今ではほとんどの人が使うようになったオーバーグリップですが、そのグリップテープを交換する目安は人によって実に様々ですが大雑把に分けると3パターンでしょうか。
まずキレイ好きというかこだわり派なのか、とにかく一度でも使ったらもう巻き替えるという極端な人を筆頭に2~3回で惜しげもなく捨て去るタイプ。
そして真逆のとことんダメになるまで使い切るという主義の人は、ウェットタイプのしっとりペタペタするフィット感だったグリップテープが完全に乾涸らびて擦り切れて毛羽立ちが目立つほどにならないと換えないというある意味で頑固なこだわりを持つ。
3パターン目のプレーヤーはそのどちらでもなくいわばノーマルというか標準的な人で、ある程度の回数を使って汚れが目につくか表面が剥がれかかってきたら交換するという普通の感覚の持ち主です。
さて、そんなグリップテープの交換頻度とテニスのプレーのあいだには相関するものがあるのか?
まだ研究段階?なので詳細は公表できませんが、一つだけ書かせて頂くことにしましょう。
それはですね、すぐに換える潔癖タイプと逆のとことんズボラタイプは意外なことにどちらもハードヒット至上主義なことが多いのです。
一方の普通に使用するタイプはやはりテニスも普通で、極端に強打したりアグレッシブなプレーで度肝を抜くというようなことはほとんどしません。
これはどういうことなのか?
たぶん性格的にすぐ換えてしまうのも腐るまで使い切るのも常軌を逸した振る舞いという観点からは「同じ穴のムジナ」で、そういう人はテニスでも「常人とは一線を画したプレーをしがち」ということなのではないかと思われます。
あとプレーとは別にこんな傾向もありますが、先ほどの話と同様にあくまでも僕個人の体験的な観点からのみでの印象ということであまり真剣に受け取られませんように願います。
ではそのある傾向とは・・・
これも実に意外なことにいつもピカピカグリップのキレイ好きはややプチメタボ体型に見える方が多く、「これって腐ったバナナかよ?」みたいになるまで使い倒すタイプはスリムというか痩せっぽちだけどけっこうオシャレな人という場合が往々にしてあるんです。
不思議だけど面白いものですよね、まぁもちろんキレイ好きでスリムでオシャレという方もたくさんいますから、あくもまでも僕がたまたま今までに見た中だけでの話ということですから悪しからず