ストリングの不思議

ポリエステル系のストリングはナイロンに較べて格段に丈夫なのですが、グロメット近くで強くボールが当たると簡単に切れてしまいます。

いわゆる角切れというやつでハードヒットする方にはどうしても避けられないもので、下手をすると張りたて直後でもプッツリとイッてしまうのは致し方ありません。

僕もかれこれ10年以上はポリエステル系ストリングを使っていますが、もうほとんどハードヒットしないので滅多に切れることはありません。

そんな久しぶりのストリング切れが昨日はレッスン中にあり、ナイロンではほぼ必ずメインが切れてしまうのですがポリの場合はクロスが切れることが珍しくなくて僕のも真ん中のクロスが切れてしまいました。

しかし、打っていると途中でメインではなくクロスが切れてもあまり音も手応えもないのでわかりにくいのです。

昨日も切れた時に(あれっ?)と思いましたが気のせいかなと考えてそのままラリーを続けようとして次に来たボールを打ったら、思わず「えー!?何でこんな酷いんだ」と独り言を叫んでしまうような大ミスホームランでした。

それで新しいボールをキャスターに取りにいく際に何気なくラケットを見たら切れていることに気がついて納得したというわけです。

(横糸が切れるとあんな風になってしまうのか?)と初めての体験だったかも知れません。

メインストリングが切れたら音と感触ですぐにわかるのでそのまま打つことはまずないので、それで打つとどんな飛び方になるのかよくわかりません。

というか憶えていません、もうかなり大昔に試合中に切れてとても大事な局面だったのでそのまま続行してはダメなことは承知でしたが止むに止まれずプレーしてしまったことがありますがどんな風にボールが飛んだかは忘れてしまいました。

しかし、あんなにたくさんのメインとクロスで編まれているのにたった1箇所が切れてしまうと全く機能しなくなるのですからストリングの張りというのはやはりきちんと隅から隅まで正確かつ丁寧に張り上げられていなくてはならないものだとあらためて感じます。

飛び方が少しでもおかしくなったらまずストリングを疑ってみましょう、せっかくもっと良いボールが打てるかも知れないのにダメになったストリングを使い続けて無駄にしてしまわないようにしましょう。

梅雨が明ける前にぜひ張り替えをして真夏のテニスは新しい安定した飛びのストリングで爽やかにプレーしてください!


カテゴリー: 未分類 | 投稿者fresco 17:03 | コメントをどうぞ

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