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レジェンド大会(観戦の続き)

下の記事からお読みください。

おみかん大会決勝大会の準決勝以降と、レジェンド大会の感想はかなり似ています。

さて、下記に書きましたが、観戦するブリ婆の気持ちは、検査の前後かどうかで違っていました。
検査の前であった、おみかん大会では、
「これで、観戦も終わりになってしまうのかな、あんなに素晴らしいプレイ、自分は出来ないだろうけど、目指して練習することもなかったなー。」とほとんど他人事。

検査後に観戦した、レジェンド大会では、もうそれこそ一生ブリ婆なんか到達出来ないだろう、そんな感じなのに、やはり心が落ち着きませんでした。知恵熱が出ました。
アリンコが、ふと空を見上げてみたら、空を駆けていく天馬が陽の光にきらめいていて、感激しているだけでやめとけばいいのに、ああなりたい、と思ってしまいました。いや、ああいう試合に出場したいというのではなく、あのようなプレイがしてみたい!と思いました。

アリンコから天馬になるまで何回転生すれば良いのでしょうか?一万年後には転生していますかね?

下記に書いたボレーのポジショニング、とか細かい点ではなく、特に突出した派手な売りがないように見えてしまうほど、安定して勝ち上がっていくペアがいました。レジェンド大会なので、今まで全国レディース大会で勝ち上がったりしているペアも多く出場しています。
元から大好きな、生き生き動く若いペアもたくさん出ていて、楽しみにしていました。

なのに、その安定したペア(並行陣ベース)を見てしまってからは、他の試合が見に行けない状態でした。
失礼な言い方ながら、素人の眼には、何故勝っていけるのか最初良くわからなかったのです。
サービスが強いわけじゃない。リターンエース量産なわけではない、生き生き動くわけじゃない、厳しいパスに苦しめられる時もあり、なのに、静かに安定していて、力んだ訳もないのにいつのまにかスコアが追いついていて。
ミスもして、あーとかも言ってるのに崩れていかないのです。
相手ペアの厳しいサービス。ようやく返しています。でも、ラリーは若いペアが先に仕掛けようとして失敗。球も凄いロブではなくて、中ロブ気味。とりあえず、前衛に取られない球でラリーをし、
ただ、ボレーが本当に上手いです。華麗なドロップボレーも見ましたが、ほとんどエンドラインそばのそれほど強くない、正確第一のボレー。そして、急なショート。

自分も前回試合に勝った時、とにかくリターンをコートに入れることを第一にして、ペアさんとも、前衛さんに球を取られないことを心がけているだけで、かなり上手い人についていけて、手ごたえを感じた経験があります。図図しい考え方ですが、レベルは違いますが、少し似ています。
だから、最近頭の中でモヤモヤしていましたが、迷った挙句に北極星を見つけた気持ちがしました。
ストロークももちろん素晴らしいのですが、並行陣になってからの安定感。

球もご自分達の好きな速度に調整された、長めのボレー。あえて厳し過ぎるところを狙わず、安定したボレーで相手ストローカーに仕事をさせて、あまりバタバタしない試合運び。

優勝ペアには勝てませんでしたが、あの落ち着いた試合運びを観戦できたことは何よりの収穫でした。

病気で死なないならばテニスを頑張ろうと思いましたが、今更、イキイキしたプレイを目指していけないと思っていたので、ようやく目標が定まったのです。
あとは、その目標に近づくための正しい道を見つけていきたいです。
頑張ります。

追記《おみかん大会決勝大会の準決勝以降と、レジェンド大会の感想はかなり似ています。》
について
似ている点は、身体の使い方、です。生き生き動いていく人、それほど動いてみえない人、人によって違いはありますが、変に疲れ過ぎていくような動き方をしていないのです。力んで打った時も、さほど疲れない程度で、身体とラケットがお友達な感じです。また、それほど動いていないようにみえた人も(特に平行陣)、スムーズに前後動いています。私は打たれてから、わ、ヤバ!と言ってバカ走りをするのですが、スルスル〜っと動きます。慣れてる動きなのでしょう。
ガツガツしたスポーツではなく、スマートなスポーツだと学べました。

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観戦(女ダブ)してきました♪

こんにちは。

久し振りに観戦の感想を書きたいです。毎度書いてますが、ようやく初心者大会で少し勝てる回数が増えてきた程度の人間が趣味で観戦した感想ですので、悪しからず。

10月末に行われた、おみかん大会(正式名称ではありません)、11月1日に行なわれたレジェンド大会(これもまた正式名称ではありません。今まで大きな大会で活躍した方々しか出られない大会)の二つを別々の感覚で観ていました。

1:おみかん大会決勝大会
元々、予選がありまして、その予選を勝ち抜いたペアが集っての大会です。
実は今回、以前より顔見知りの方が初めて決勝大会に進出したので、楽しみにしていました。自分の練習が終わってから駆けつけますと、初戦を勝ち上がったというので更にテンション上がってきました。

が、なんと!同時刻に見たい試合があり、両方のコートが見渡せる(ほぼ90度くらいの角度で)、丘の上から両方を見ることに。
こうなると、もう気分は純粋な応援とかではなく、とにかくガツガツ観たいだけの亡者。

A:知り合いのXさんペアと優勝候補のペア
スタートは、Xさん達が良かった。今、勢いがあるんです〜〜感が出ていて生き生きと動けてる!ゲーム二つ先取したのですが、それ以降、1ゲームも取れずに敗退しました。
Xさんの強みが発揮できるボールが行かない…?
雁行陣で、Xさんペアは双方ストロークも上手く、夏に見た時より、スライスやロブの球種、スピードのバリエーションが増えていると感じましたが、何かそういう次元の話ではありませんでした。
相手ペアは、Xさんがスマッシュに行く球、ポーチに行く範囲、だいたい最初の3ゲームくらいで把握して、前衛のXさんを無害化しています。私から見れば、素晴らしいストロークの球を難なく好きな形で返し、ロブチェンジさせ、嫌というほど、後衛1人に仕事をさせてます。
もちろん、優勝候補ペアの後衛も同じようにラリーに付き合っているのです。若い2人の球のスピードを生かして、ただ自然体な感じで打っていて、疲れる様子も無く、全く崩れる隙など見いだせませんでした。

B:どうしても見たかった試合

お名前を知らないのですが、この一年、ボレーの上手い人を見たい気持ちで、ついつい見とれてしまう方がコートに立っていたので、逃せないなと思いました。実を言うと、まだガンガンに勝ち上がっている方ではありません。そういう方々の中に、「あ、この方のボレーのこういう所が好き!」というのを見て、心の中で拍手して見とれているのです。今回も、強い方々に当たり、接戦ながら敗退してしまいました。
その方のボレーの1番好きなところは、ポジショニングです。基本に忠実なので、素人が見ても見やすいので、とても参考になります。(逆に、強い対戦相手ペアから見ると、セオリー通りなので、動きがバレ易い欠点があったのかもしれません)
センターに早めに寄って、ワイドに決められるのも多かったです。が、どんなに当たり前のラリーの時もきちんと足が細かく動いていて、ブリ婆にとつて、お手本を見せて頂いた、至福のひとときでした。

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