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私はカナリア

こんにちは。

え? ブリ婆は、自分のことをカナリアと思っている…の?

ブログでは、姿も声もわかりませんが、鳥の中でも見た目の可愛い、そして声の美しい鳥と思い込んでいるとは!
なんて図々しい!

とお思いの、そこのあなた!

違うのです!

子供の頃、ドリトル先生の物語を読んだことがある方は察してください。

昔、炭坑で有毒物質、気体等が発生する時のセンサーとして、炭鉱夫さんは籠に入ったカナリアを連れて行きました。カナリアは、人間より先に有毒物質に反応します。弱ればたちまち、止まり木に捕まっていられません。元気な時はさえずっているので、さえずりが聞こえなくなり、籠の下に落ちていれば人間は避難するのです。

5月の試合、少しいつもより気温が上がり、少しいつもより頑張ったブリ婆はキューと言ってリタイア。

そして、最近のレッスン時には、練習したい気持ちはあるものの、真っ先にハアハアし始め、走れない、捕れない、打てないとへばり始めます。
今週も、朝から何となく疲れが取れていない感じでした。

ロブ合戦を想定した練習。
コーチからAに球出しして、AはXに打つ。コレは球種は何でも良い。
Xは、前衛Bの頭を越す球ロブを打ち、Aがチェンジして打ち返すような場面での練習です。
Aの立場は、3名が一球づつ交代でまぁ良かった。Xの位置がかなりシンドイのです。6周打ちっ放しでした。で、ブリ婆はXを2番目にやる羽目に。

で、Aの立場の先輩達がほぼ全員、トップスピンロブを打ってくるのです。フェンスくらいまで下げられてから(エンドライン1.5mくらいの位置から)、前衛Bの頭を越すロブがほとんど打てない、また想定練習なので、前衛が動いてスマッシュで打ってくるのでそこで終わってしまいます。
ヘロヘロになりながら、ロブを上げていると、
コーチが指示してるのですが、それが良くわからないのです。スマッシュで決められ、コレ明らかに捕れないと思い、走らなかったので叱られてるし、なんか自分には
「待たれてる時はそこにロブを打たない。」と言われているのかなと聞こえたのですが、聞き返す勇気も元気もないのです。

想定練習なのに、ロブ打たなくていい?
相手のロブでめちゃ下げられ、ずっとロブばかり来るので、コレはアレンジしてロブカットしても良いんじゃね?
シンドイし、省エネになるんじゃね?

というわけで、唐突に冷やし中華始めました、ならぬ、ロブカット始めました。
が、3球くらい、やり通し、本人的にはラリーになってきたと思ったのですが、
「そんな位置でノーバンで打たない!」と注意されてしまいました。

え?省エネロブカットはダメ? う〜ん、またずっと下げられて苦し紛れのロブを上げ、ドロップを打たれ、前に走れないわ、捕れないわ、怒られるわ、無茶苦茶疲れました。
コーチも「ほら、ちゃんと良いロブが返り出してきた。」
深く入ったら、サービスラインに上がり、省エネしようとしたら、クロスにロブを打たれ、走ってフォローするも追いつかず。先輩たちは、決めるの飽きて、ロブで走らせるシリーズを始めたようです。で、皆様の6周予定の半分にしてもらいました。

コーチがガッカリしてるのも、伝わってくるのです。
「やり続けられそうにないから、仕方ないわね。」と言うので。
ムキになって、「やります!」と言ったこともかつてはありましたが、そんな元気は残ってなかったです。
まぁ、ロブを上げるのも全身運動ですな!ってことがわかったのと、
シンドイから、チョチョイと小手先で相手の球の威力をそのまんま返すロブは、全然ダメだということも学び、木曜のサークルでも、ロブばかりやってみたものの、今日は、誰もトップスピンロブなんか打ってこないのですから、またまた全然ダメ体験を重ねて心が折れました。

ここ最近、明らかに体の状態が悪いのです。
テニスがしたくない訳ではないのです。終わってみれば、普通に笑顔で帰宅できるのです。

私は、限界まで頑張った方が良かったのかなぁ?

でも、5月の試合のリタイア状態をまたやってしまったら、どうなるのかわからないのです。
あの時は、実は大ごとになりかねない一歩手前で、それで、内臓疾患を抱えている自分としては、あの負荷は、マズかったのではなかろうかという、気持ちでいます。

少しづつパフォーマンスを上げたい!
なのに
明らかに、体力は落ちているので、怖いのです。すごく疲れ易くなっていて、朝起きた途端に、ベッドに戻りたいと感じることは、昔は無かった、です。

8月の検査が怖いです。

もう激しい運動はダメですよ。とか言われたら困るし、9月に入院なんてしたら、全レが見られません。

ボレーの足さばきをこれから頑張ろうと思っていたのに、…。

まぁ、とりあえず、ポンポン言うコーチですが、私がヘロヘロ始めたので、休憩を長めに入れてくれました。一番弱いやつに歩調合わせると、安全な山登りという話もあるくらいです。

センサーとしては役に立っているのかも。

もう一度、この状態から立ち直りたいです。

以前、わからないなりにテンポの速いボレーの球出しで、すごく疲れたのですが、途中から、足が上手くさばけているような気持ち良さを感じたことがあるのです。
乗馬の初心者が、馬が歩く振動すら怖いはずなのに、ギャロップされてしがみついてるうちにリズムに合ってきたような、感じというのかな。

頭では未だにスプリットステップがわかってないのに、コーチの球出しが速いので、どこかのタイミングで、少しジャンプして空中で、どこかにも傾いていない、かつ、転ばない、ゼロ状態にならないと、スピードについていけず、ボレーも間に合わないので、体が自然とスプリットステップみたいなのをやり始め、そしてタイミングが合っている時は早く動いているはずなのに、体が全然疲れなかったのです。
その不思議な感覚。

一年に一度あるか無いかの、フォアハンドストロークが無理なくスパーンと飛んでスピン量も自分で自分の思った通りに加えられ、思った処へ飛ばすことが出来た感覚。

「それだよ!今のだよ!」とコーチも言ってくれる球。
最近、打ててないです。

変に考え過ぎていない状態で、力み過ぎていない状態で、足を動かして打てる感覚。アレをもう一度味わいたいです。
死ぬまでに。もう一度。

試合の勝ち負けではなく、誰かの球を拾いまくるしか能がない私でも、
「今のが、自分のベストショット!」って、自分で自分を褒めたくなるような球が打ちたい。

だから、少しづつ、体力を戻したいです。

ロシアの初めての女性飛行士が、通信で使用した言葉。
私はカモメ。
誇らしかったでしょうね。

私は、ビートルズのブラックバードという歌が好きで、お葬式に流して欲しいくらいなのですが。

サビで歌われる部分の。
傷ついた翼で、再度飛ぼうとしている鳥
を励ましている感じのフレーズが好きです。

まだまだ、マッチポイントじゃないし、急には無理だけど、少しづつ負荷をかけて、せめて2時間くらいはテニスの練習出来て、「ねぇ、暇なら1時間延長してゲームして帰らない?」って言えるくらいまでになりたいです。

頑張り過ぎないようにしつつ、頑張ります。

カテゴリー: テニス・自分なりの作戦?! | 投稿者ブリ婆 | コメントは受け付けていません。