WOWOWで録画してあるドラマや映画が30本以上あり早く片端から見て消去していかないと容量がオーバーしてしまうので、夕食後にテレビに向かってそれを実行しようとすると今は全仏オープン真っ盛りなのでその画面が現れると(ちょっと観るか・・・)となってしまうのは当然です。
しかし、そのちょっとが全然ちょっとではなく最初の試合とその後に続く試合まで見入ってしまい気がつくと夜更け
まぁグランドスラム大会をやっている間はそんな感じで仕方ないですから、しばらくは他のドラマや映画を観るのも新しく録画するのも諦めます。
そんなフレンチオープンのレッドクレーが今年は一段と鮮やかに輝くように見えるのですが、セット毎に急いで砂を均して綺麗なブラシの筋が付いたその様子はまるで京都の石庭を思わす佇まいです。
いわゆる日本文化が世界に誇る「侘びと寂び」を現す典型的な様式美に通じるものを感じるわけですが、そういうことを強く意識するのはやはりあの龍安寺の庭のようなコートに似合うのは日本人ではないだろうかという思いがあるからです。
優勝セレモニーでは派手なパフォーマンスではなく、センターコートの真ん中に畳み一条を敷いてそこでお茶を点てて錦織選手が静かにそれを戴く、なんてことが出来たらパリの皆さんも大喜びしてくれるのではないでしょうか!?