ちになりました。
【最近、1/30位成功すると勝手に思い込んでいたようで…、いちいち自分のミスが気になりだしてしょうがないのです。】
という現象が、自分を客観視してみてわかりました。あと、
【すごく褒められて貰えることに飢えてる】のだということも。

以前、書きました。とあるイベントで出会ったコーチに
『良い人を演じるのを止めなさい!』と言われたことを。

今、それと似たようなことを痛感しています。
私は、他人の目を気にしながらテニスをやっているのです。
だから、〈クロスに返して〉と言われると、ラリーを続ける球を返すのか、バシンと打つ(但し、ミスの可能性も増える)のか、考えてしまいます。
最近、ネットミスが減った事もあり、余計なことを考えています。

12日のレッスンで、フォアボレーを二度同じようなミスをしました。いつもコーチが同じようなミスを二度してはいけないと言われているので、そこからもうプレッシャーです。
次は何とか挽回しなくては!安全策を練ったと評価されるか、もしくは積極的に見せるか。そう、どう評価されるかどう見えるかが全てで、実際がどうかなんて要素は滑り落ちてます。
そして、まあ、面白い位、全てが裏目に出ました。ここはビシッと決めたいスマッシュは、いつもふかすので、下に叩きつけ、ネット直撃。短い球を浮かさないように気をつけて、ネットに弾かれそれもまた自コート。

で、コーチ「ドンマイ、切り替えだよ!」と言ってくれているのですが、自分が自分を許せない。
……ですが、冷静になって考えてみると、

1:下手クソが1/1スマッシュミスをしたことって、驚くほど重要な話じゃない。
2:一生懸命にやったけど結果的にミス、なら世界中の人たちに責められたとしても、言い訳しないで胸を張っていても良い。
3:セリーナですら、スマッシュミスを簡単にやって、解説者が
「いや、珍しいですね、ええーっとライトでも目に入っていましたかね?」と言ってしまった場合でも、ブーイングもなかった。もちろん、セリーナも顔はこわばっていたけど、照れ笑いもしなかった。

もちろん、漫然として、何度も同じミスを繰り返すのも困ると思いますが、改善しようとしつつも、すぐに直せないレベルの人間なんで、とりあえずミスを覚えて帰り、引きずらないようにしようと思いました。
でも、スマッシュ、ボレー、サービス、ストロークが全て不調だと凍りつきたくなる気持ちも少しは解ってくださる方もいますよね?

昨日、また壁打ちに行きました。
GWの時、家族に酷評されて以来、フォアストロークとサービス恐怖症でしたが、誰も見ていない、誰にも迷惑掛からない壁打ちをして、ようやく落ち着きました。

一番マズかったのは、やはり失敗怖くてギリギリまで球を見てガチガチに振っていて、ともすれば足が踏み込めず。また、踏み込みを意識していると、今度は前に突っ込みぎみ、and踏み込み足が前にバタンと落ちぎみに(水溜りを飛び越えて着地したみたいに)なり、ラケットを追い越し、ラケットを体の近くで振っている傾向かもしれないと気づきました。

先日から、コーチのアドバイスで「打点をもう少し前に!」というのがありました。直し方が解らずに同じことを何度も指摘して貰いましたが、もしかしたらこのことかもしれません。

昨日は、壁打ちの後半、短いゆったりラリーをしました。

ボールがバウンドして向かってくる、左手を伸ばして距離を測りつつ準備、左足を踏み込むよ、左手の位置で打つと思ったでしょう、でも右手(ラケット)は、ちょいと出し抜き、左手より、少し前でインパクトしちゃうんだな、それなら好きにすればいいわ、(と左手が思ったか思わないか、右手のアシストでわざと引っ込んであげて)、でも右手はボディから生えてるから、ボールを前方に送った後、勢いで弧を描いて左肩の上に来て、左手もそれを支えてあげる、ゴッコをしていました。(恥ずかしい人ですが、少しオカシイだけの無害な人間です)

それで少し良くなったような気がします。
とりあえず、左足と右手が同じような位置にある癖は、取れそうです。
あと、アプローチ後のファーストボレーの失敗だったので、スプリットステップが疎かだったこと、それからやはりフォロースルーで両手でラケットを構え直し(グリップチェンジも出来れば)していないで、ただ恐る恐るボールを見ていただけなのが原因かもしれません。

メンタルも、もう少し他人様を気にせず、やるだけのことはやってると胸を張れる行動をするように鍛えます。

スケジュールが空いたから、中日杯を見に行きます。こんなことなら、試合に出て鍛えて貰いたかったです。次はもっともっと頑張ります♪♪


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